若手研究者育成支援のため 修士課程に在籍中の学生に対し 研究開発型ベンチャーのMEDITAが修学支援制度を設立

株式会社MEDITAのプレスリリース

株式会社MEDITA(本社:東京都中央区、代表取締役:田中彩諭理、以下MEDITA)はこの度、日本国内の若手研究者の育成のための修学支援制度を設立したことをお知らせいたします。
研究者を志すも、経済的理由などにより学業・研究に専念できる環境下に無い修士課程に在籍中の学生を対象に、MEDITAで一定期間の就労と受領条件を満たした場合、弊社が入学金等学費の一部を負担いたします。対象となる学生がより自身の研究と学業に集中し、未来の研究者を目指す支援を目的とした修学支援制度です。
今後のMEDITAの飛躍と、日本の研究の発展の鍵となる若手研究者の応募に期待します。
MEDITAの修学支援制度に関するお問合せフォーム:https://forms.gle/oLrZbfiMFg99y6Vk7

■修学支援制度を設立するに至った背景
MEDITAは研究開発型ベンチャーとして、自社で開発中のウェアラブルデバイスで取得したデータを元に、体温変動の研究・解析を実施しています。私たちはミッションに『「生きる」に寄り添うテクノロジー』を掲げ、大事な誰かの命を「研究×テクノロジー」でひとりでも多く救うことが出来る世界の実現を目指す中で、弊社の事業において研究者の人材確保の充実、若手研究者の育成を図る重要性から、修士課程に在籍している学生を対象に修学支援制度を設立することになりました。

日本の若手研究者における現状は、文部科学省によると、博士課程への進学率は減少傾向にあり*1、このままでは今後日本国内の研究を支える若手研究者は減少の一途を辿り、ヘルスケア分野における研究力の低下がさらに懸念されます。MEDITAもヘルスケアに関わる研究・サービスを展開していることから、本修学支援制度をとおして、若手研究者が研究を続けることができる一助となればと思っております。

また、MEDITAは創業時、共同創業者である現CROの丸井朱里は早稲田大学の博士課程に在籍しており、CEOの田中彩諭理自身も専門職大学院で学びました。
学生時代に学んだことや、自身の研究分野での起業などを経て、現在MEDITAで社会により還元できるサービスの提供の実現を目指しています。今後、本修学支援制度を受けた研究者がより高い技術力を持ってMEDITAの事業を加速させ、将来日本、そして世界に向け研究技術を還元できるよう、未来の研究者の育成に期待しています。

*1 :中央教育審議会大学分科会大学院部会(第81回)H29.5.30 資料 5「大学院の現状を示す基本的なデータ」  https://www.mext.go.jp/component/b_menu/shingi/giji/__icsFiles/afieldfile/2017/07/24/1386653_05.pdf(参照 2022-02-15)

MEDITAの修学支援制度に関するお問合せフォーム:https://forms.gle/oLrZbfiMFg99y6Vk7

■修学支援制度について

・入学金全額負担
修士課程に在籍中の学生が博士課程への進学を支援する目的で、入学金の一部をMEDITAが負担します。ただし負担額の上限は25万円とします。

・奨学金返還支援制度
修士課程在籍中に3か月以上MEDITAにて就労をし、標準就業年限で卒業し、卒業した後も継続的に弊社で就労する期間に限り月額の奨学金返還手当(上限3万)を賃金に上乗せして支給します。

・進学助成制度対象者
週2日以上出勤し、3か月以上MEDITAでの就労(アルバイト、パートタイム等)をし、現在もMEDITAに在籍中であること。そして、今後も継続的に弊社での就労等を見込める学生、また、支援金の申請を受け、面談を通じて上司が認めた場合、そして突発欠勤などが無いなど良好な勤務態度での就労が評価された者を対象とします。

MEDITAの修学支援制度に関するお問合せフォーム:https://forms.gle/oLrZbfiMFg99y6Vk7

■MEDITA CEO 田中彩諭理より

今回このような形で修学支援制度をつくった背景には、将来の日本の技術力を高めてくれる若手研究者が増える事を願っての事です。

以前より弊社では「研究する事は未来を作っていく事だ」と考えておりました。私自身、大学院を中退したものの決して裕福な家庭ではなく、両親には大変助けてもらいました。
周囲には経済的困窮から大学院の進学を諦める友人も多々おり、アルバイトと学業の両立自体も大変な方を見てきました。私自身の身勝手な考えとしましては、若手研究者には専門とは異なる分野での勤労ではなく、出来ればその力を専門的分野で活かし実現場で勤労してもらえれば嬉しいと思っております。

未来を作っていける若き力の可能性の支援の為、そして弊社で就労してくれるメンバーとして迎える方に対し、弊社はまだまだベンチャーですが、今、私たちができるだけの支援をしたいと考えています。彼らが弊社に足りない知識やパーツを補ってくれる方として迎え入れたく、「学び、その力を活かし働く事を諦めて欲しくない」という気持ちから今回の支援制度をつくった次第です。

■株式会社MEDITAについて

MEDITAは研究開発型ベンチャーとして、2017年の創立以来「体温」を軸とした事業展開を行い、自社でウェアラブルデバイスの開発及び、そのウェアラブルデバイスで取得した体温データの変動に関する研究・解析をすすめています。これまで取得することが難しかったデータを当社の独自技術を活用することで、現在製薬会社との治験や教育機関との共同研究に活かし、取り組みがスタートしています。

会社概要
会社名 株式会社MEDITA
代表者 田中彩諭理
所在地 〒103-0024 東京都中央区日本橋小舟町7-12グリーンパーク日本橋三越前1101
創立 2017年9月
事業内容 ウェアラブルデバイス・体調管理アプリの開発。体温を軸とした用途別アルゴリズム研究・解析
URL http://medita.inc

本件に関するお問合せ先:info@medita.inc 

 

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