抗生物質耐性菌対策として注目のバクテリオファージ療法とは|東京工業大学 丹治保典名誉教授インタビュー

イスクラ産業株式会社のプレスリリース

イスクラ産業株式会社は日本初のバクテリオファージ情報サイト「バクテリオファージ.jp」の公開2周年を記念して、特別インタビュー「バクテリオファージの魅力と臨床応用を目指して」を実施しました。今回のインタビューでは、東京工業大学名誉教授、早稲田大学客員上級研究員(研究院客員教授)の丹治保典氏に、薬剤耐性菌(AMR)対策の一つとして近年脚光を浴びつつある「ファージセラピー」についてお話しを伺いました。

〈内容〉
現在世界各国で抗生物質の効かない抗生物質耐性菌の拡大が深刻な問題となっています。
2014年の英国政府の報告によると、もしこのまま抗生物質耐性菌拡大を止めるための施策を何も行わなかった場合、2050年には抗生物質耐性菌によって年間1000万人もの人が亡くなると見込まれています。
そんな中、バクテリオファージを利用した「バクテリオファージ療法(ファージセラピー)」が抗生物質耐性菌との闘いにおける一つの突破口として注目されています。

バクテリオファージは宿主となる菌だけを狙って溶菌することで、細菌叢のバランスを調整する役割があります。バクテリオファージは抗生物質耐性菌のコントロールへの活用のみならず、ニキビや腸内フローラの改善といった身近な分野での応用も期待されております。

バクテリオファージを用いることで、問題となっている病原菌を減らし、細菌叢のバランスを整えることができます。バクテリオファージを用いることで、問題となっている病原菌を減らし、細菌叢のバランスを整えることができます。

ファージセラピーの社会実装を目指した研究を行っている丹治保典氏に、ファージセラピーの今と未来についてお話しいただきました。

※このインタビューの全文は下記ページより読むことができます。

抗生物質耐性菌問題とは何か
https://bacteriophage.jp/archives/3654

抗生物質耐性菌から身を守る
https://bacteriophage.jp/archives/3716

バクテリオファージとは何か
https://bacteriophage.jp/archives/3726

バクテリオファージの動物医療への応用
https://bacteriophage.jp/archives/3865

バクテリオファージの人間への応用
https://bacteriophage.jp/archives/3733

【インタビュー動画】
 

 

【丹治保典氏プロフィール】
東京工業大学名誉教授、早稲田大学客員上級研究員(研究院客員教授)
ファージセラピーの社会実装を目指した研究を行う。

●イスクラ産業株式会社 会社概要
https://www.iskra.co.jp/
【本社所在地】〒103-0027 東京都中央区日本橋一丁目14番2号
【設立年月日】1960年3月
【資本金】1億円
【事業概要】ロシア・CIS諸国・中国との医薬品、医療機器、化学品の輸出入
中成薬(中国漢方製剤)の製造、販売
【代表取締役社長】陳 志清

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