ナリス化粧品、ニューノーマルのビジネス環境支援、研修センター改装

株式会社ナリス化粧品のプレスリリース

創業90年を迎える株式会社ナリス化粧品(代表者：村岡弘義　本社：大阪市福島区)は、主力生産拠点である兵庫県三木市の兵庫工場敷地内の研修センターを、ニューノーマル時代に合わせて改装し、7月7日にリニューアルオープンします。昨年4月以降の緊急事態宣言発令下は、利用を中止していましたが、今回、大規模な改装を行い、全国の約21万人の販売員が、新しいビジネスの発信拠点とて活用できるインフラの整備を行い、女性がどんな時代でも、自立し、自分らしく、長く働くことの支援を行います。

2021年6月30日

非接触で見る　未来の肌

60年超の女性の職業支援を現代に合わせて更新

当社は、「會陽化学研究所」として1932年に創業し化粧品の製造を開始。当初は、百貨店ブランドの化粧品の下請けを行っていましたが、1936年から「ナリス」を商標登録して自社ブランドの販売を開始。1959年から開始した訪問販売は当社の主力流通で、現在でも売上の約6割を占める主力事業です。1959年当時は、副社長であり、創業社長夫人であった村岡愛が、知識や技術を身に付けることで女性が自立できる職業として訪問販売を定着させました。

1964年　村岡愛による販売員研修

訪問販売の販売員の学びの場、研修拠点として1967年に竣工した研修センターは、時代や要望に応じて徐々に規模を拡大し現在に至ります。当社では、女性が生き生きと自分らしく、長く働くことを支援しており、化粧品の知識やエステティックの施術技術の伝授だけでなく、個人サロン開設や経営面などの事業支援、コンサルティングまでを行うことで、結婚出産育児のために離職し再就職を望む女性や、他に仕事を持つ女性が副業としてといった例を中心に10代から90代まで約21万人の女性が販売員として登録し、年齢に関わらず学び続けること、知識や技術を得ることで美に関わる仕事をしています。

体験ギャラリー

〔新研修センター概要〕

発信スタジオ…メーキャップアーティストやエステティシャンなどの専門技術を持つ社員が、ライブ配信や動画撮影を行う場。
体験スペース「ナリスラボ」…オリジナル口紅づくりなどのリアル体験を行える場所。化粧品づくりへのこだわりを感じることができる体験スペース。スケルトンのラボは、外からも見学することが可能です。
展示&体験ギャラリー…新製品の展示や、当社の品質や肌のチェックができる体験できる5つのコーナーなど、「見る」「知る」「触れる」ことで、モノづくりへの理解を深めることができます。

※その他、研修ルーム・ダイニング＆カフェ・キッズルーム完備。

また、敷地内には2019年6月に竣工した新工場や、2021年2月にオープンした企業資料館「成寿殿」があり、当社の歴史や化粧品開発の技術を実際に見ることで、化粧品販売への意欲や自信を提供します。
※兵庫工場の見学通路は2020年12月に公益社団法人日本サインデザイン協会の第54回日本デザイン賞に入選しています。

兵庫工場

兵庫工場見学通路

企業資料館「成寿殿」

オンライン開所式
7月7日の研修センターの改装開所式は、オンラインで行います。開所式以降は、感染拡大予防に配慮し運営を行います。

正式名称：ナリス化粧品　兵庫研修センター
住所：兵庫県三木市緑が丘町本町2丁目5番地
営業日：ナリス化粧品　兵庫工場の営業日に準ずる（不定休）

■ナリス化粧品の歴史
1932年　創業
1953年　株式会社成寿堂に社名変更
1959年　訪問販売を開始
1967年　兵庫工場・兵庫研修センター竣工
1972年　株式会社ナリス化粧品に社名変更
2019年　兵庫工場敷地内に新工場竣工
2021年　兵庫工場敷地内に企業資料館「成寿殿」開設

■会社概要
社名：株式会社ナリス化粧品
所在地：本社　大阪市福島区海老江1丁目11番17号
資本金：16億円
代表者：代表取締役社長　村岡弘義
社員数：732名（2021年3月末・連結）/正社員のみ
売上高：242億円（2021年3月末・連結）
グループ事業内容　
■訪問販売事業化粧品・健康食品・美容機器・補整下着等の販売/エステティック事業/教育事業
■海外事業東南アジア・中国など世界各国における化粧品の開発と販売
■開発事業 OEM事業（相手先ブランドによる化粧品生産受託販売）
■通信販売事業媒体を通した化粧品販売
■店頭販売事業化粧品商社等を通したドラッグストア・量販店での化粧品販売直営店による店舗独自の化粧品の販売、エステティックサービスの提供

わたしたちは、今後も社員が活躍しやすい環境を時代に合わせて導入することで、「for others」の理念に沿った、人様に役立てる実力を持つ人材を育て、より差別化された良い化粧品・サービスの提供につなげられるよう取り組みます。