ミツフジ、クラボウ向けスマートウオッチを開発

ミツフジ株式会社のプレスリリース

ミツフジはクラボウの体調管理システムに連携したSIM搭載のスマートウォッチを開発しました。作業者の体調変化を検知すると本人と離れた場所にいる管理者へ通知するだけでなく、現場で最もニーズの高かった安定した通信環境を可能にしました。また緊急通知・時刻表示・歩数・温度など多彩な機能も搭載したLTEモデルとなっており、2022年6月の販売を目指しています。

ミツフジ株式会社(本社:京都府精華町、代表取締役社長:三寺 歩、以下、ミツフジ)はこのたび、マルチキャリア対応のSIMを搭載することにより、クラウドと直接通信を可能にしたウェアラブルデバイスを開発しました。これは倉敷紡績株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:藤田 晴哉、以下、クラボウ)の暑熱リスクと体調管理ができるシステム「Smartfit for work」に連携し、作業者が自分の体の状態が分かるだけでなく、離れた場所にいる管理者も、デバイスを装着している全作業者の暑熱リスク、体調、心拍などを把握できる集中管理機能を搭載しています。また作業者からの緊急通知の他、時刻表示、歩数、温度などの機能がついており、日常生活でもご使用頂けます。

1月19日(水)~21日(金)に東京ビッグサイトで開催の「第8回ウェアラブルEXPO」に出展するクラボウブース内にて、本デバイスを展示します。本デバイスはSIMを搭載したLTEモデルとして、見守りの現場で最もニーズの高かった安定した通信環境を実現しました。
 

【スマートウオッチ型ウェアラブルデバイス開発の背景】
ミツフジが持つ導電性の高い銀めっき繊維を電極としたスマートウェアと、クラボウが持つ作業者の暑熱リスクと体調管理システムを活用した健康管理や見守りのプラットフォーム構築に向けて、「作業者への安全・安心の提供」という同じミッションを持つ両社は2020年に協業を開始しました。ミツフジはこれまで培ってきた技術を応用し、通信に依存しない、手首に着けるだけで暑熱リスクが事前に可視化できるバンド型デバイスhamon bandを2021年に開発しました。クラボウは作業者の生体情報と作業現場地域の気象情報などを解析し、作業者の暑熱リスク管理や体調管理のソリューションを2018年より提供しており、一人でも多くの作業者のリスク低減を可能にする職場環境の構築とウェアラブル市場の拡大を目指し、両社の技術と知見を活かした機能性と実用性を高めた本デバイスが誕生しました。

 

【スマートウオッチ型ウェアラブルデバイス概要】
機能:暑熱リスク※、体調※、心拍※、緊急通知※、時刻、歩数、温度、バンド着脱判定、QRコード、アンケートなど(※はディスプレイ上の表示および振動による通知)
連続使用可能時間:12時間以上
カラー:Black
防塵防水性:IP67
電池:充電式
製品サイズ:ディスプレイ画面38mmx45mmx12.7mm、バンド幅22mm
発売年:2022年6月
※医療機器ではありません。
※機能、連続使用可能時間、カラー、サイズ、販売年は、予告なく変更する場合があります。

 

【クラボウ 繊維事業部 事業推進部 部長 藤尾 宜範】

ミツフジ様とクラボウは、「作業者への安心・安全の提供」という同じミッションを持っていることから、当社が開発した暑熱リスク管理と体調管理ができるシステム「Smartfit for work」を活用した共創ビジネスを2020年から取り組んでおります。今回、ミツフジ様が開発されたスマートウオッチ型ウェアラブルデバイスを使用することにより、通信用のスマートフォンが不要となり、利便性がより高まることで、今後の市場拡大に繋がるものと大いに期待しています。「Smartfit for work」と連携できるウェアラブル端末の選択肢が広がり、様々なユーザーのニーズに応えられるようになると考えています。今後も共創ビジネスを通じて、安心・安全の観点で社会課題の解決に取り組んでいきたいと思います。

 

【ミツフジ株式会社 代表取締役社長 三寺 歩】
当社は、クラボウ様と2020年より、協業を進めてまいりました。クラボウ様のSmartfitが目指す安全・安心の取り組みのさらなる向上に向け、新製品の開発を担当させていただいております。協業の新たな深化により、お客様の安全・安心に貢献できることを大変嬉しく思います。発売に向けて、さらなる努力を続けてまいります。

 

【第8回ウェアラブルEXPO クラボウブース概要】
■会期:2022年1月19日(水)~21日(金) 10:00~18:00(21日のみ17:00終了)
■会場:東京ビッグサイト
■ブース番号:東1ホール 1-48
■公式HP: https://www.wearable-expo.jp/ja-jp.html
※入場には招待券が必要です。事前に上記リンクよりお申込みが可能です。

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