楽天モバイルとMoff、豊田市官民連携介護予防 「ずっと元気！プロジェクト」での協業を開始

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本事業は、愛知県豊田市（市長：太田 稔彦）と株式会社ドリームインキュベータ（本社：東京都千代田区、代表取締役社長COO：三宅 孝之、以下「DI」）が、「豊田市つながる社会実証推進協議会」（注1）の取り組みの一環として、新しい官民連携の仕組みであるソーシャル・インパクト・ボンド（以下「SIB」、注 2）を活用し、市内在住の65歳以上の高齢者を対象に介護予防事業を推進するものです。

楽天モバイルとMoffは本事業に賛同し、オンラインとオフラインの双方を活用した「スマートフォン活用の促進」と「健康維持に寄与するイベントの開催」を行います。具体的には、スマートフォン教室の実施、体力測定の場や運動プログラムの提供など、豊田市での新たなコミュニティー創出および継続的な社会参加の促進に向け、共同で取り組んでまいります。また、豊田市の基幹病院の１つであり、豊田市の新しい地域医療を進める「コミュニティ・ホスピタル」構想（注3）を掲げる豊田地域医療センターと連携し、健康診断や高齢者身体活動の評価（サルコペニア・フレイル（注4）・ロコモティブシンドローム；サフロ健診）など、各種イベントへの参加促進、リハビリテーション科医師など専門家による参加者のアフターフォローなどを実施予定です。なお、開催する各種イベントにおいては、「楽天シニア」アプリからも予約が可能となります。

Moffは、健康増進・介護予防・予防医療を促進するために、独自センサーでの体力測定やリハビリテーション、運動を手軽に楽しく継続できるためのサービスの開発・提供を行っています。自社開発のウェアラブルセンサーを用いた体力測定サービス「モフトレチェック」や、介護予防運動サービス「モフトレ」などは、全国で400以上の高齢者施設および自治体などに導入されています。加えて、コロナ禍における高齢者のフレイルへの懸念を背景に、2020年秋、神戸市と実施したフレイル予防実証事業の成果に基づき、自宅から参加可能な高齢者向けオンライン健康増進サービス「モフライフ」を2021年1月より提供しています。

「楽天シニア」は、健康寿命延伸をサポートするサービスとして2019年6月に開始後、現在では全国の施設や企業と連携し、1,200箇所以上（注5）にチェックイン端末を設置しています。利用者は専用アプリを活用し、一日4,000歩以上歩いてからチェックイン端末にチェックインをすることで、「楽天ポイント」を貯めることが可能となっており、ポイントを貯めながら、健康増進を図ることができます。企業や自治体とも連携し,「楽天シニア」を活用した社会参加と健康増進のサポートを行っています。

両社は今後も、高齢者に寄り添ったデジタル活用支援を進めるとともに、官民連携の新たな事業モデルの構築・推進を目指します。

（注1）企業、大学、行政、金融機関、地域商工団体などが、業種の垣根を越えて連携し、豊田市の地域課題の解決に資する技術の開発・実証・実装を目指す体制のこと。
（注2）ソーシャル・インパクト・ボンド（SIB）とは、行政が民間資金を活用して行う成果報酬型の事業で、社会課題を解決する新たな官民連携の手法のこと。
（注3）詳細は豊田地域医療センターのホームページをご覧ください。
（注4）フレイルとは健康な状態と日常生活でサポートが必要な要介護状態の中間を意味する。英語の「Frailty（フレイルティ）」が語源。
（注5）2021年6月現在

■「株式会社Moff」について
「家族を活き活きと元気に」をモットーに、自社ウェアラブルセンサー「Moff Band」を活用した3次元動作認識や運動能力評価に関する技術を活用し、介護施設や病院、並びに自治体での運動やリハビリテーションを楽しく続けられる体験へ変えるためのサービスや、自宅で暮らす高齢者の健康増進や介護予防に資する行動変容を促すオンライン健康増進サービスなどを提供しています。
URL： http://jp.moff.mobi/

■「楽天シニア」について
「楽天シニア」は、健康生活応援アプリを使用した日々の歩数測定や、各種イベントの予約や参加、対象施設へのチェックインで「楽天ポイント」を貯めることができる健康促進サービスです。また人生100年時代を見据え、主にシニア世代のITリテラシー向上を目的としたスマートフォン教室をオンライン上や楽天モバイルショップなどで定期的に開催しています。
URL： https://senior.rakuten.co.jp/

※記載されている会社名・製品名・サービス名などは、各社の登録商標または商標です。

以 上