セントマティックのKAORIUMが NOSE SHOP の新しい香りブランドショップ『KO-GU』に導入決定 !

SCENTMATIC株式会社のプレスリリース

嗅覚のデジタライゼーションによって新たな顧客体験を提案するSCENTMATIC株式会社(代表取締役:栗栖俊治、本社:東京都、以下「セントマティック」)は、同社が開発した香りと言葉の融合体験ができるAIシステム「KAORIUM (カオリウム)」を使った香り体験デバイスを、2022年3月3日(木)ルミネ新宿 ルミネ1にオープンする香水のセレクトショップNOSE SHOP(ノーズショップ)の手掛ける、新しい香りブランドショップ『KO-GU(コーグ)』に初導入いたします。

■今までにない感覚で、香り選びが楽しくなり、顧客とのエンゲージメントを高める
世界初の技術、香りの言語化AI 「KAORIUM」香り体験デバイス

 

 

KAORIUMは、膨大な数の香りの言語表現を学習したAIです。香りある商品を選ぶ上で難しいのが、香りを言葉で表しにくいということ。最先端のテクノロジーであるKAORIUMは、香りのイメージを言語化し、AIによる言葉を頼りに、直感的に自分の好きな香りを探すことができます。

KO-GU に合わせてカスタマイズされた香り体験デバイスでは、店舗で取り扱われている天然香料が詰まった16本のボトルから言葉とともに香りを選んでいくことで、一人ひとりの“好きな香り”選びをサポートします。

はじめに、好きな香りを選びコースターに置くと、その香りの印象を表すさまざまな言葉が画面にあらわれます(「ロマンティック」「品のある」など)。表示された言葉の中から自分が求めるイメージにもっとも近い言葉を選択すると、その言葉に紐づく香りが導き出されます。この動作を数回繰り返し、香りと言葉を選んでいくことでAIがその人の香りの感性をもとに好みの香りの傾向を分析し、その印象を情景的なキーワードとして導き出します(例:「甘い春の空気」)。表示される言葉は、インターネット上の膨大な言語表現と人々の香りに対する感性を学習したAIが解析して言語化しています。一連の体験を通して、自分の好きな香りの軸を知ることができ、自分に合ったフレグランスを選ぶことが可能になリます。

また、KAORIUM香り体験デバイスは、販売員がいなくても、顧客の香水選びのサポートが可能になります。コロナ禍以降、人やモノとの距離をとることが当たり前になりました。実店舗での買い物では、従業員と顧客の接触機会を減らし、飛沫感染を防止することが小売業界のガイドライン(※1)に定められ、多くの店舗で、レジ前に透明間仕切りを設置したり、現金の受け渡しをコイントレーで行ったり、自動精算機やキャッシュレス決済の導入店舗も急増しました。昨今オミクロン株の拡大により1日の感染者数が増えていく中で、KAORIUMは顧客と販売員の接触機会を減少させ、質の高い接客を実現いたします。
(※1) 小売業の店舗における新型コロナウイルス感染症感染拡大予防ガイドライン http://www.super.or.jp/?p=11151

■NOSE SHOPの手掛ける新しい香りブランド 『KO-GU』

『KO-GU』は、日本のコスメ市場では「香水」は売れないという常識を覆し、香水の新規ユーザーを開拓した、世界中のフレグランスを集める香水のセレクショップNOSE SHOPが新しく展開するブランドショップです。

一般的な「香水」は、数百もの香料のブレンドで構成されるのに対し、KO-GU では主役となる香料素材そのものの香りをシンプルに楽しめ、それらを自由に組み合わせてカスタマイズできる香水というのがテーマです。ブランド立ち上げ時には、天然香料がふんだんに使われた30種類の香水を、顧客が好みの香りを複数選んでレイヤリングすることもできます。数種の香りを組み合わせるため、2種類の組み合わせで約400通り、3種類で約4,000通りと創作できる香りの組み合わせは膨大です。

■「迷い」を後押しする工夫として採用されたKAORIUM
取り扱う香りが多ければ多いほど、「どうやって選べばいいかわからない」「販売員さんに上手く伝えられない」「そもそも自分の好みの香りが分からない」などの課題が想定されています。香水業界の従来の接客では、販売員が顧客の好みを聞き取って提案していましたが、香りの捉え方は人それぞれゆえに、顧客が本当に満足する香りに辿り着くには、コミュニケーションの難しさもありました。好みをうまく伝えられない場合には諦めて購入を見送る顧客も中には存在していました。KAORIUMの香り体験デバイスは、そんな難しい香水選びをサポートし、購入の迷いを後押しする工夫として採用されました。

2021年、NOSE SHOP(ニュウマン新宿)にKAORIUMを期間限定で導入した際には、体験者の購買率が2.8倍と、売上を大幅に向上させる結果が得られました。この度KO-GUに導入されるKAORIUMは、さらにサイズをコンパクト化し、持ち運びや設置がより簡単になりました。今後もセントマティックでは、香り商品を扱う小売店向けにKAORIUMの開発・導入を進めていく予定です。

■香りと言葉を変換するAIシステム「KAORIUM」とは
KAORIUMは、セントマティックが開発した香りと言葉を相互に変換するAIシステムです。最先端のテクノロジーによって、曖昧で捉えにくい香りの印象を言葉で可視化したり、ある言葉に紐づく香りを導き出したりすることを可能にします。また、言葉を意識しながら香りを深く味わう体験は左右両脳を活性化し(※1)、私たちのまだ見ぬ感性への気付きをもたらします。香りと言葉をつなぐ今までにない体験が生み出す価値は、フレグランスの世界にとどまらず、感性教育、飲食体験、購買体験など様々な分野に新しいビジネスチャンスを生み出すものとして、その可能性に大きな期待が寄せられています。

(※1)参照元:「注意が脳での嗅覚処理に及ぼす影響 ―脳波計測により匂い呈示後1秒以内の脳活動の変化を検出―」https://www.a.u-tokyo.ac.jp/topics/topics_20190322-1.html
 

  香りと 葉の変換システム「KAORIUM」のコンセプトモデル
 

   「KAORIUM」のコンセプトイメージ

【SCENTMATIC株式会社】

セントマティックは、香りを言語化するAIシステムを用いて、あらゆるものに“情緒的な体験価値”をプラスできる香りの共創型の香りのビジネスデザイン集団として2019年に設立しました。五感の中でも最も未知な領域であった「嗅覚」に着目し、香りを言語化するAIツール「KAORIUM」を開発しています。これまで「香り」という概念は個人の感覚の違いにより他者へのイメージの伝達が難しく、明確な指標というものが存在しませんでした。KAORIUMの登場により様々なビジネス上での”香り”の活用が期待できます。セントマティックが取り組むのは「嗅覚のデジタライゼーション」。それは、香りと言葉による「香りの体験」によって人の感性を進化させ、あらゆる業界のビジネスに革新をもたらします。

代表者:代表取締役 栗栖 俊治
所在地:〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿4丁目22番7号 6階
URL:https://scentmatic.co.jp

【NOSE SHOP株式会社】

全世界14カ国から集めてきた約50ブランド・600種類の珍しいフレグランスのセレクトショップ「NOSE SHOP」を2017年8月にスタートし、現在、日本全国で6店舗を運営。日本で唯一の、そして世界でも例をみないニッチフレグランスのセレクトショップチェーン。欧米の香水愛好家が、数々のフレグランスを経て最後に行き着く終着駅=ニッチフレグランス。そのニッチフレグランスを、日本のハイトラフィックな売り場でセミセルフ型の接客で香水初心者にお届けし、新しい香水愛好家を日本に続々と生み出してきました。

【KO-GU 株式会社】

NOSE SHOPが手掛ける新プロジェクト。1号店の創設から4年半の間、何千種類もの香水を吟味してセレクトした何百種類ものニッチフレグランスを、香水に馴染みのない新規ユーザー向けに販売してきたNOSE SHOPだからこそわかった、これからの日本に求められる新しい香水を具現化していくブランド。シンプルな香りを組み合わせて楽しむ道具のような香水。アロマのようでフレーバーのようでもある新感覚フレグランス。香水の都フランスのグラースで調香された極上の天然香料を日本で仕上げた無濾過の香りをお届けします。

代表者:代表取締役 中森 友喜
所在地:〒150-6090 東京都渋谷区恵比寿4-20-4 恵比寿ガーデンプレイス グラススクエア B1F
URL:https://noseshop.jp/

 

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