日常生活でも役に立つ情報を紹介した「4コマ漫画で学ぶ感覚センサーTRPチャネル」を制作!

(株)マンダムのプレスリリース

株式会社マンダム(以下マンダム)は、マンダムコーポレートサイトにて公開している、「TRP(トリップ)チャネル」に関する情報ページ「4コマ漫画で学ぶTRPチャネル」を制作、公開しました。https://www.mandom.co.jp/pickup/topics03_01.html

マンダムでは、ノーベル賞2021の医学・生理学賞の受賞テーマ「温度・触覚の受容体」の一つであるTRPチャネルの研究に15年以上取り組んでいます。
TRPチャネルは五感とは違う細胞の感覚センサーで、いくつも種類があり、人間のほとんどの細胞にいずれかのTRPチャネルが存在しています。そして温度を感じる他、メントール配合の商品を使用した際の清涼感や、化粧品が肌に合わない時のピリピリする感覚に深く関係しています。
細胞の感覚センサーと聞くと難しいイメージを抱いてしまうのですが、実は生活に身近な存在で、日常生活の様々な場面でTRPチャネルの特徴を活かした工夫で快適に過ごせます。
 

  • 春の昼夜の寒暖差をなんとかしたい・・・感覚センサーTRPV1の出番です!

春が近付くと暖かくなって過ごしやすくなります。ただ、朝晩はまだ寒さが残っていて困ることありませんか?2021年の東京では1年の中で最高気温と最低気温の差が大きかったのは2月~4月でした(グラフ参照)。実際、3月~4月も部屋の中でも暖房をつけるほどでもないけど寒い、けど厚着するほど寒くはない、など温度調整が難しいですよね。
そこで厚着せず体を温めることにすすめなのが温かい飲み物、例えば紅茶に生姜を入れて飲むことです。(さらに味付けで蜂蜜を入れればおいしく飲めます!)
温かい飲み物を飲むだけで体は温かく感じるのですが、生姜を入れて飲むと飲んだ後もしばらく温かさが持続して体がポカポカします。温かさが続く理由は、TRPチャネルの一種で温かさを感じさせてくれるTRPV1(トリップブイワン)というセンサーに生姜が反応するためです。飲み終わった後でも生姜の影響が残るので温かさが持続します。
これはTRPV1の特徴を活用した生活の工夫ですが、TRPチャネルを知っていれば他にも生活で活用できる工夫があります。
今回はTRPチャネルにまつわる日常生活に役立つ3種類の4コマを制作しました。ここで説明した内容もございますので、ぜひ気軽にお訪ねください!
【4コマ漫画で学ぶTRPチャネル公開先】
https://www.mandom.co.jp/pickup/topics03_01.html

4コマイメージ

 

  • TRPチャネルとは?

「温度の熱い・冷たい」や「唐辛子を食べて辛いと感じる」、「化粧品が肌に合わずピリピリする」など、温度や化学刺激を感じることは、危険を避けたり快適な生活環境を得るために重要なことです。TRPチャネルは、五感とは違う細胞の感覚センサーで、このような温度刺激や化学刺激を感じ取り、身体に信号を送ります。マンダムでは、2005年から15年以上にわたりこのTRPチャネル研究に取り組んでおり、不快な感覚刺激を低減させたヘアカラーやクレンジングの開発、快適な清涼感の実現など安全性・機能性・快適性の高い製品づくりに応用しています。

 

●五感とは違う感覚センサー TRP(トリップ)チャネル
https://www.mandom.co.jp/pickup/topics03.html

 

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