【岡山大学】第13回「岡山リビングラボ」オープンイノベーションプログラム(O2IP)「多様なニーズに対応するヘルスケアサービス・プラットフォームの構築に向けたアイデア」〔7月19日(月)〕

国立大学法人岡山大学のプレスリリース

2021(令和3)年 7月 4日
国立大学法人岡山大学
https://www.okayama-u.ac.jp/

  • オープンイノベーションプログラムの概要
    地域内外の企業、自治体や大学の関係者、地域住民など多様な参加者がヘルスケア/生活関連分野のテーマについて自由に討議し、革新的なサービス・商品のアイデア等を創出することを目指します。

【日 時】
 2021年 7月 19日(月) 13:30 ~ 17:00

【テーマについて】
  個人の生活様式や関心が多様化する現代において、私たちの最も重要な関心事の一つであるヘルスケアでも、個人の状態やニーズにマッチした商品・サービスが選択できるような世界の到来が待たれます。この実現には、第一に個人の状態を正確に把握することが必要となりますが、従来の健康診断のみならず、日常の場で健康状態を把握できるさまざまなウェアラブルデバイスやヘルスケアアプリが登場しています。また、介護が必要な高齢者に対しても、アセスメント技術の進歩や、アセスメント結果から適切なケアプランの作成を支援するAI技術の開発が行われています。各個人の状態やニーズに応じ、多様な商品・サービスの中から適切なものを提案できる仕組みが求められますが、これには、商品・サービス群を提供する事業者エコシステムの構築とそれを支えるIT技術が不可欠です。

 上記の状況を鑑み、社会公共・基板事業にIT・ネットワークシステムを提供しているNEC(日本電気株式会社)では、地域におけるヘルスケアサービスを個人情報に応じて適切に提供できるプラットフォームの仕組みづくりを行っています。岡山地域では、以下の2つの取り組みを進めています。

・健診結果で健康リスクのある人に対して、将来の自分の健康状態をAIを使ったシミュレーションを用いて示すことで、危機意識を高め、日常ログ等を記録するアプリを活用することで、効率的な特定保健指導を行う実証実験を、岡山市と開始しました。
・訪問看護事業者である株式会社コネクシーと連携して、利用者の状態にマッチする訪問看護師や訪問看護ステーションを効率的に選択できる実証実験を実施予定です。

 今回、NECのこれらの取り組みを踏まえたうえで、地域の多種多様なヘルスケアサービス事業者を幅広く巻き込むためにはプラットフォームにどのようなIT技術・データやサービスを備えるべきか(プラットフォームの高付加価値化策)、あるいはまたプラットフォームが備えるIT技術・データ等を用いてどのようなイノベーティブな商品・サービスが考えられるかについて、本プログラム参加者全員でアイデア検討を行います。プログラム参加者が持つ様々なアイデアやシーズとの組み合わせにより、多様なニーズに対応するヘルスケアサービス・プラットフォームの構築を目指します。

【プログラム】
(1)趣旨説明、オリエンテーション(13:30~13:35)
(2)テーマに関する共催企業プレゼン(13:35~14:00)
(3)事業アイデア検討の方向性等説明(14:00~14:10)
(4)テーマについてのグループディスカッション(14:10~16:00)
(5)グループごとの事業アイデア発表・講評(16:00~17:00)

【プレゼンター】
 日本電気株式会社 公共システム開発本部 ソリューション開発室 シニアマネージャー 倉光一宏(くらみつかずひろ)氏
 公共ソリューション事業部 エグゼクティブエキスパート 吉田正順(よしだまさのり)氏

【参加者】
 テーマに関心をお持ちの方であれば、どなたでも参加可能です。
 ただし、オンライン(ZOOM)参加の場合、当日オンライン接続可能な端末(可能であればスマートフォンよりもパソコン、タブレット)をご自身でご用意いただける方に限られます。
 申込多数の場合は先着100名様に限らせていただきます

【開催形式】
 オンライン(ZOOM)、またはオフラインとオンラインの併用

【主 催】
 岡山大学大学院ヘルスシステム統合科学研究科(岡山リビングラボ)

【共 催】
 日本電気株式会社

【留意事項】
 今回のプログラムにおける事業アイデア(知的財産権)については、参加者全員に帰属します。ただし、今後の事業化に際しては、関係者間で必要な契約等を締結することを想定しています。
 岡山大学大学院ヘルスシステム統合科学研究科 前期課程の学生の皆さんは、今年度の「オープンイノベーションプログラム」に参加した時間(3.5時間)は、博士前期課程「実践ヘルスシステム統合科学」の演習時間に参入することが可能です。なお、レポートの形式・内容については、指導教員の先生にご相談ください。

【参加申込方法】
 下記のフォームにアクセスし、お申し込みを行ってください
 (申込締切:2021年 7月 19日(月)10:00)。
 https://forms.gle/MjwPdq2sBHsNU9x78

◆参 考
・【岡山大学】第12回「岡山リビングラボ」オープンイノベーションプログラム(O2IP)「認知症予防や早期発見につながる取り組みの普及に向けて」〔6月28日(月)〕
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000129.000072793.html
・【岡山大学】第11回「岡山リビングラボ」オープンイノベーションプログラム(O2IP)「働き盛り世代のための認知機能チェックサービスの普及に向けた取り組み」〔4月20日(火)〕
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000061.000072793.html
・【岡山大学】第10回「岡山リビングラボ」オープンイノベーションプログラム(O2IP)「新たな健康ポイントの仕組みの普及促進につながるアイデア」〔3月25日(木)〕
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000021.000072793.html
・【岡山大学】岡山リビングラボ 2021年度「ヘルスケア事業化セミナー」(全10回シリーズ)を開催します!
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000126.000072793.html

◆参考情報
・岡山大学大学院ヘルスシステム統合科学研究科
 https://www.gisehs.okayama-u.ac.jp/
・おかやまスタートアップ支援拠点運営委員会(ももたろうスタートアップカフェ)
 https://momosta.com/
・日本電気株式会社
 https://jpn.nec.com/
 

◆本件お問い合わせ先
 岡山大学 学術研究院 ヘルスシステム統合科学学域 特任准教授 志水武史
 E-mail:shimizu.takeshi◎okayama-u.ac.jp
     ※◎を@に置き換えて下さい

 岡山大学メディア「OTD」:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000072793.html
 岡山大学SDGsホームページ:https://sdgs.okayama-u.ac.jp/
 岡山大学Image Movie (2020):https://youtu.be/pKMHm4XJLtw
 産学共創活動「岡山大学オープンイノベーションチャレンジ」2021年7月期共創活動パートナー募集中:
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000150.000072793.html

 岡山大学『企業の人事担当者から見た大学イメージ調査2022年度版』中国・四国1位!!
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000122.000072793.html
 岡山大学『THEインパクトランキング2021』総合ランキング 世界トップ200位以内、国内同列1位!!
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000070.000072793.html

国立大学法人岡山大学は、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」を支援しています。また、政府の第1回「ジャパンSDGsアワード」特別賞を受賞しています国立大学法人岡山大学は、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」を支援しています。また、政府の第1回「ジャパンSDGsアワード」特別賞を受賞しています

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