CosmoSkinプロジェクトにて共同開発中のスキンケア化粧品が国際宇宙ステーション(ISS)搭載を目指す生活用品のアイデアに選定

株式会社ポーラ・オルビスホールディングスのプレスリリース

株式会社ポーラ・オルビスホールディングス(本社:東京都中央区、社長:鈴木郷史)とANAホールディングス株式会社(本社:東京都港区、社長:片野坂真哉)は、CosmoSkin※1(コスモスキン)プロジェクトにて共同開発中のスキンケア化粧品が、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の「第2回宇宙生活/地上生活に共通する課題を解決する生活用品アイデア募集」に選定されたことをお知らせいたします※2。今後両社は、国際宇宙ステーション(ISS)搭載を目指し、製品開発を進めていきます。

 

CosmoSkinプロジェクトと製品アイデア
ポーラ・オルビスホールディングスおよびANAホールディングスは、宇宙で使える化粧品の開発を行うCosmoSkinプロジェクト(補足資料1)を2020年から共同で行っています。
この度、本プロジェクトで開発中のスキンケア製品が、宇宙および地上に共通する生活課題の解決やQOL向上に役立つと評価され、JAXAの宇宙生活/地上生活に共通する課題を解決する生活用品アイデア募集においてISS搭載を目指すアイデアとして選定※3 されました。本開発では、極度な乾燥や重力が小さいなど、宇宙船内の特殊な環境での使用を想定したスキンケア製品を開発中です。肌を美しく保つ機能と共に、スキンケア行為を通して心も健やかに保つ体験価値を追究しています。※3 応募総数65件の中から選定されました。

開発メンバーおよび両社役員(オンラインによる打ち合わせの様子)開発メンバーおよび両社役員(オンラインによる打ち合わせの様子)

今後の製品化への取り組み
CosmoSkinプロジェクトでは、2023年以降の国際宇宙ステーション(ISS)への搭載を目指し、JAXAに確認いただきながら開発品の改良や製品テスト等を進めます。

 2社の宇宙イノベーションについて
ポーラ・オルビスグループでは、自社グループが目指す将来像に有用なヒントを得ること、またイノベーションの活性化を目的として宇宙に関する取り組みを行っています(補足資料2)。ANAホールディングスでは、新たな収益事業の一つとして宇宙事業を検討する部門横断型プロジェクトを2018年1月に立ち上げ、宇宙旅行を始めとする宇宙輸送や衛星データ活用など新しいビジネスモデルの検討を進めています。

肌を通じてヒトの研究を長年続けてきたポーラ・オルビスグループと、航空産業において創造性を発揮するANAホールディングスがそれぞれの知見を活かすオープンイノベーションに引き続きご期待ください。

※1 宇宙を意味する「Cosmos」と、肌を意味する「Skin」を組み合わせた言葉。
※2 JAXAからの結果発表 https://humans-in-space.jaxa.jp/biz-lab/news/detail/002031.html
参考リリース: 「宇宙ライフを美しく快適に ポーラ・オルビスホールディングスとANAホールディングス 宇宙でも使える化粧品の共同開発へ」(2020年9月11日) http://www.pola-rm.co.jp/pdf/release_20200911.pdf

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