株式会社グリーンハートのプレスリリース
妊娠時系列の方のための動画情報サイト『つきみちる』を運営する株式会社グリーンハート(本社:山口県周南市)は、妊活中の20代~40代女性を対象に、「妊活とプレコンセプションケア」に関する調査を実施しました。
その一つが、“少子化問題”です。
少子化はコロナ禍以前から社会問題となっていましたが、コロナ禍の影響を受けさらに加速しています。
その原因として、人との接触を避けるようになったことや、経済的不安が大きくなったことが考えられます。
しかしそんな中でも、妊活をしている方はたくさんいます。
晩婚化・晩産化で、リスクの高い高齢での妊娠・出産をする方も増えていますが、「それでも子どもが欲しい」と、長い期間妊活を頑張っている方もいることでしょう。
また、妊活中だけでなくその前段階から身体の準備をしていく“プレコンセプションケア”も重要です。
妊活中の女性たちは、子どもを授かるためにどのような取り組みをしているのでしょうか?
そこで今回、妊娠時系列の方のための動画情報サイト『つきみちる』(https://tsukimichiru.green-heart.co.jp/)を運営する株式会社グリーンハート(https://www.green-heart.co.jp/)は、妊活中の20代~40代女性を対象に、「妊活とプレコンセプションケア」に関する調査を実施しました。
- 【年齢によって妊活期間はこんなに変わる!】年齢が上がると不安も増える
はじめに、妊活を行っている期間を伺いました。
「妊活歴を教えてください」と質問したところ、『3か月未満(23.9%)』と回答した方が最も多く、次いで『1年以上2年未満(18.8%)』『3年以上(17.3%)』と続きました。
まだ妊活を始めて間もない方もいれば、3年以上と、長期に渡って妊活に励んでいる方もいることが分かりました。
では、どのような思いから、妊活を始めたのでしょうか?
▼“子どもに兄弟を”“パートナーを父親に”そこには様々な思いが…!
・1人目に兄弟をつくってあげたいから(20代/専業主婦/宮城県)
・親に孫を抱かせてあげたい。夫をお父さんにしてあげたい(30代/公務員/兵庫県)
・夫婦二人だけでは寂しいし、主人との子どもが欲しいから(30代/専業主婦/神奈川県)
・賑やかな家庭を作りたい(30代/会社員/新潟県)
・老後私の事を看てもらいたいから。祖父母や親をみていると、子どもはいた方がいいと思う。また、子どもは生き甲斐になるから(40代/会社員/愛知県)
・老後に夫が居なくなったときに心の孤独になりたくないから(40代/自営業・自由業/東京都)
といった回答が寄せられました。
特に、今の子どもに弟や妹を作ってあげたいという意見が多く見受けられました。
また、「親に孫の顔を見せて喜ばせたい」「夫を父親にしてあげたい」と、愛する人への想いから、子どもが欲しいと考える方もいるようです。
そして、40代の方を中心に、将来を考えた意見も寄せられました。
子どもがいないまま年齢を重ねていくことが、将来への不安要素になっていることが窺えます。
では、高齢出産とされる35歳以上の方は、今の妊活に対してどのような不安があるのでしょうか?
「妊活で不安に思っていることを教えてください(複数選択可)」と質問したところ、『妊娠できるのか(64.5%)』と回答した方が最も多く、次いで『妊娠した場合の高齢出産・高齢育児(56.1%)』『妊活を続けるべきか(41.4%)』と続きました。
妊活を始めてからかなりの期間が経っている方がいるように、妊娠は望んだからといってすんなり叶うことではありません。
また、妊娠できたとしても、年齢が高くなるほどリスクも大きくなるため、妊娠までの不安だけでなく妊娠後の不安も大きくなっていくことが想像できます。
- 【妊活中の取り組み】食事で特に意識していることとは?
ここまで、妊活歴や子どもが欲しいと思ったきっかけ、妊活における不安について聞いてきました。
ここからは、具体的な妊活の内容について伺っていきたいと思います。
医学的な妊活(不妊治療)以外に、日常においてどのような妊活を行っているのでしょうか?
「医学的な不妊治療以外にどのような妊活を行っていますか?(複数選択可)」と質問したところ、『サプリの摂取(48.7%)』と回答した方が最も多く、次いで『身体を冷やさないようにする(48.5%)』『基礎体温の記録(45.7%)』『生活リズムを整える(45.3%)』『食事に気を遣う(38.7%)』と続きました。
食事や体温には特に気を遣っている様子が窺えます。
食事は身体作りの基本ですから、身体に取り入れるものを考えて、健康的な身体で赤ちゃんを迎える準備をすることが大切であると言えるでしょう。
では、そのために食事でどのようなことに気を付けているのでしょうか?
「妊活において、食事で気を付けていることを教えてください(複数選択可)」と質問したところ、『葉酸を摂る(53.0%)』と回答した方が最も多く、次いで『カフェインを摂りすぎない(37.8%)』『タンパク質を摂る(34.4%)』『三食食べる(33.3%)』『身体を冷やす飲み物・食べ物はできるだけ避ける(30.7%)』と続きました。
葉酸は、細胞の生産や再生を助ける働きがあるため、お腹の中で赤ちゃんの身体を作っていくうえで重要な栄養素であると言われています。
先程「サプリの摂取」を行っている方が半数近くいたことから、食事では摂りきれない分の葉酸をサプリで摂取している方も多いかもしれません。
- 【太りすぎも痩せすぎもNG!】体重とミネラルバランスは深く関係している!
食事管理、体温管理を意識的に行っている方が多く見受けられましたが、妊活には体重管理も重要であることをご存じでしょうか?
そこで、「太りすぎ(BMI25以上)痩せすぎ(BMI18.5以下)は妊娠基礎力に影響すると思いますか?」と質問したところ、『太りすぎが影響する(15.8%)』『痩せすぎが影響する(13.6%)』『どちらも影響する(62.1%)』『関係ない(8.4%)』という結果になりました。
6割以上が「どちらも影響する」と回答し、「関係ない」と回答した方は1割を切ったことから、正常なBMIを保つことが妊活において重要であるということはある程度認識されていることが分かります。
体重とミネラルバランスに関する研究は、株式会社グリーンハートの連携医療機関である医療法人淳信会や大学産婦人科医師らにより、199人の不妊女性のミネラル分析の研究がなされ、日本生殖医学会や日本未病学会で2020年に学会発表されました。この詳細は2022年3月末に日本未病学会雑誌に原著論文として掲載されます。
「適正体重(BMI18.5以上25未満)でないことによってミネラルバランスが崩れやすいことをご存じですか?」と質問したところ、半数近くの方が『知らない(47.2%)』と回答しました。
なんとなく太りすぎや痩せすぎは妊活において良くないと思ってはいるものの、その理由まではあまり分かっていない方も多いようです。
実は太りすぎの方と痩せすぎの方では、ミネラルバランスの状態に大きな違いがあるのです。
痩せすぎの方は卵子や精子の大敵である過剰な活性酸素を打ち消すために必要なミネラルが不足している方が多いこと、また太りすぎになればなるほど胎児健康に影響を及ぼす水銀が蓄積していることが、先ほどの研究で判明したのです。
その為、妊活おいてはミネラルアンバランスにより、不妊・妊娠基礎力の低下やお腹の中の赤ちゃんの発育に影響を及ぼす可能性があるため、ミネラルバランスを整える必要があるのです。
- 【葉酸だけじゃない!】妊活のカギはミネラル!?
体重とミネラルバランスのかかわりについて、あまり認識されていないことが分かりました。
では、ミネラルバランスと妊娠の関係についてはどれくらいご存じなのでしょうか?
「ミネラルバランスが、妊娠に深くかかわっていることをご存じですか?」と質問したところ、こちらも半数近くの方が『知らない(48.5%)』と回答しました。
知っていると回答した方も、「よく知っている」と答えた方は1割強という結果になりました。
ミネラルが妊娠基礎力に大きく関係しているにもかかわらず、それをしっかり認識している方は少ないようです。
では、水銀や鉛などの有害ミネラルについてはどうでしょうか?
続いで、「体内有害ミネラル(水銀、鉛など)が、妊娠基礎力や胎児健康に関係することをご存じですか?」と質問したところ、約3人に1人が『知らない(32.1%)』と回答しました。
“有害”と言っているだけあって、有害ミネラルが蓄積されることによって妊娠基礎力を下げかねないことはある程度認識されているようですが、一方で「知らない」と答えた方も一定数いました。
有害ミネラルは必須ミネラルの代謝を阻害し、赤ちゃんの健康にも悪影響を及ぼす可能性があるため、妊活中の方は特に知っておくべき知識であると言えるでしょう。
- 将来、自分や家族がより健康でいるための“プレコンセプションケア”
健康な赤ちゃんを授かるためには、赤ちゃんがやってくる前に母子の健康が保たれていることが最も重要です。
その準備は、妊活中だけではなく適齢期からすでに始まっています。
将来を考えながら自分や周りの人の生活や健康に向き合う“プレコンセプションケア”は、将来の自分自身や赤ちゃんの健康にとって必要なことです。
では、この“プレコンセプションケア”という言葉はそもそも知られているのでしょうか?
「“プレコンセプションケア”という言葉をご存じですか?」と質問したところ、8割近くの方が『知らない(63.4%)』『聞いたことはあるが意味は知らない(15.4%)』と回答し、“プレコンセプションケア”という言葉がほとんど認知されていないことが分かりました。
妊活をきっかけに健康意識を高めて生活するようになる方は多いとは思いますが、その前段階からヘルスリテラシーを向上させ、生涯を通じた健康維持を意識していくことが大切です。
- 【まとめ】妊娠基礎力アップには、ミネラルバランスが重要!
今回の調査で、妊活するうえで意識していることや、妊娠基礎力に影響を与える要素についてどれくらい認識されているのかが明らかになりました。
子どもが欲しいと思ったきっかけとして、「既にいる子どもに兄弟を作ってあげたい」「両親に孫を見せたい」「夫を父親にしてあげたい」という想いが多く挙げられた一方で、40代を中心に、将来の自分自身への不安から子どもが欲しいと考えている方もいることが分かりました。
また、具体的な妊活内容としては主に食事と体温管理が挙げられ、健康な身体の維持に注力している様子が窺えます。
しかし、太りすぎや痩せすぎが妊娠基礎力に影響すると考える方が9割以上いる一方、その理由であるミネラルバランスと妊娠基礎力との関係についてはあまり認識されていませんでした。
必須ミネラルは妊活において重要な栄養素であるものの、不足しがちなものでもあります。
食事やサプリメントから意識的に必須ミネラルを摂取し、有害ミネラルはデトックスすることでバランスを整えていきましょう。
- 妊娠基礎力向上をサポートするミネラルサプリメント「つきみちる」
今回調査を実施した株式会社グリーンハート(https://www.green-heart.co.jp/)は、妊娠の“時系列”をテーマに、フェムケアに係る動画情報サイト&オンラインショップ『つきみちる』(https://tsukimichiru.green-heart.co.jp/)を運営しています。
「日本人はミネラルをはじめ微量栄養素が不足している“新型栄養失調”である」と厚生労働省が警鐘を鳴らしています。
妊娠時系列®(婚活期・妊活期・妊娠期・産後期)のさまざまな不調もミネラルのアンバランスが強く関与しています。
これらの学習機会の提供とミネラルのバランスを整えるための新しい食育「ミネラルヘルス®」のアドバイスや、ミネラルのバランスを整えるためのサプリメント「つきみちる®」の販売を行っています。
■サプリメント「つきみちる」
数々の臨床研究でミネラル改善等による健康増進効果が実証されているオイスターキュアをベースに、
女性が出張や旅行時にハンドバックにいれて1回分ずつ持ち運びしやすい個包装にしました。
やせ型でたんぱく質の補給が苦手な方やミネラルバランスが崩れている方は、妊娠時系列の方のミネラルアンバランスが引き起こす未病ケアにご活用ください。
主成分の亜鉛だけでなく、牡蠣のもつ多くのミネラルや必須アミノ酸が、特殊な酵素分解製法により丸ごとぎゅっと詰まっているのが特徴です。(安全試験実施済み)
※牡蠣アレルギーのある方は摂取をご遠慮ください。
※本商品は、医薬品ではなく食品です。
■厚生労働省でも推進している“プレコンセプションケア”
プレコンセプションケアとは、「女性やカップルが将来の妊娠を考えながら自分たちの生活や健康に向き合うこと」です。
妊娠を計画している女性だけでなく、すべての妊娠可能年齢の女性にとって将来の健康維持の観点からも大事なことです。
我々の「不妊女性199人のミネラル分析」の研究結果から、痩せ型(BMI18.5 以下)の方と太り過ぎの方(BMI25以上)では、ミネラルアンバランスの傾向が違うことが分かりました。(※3月末に日本未病学会雑誌に論文掲載)
また自閉症など胎児健康を脅かす有害金属のひとつと考えられている水銀が蓄積しやすいタイプも判明しました。
ミネラルバランスが特に崩れやすい妊娠時系列の方々に「つきみちる」の動画情報やオンラインショップを活用していただき、健やかで幸せな妊娠時系列を過ごしていただきたいと願っています。
晩婚化・晩産化に伴い不妊に悩む方も増えています。
妊娠基礎力アップや胎児健康にも需要なミネラルバランスを整えるための未病ケア「ミネラルヘルス®」によるプレコンセプションケアを、将来的には広く中学生頃からスタートできる仕組みを構築することで、少子化対策・健康寿命延伸に貢献することがグリーンハートの願いです。
■動画情報サイト「つきみちる」:https://tsukimichiru.green-heart.co.jp/
■「つきみちる」オンラインショップ:https://tsukimichiru.shopselect.net/
■株式会社グリーンハート:https://www.green-heart.co.jp/
■お問い合わせ:https://thebase.in/inquiry/tsukimichiru-shopselect-net
【当該プレスリリースは令和2年度第3次補正 事業再構築補助金により作成】
調査概要:「妊活とプレコンセプションケア」に関する調査
【調査期間】2022年3月1日(火)~2022年3月2日(水)
【調査方法】インターネット調査
【調査人数】1,005人
【調査対象】妊活中の20代~40代女性
【モニター提供元】ゼネラルリサーチ