抗 HIV 薬「ビクタルビ(R)配合錠」 日本においてPTP包装追加に係る一部変更承認を取得

ギリアド・サイエンシズのプレスリリース

抗 HIV 薬「ビクタルビ(R)配合錠」

日本においてPTP包装追加に係る一部変更承認を取得

 

ギリアド・サイエンシズ株式会社(以下「ギリアド」、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:ケネット・ブライスティング)は4月7日、抗HIV薬「ビクタルビ(R)配合錠」(一般名:ビクテグラビルナトリウム・エムトリシタビン・ テノホビル アラフェナミドフマル酸塩配合剤、以下「ビクタルビ」)のPTP包装追加に係る一部変更承認を取得しました。

 

本承認により、2019年4月3日の発売以降、ボトル包装で提供してきたビクタルビにPTP包装が加わります。ビクタルビは1日1回1錠投与の抗HIV薬で、今後ラインアップに加わるPTP包装(7錠1シート)は持ち運びやすい包装形態で、1剤ずつ乾燥剤を同梱することによりボトル包装と同等の安定性が確保されます。

 

今回のPTP包装の承認について大阪医科薬科大学 薬学部 臨床薬学教育研究センター 教授(特任)の桒原 健 先生は以下のようにコメントしています。

「HIV感染症の治療は長期にわたり高い服薬率を保ち、ウイルス量を検出感度未満に抑える必要があることから、服薬管理が容易で取り扱いにも慣れているPTP包装の導入が待ち望まれていました。今回の承認により、抗HIV治療ガイドライン(2022年3月改訂)で推奨されている抗レトロウイルス療法の中で初めてPTP包装が提供されることとなり、これまで以上に患者さんの服薬アドヒアランスの維持・向上が期待されます。またビクタルビのPTP包装は1週間単位で管理が容易な1シート7錠入りで、衛生的に持ち運びができ、人目を気にせず服薬しやすくなることから、患者さんのQOL向上にも期待しています」

 

ビクタルビについて

ビクタルビは、3種類の薬剤を組み合わせ、インテグラーゼ阻害剤(INSTI)をベースとした1日1回1錠レジメン(STR: single tablet regimen)の抗HIV薬で、食事の有無にかかわらず簡便に服薬することができます。ビクタルビは、ブースターを必要としないINSTIのビクテグラビルとバックボーンとしてデシコビ(R)(エムトリシタビン200㎎/テノホビルアラフェナミド25㎎錠、F/TAF)を配合した薬剤です。ビクタルビは他の抗HIV薬と併用しないでください。

 

ギリアド・サイエンシズについて

ギリアド・サイエンシズは、すべての人々にとって、より健康な世界の実現を目指し、30年以上にわたり医療の革新を追求し、飛躍的な進歩を遂げてきたバイオ医薬品企業です。当社はHIV、ウイルス性肝炎、がんなどの生命を脅かす疾患の予防と治療のため、革新的な医薬品の開発に取り組んでいます。カリフォルニア州フォスターシティに本社を置き、世界35カ国以上で事業を行っています。

 

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