【研究報告】「葉酸+知覧茶由来カテキン」の健康リスク改善効果および「コラーゲンペプチド+ビタミンC+Melissa officinalis抽出物」複合摂取によるアンチエイジング効果に関する報告

株式会社ディーエイチシーのプレスリリース

株式会社ディーエイチシー(本社:東京都港区、代表取締役会長兼社長:𠮷田 嘉明、以下:DHC)は、2022年3月25日(金)~28日(月)に開催された日本薬学会第142年会(オンライン開催)において、以下の3演題を発表いたしました。

  • 1.葉酸と知覧茶由来カテキンを配合したサプリメントの摂取による健康リスク回避への効果

 DHCは鹿児島県南九州市と包括連携協定を結び、住民の健康寿命延伸や地域活性化に取り組んでおります。その一環として、南九州市の特産品である「知覧茶」の認知拡大、市民の健康意識の向上、市民の健康づくりを目的に、南九州市産の知覧茶から抽出したカテキンと葉酸を配合したサプリメントを開発。市民の継続摂取によって、認知症・脳卒中に関与する因子が好転したという臨床試験結果を報告しました(【図1】参照)。

【図1:サプリメント摂取前後の血中の葉酸値とホモシステイン値の変化】

日本人の約7割は葉酸代謝に関わるメチレンテトラヒドロ葉酸還元酵素(MTHFR)の遺伝子に変異があり、葉酸をうまく利用できない体質と言われています(正常型:CC型, ヘテロ変異型:CT型, ホモ変異型:TT型)。図1はサプリメントの摂取により、全体として、摂取前と比較して摂取約3か月後の血中葉酸値が増加し、認知症や脳卒中のリスク因子とされている血中ホモシステイン値が減少したことを示しています。また、葉酸代謝が苦手な体質の人(CT型, TT型)でもリスク因子の減少傾向が見られました。
 

  • 2.コラーゲンペプチド、ビタミンCおよびMelissa officinalis抽出物の複合配合による皮膚培養細胞に対するアンチエイジング効果の検討
  • 3.コラーゲンペプチド、ビタミンCおよびMelissa officinalis抽出物の経口摂取による肌状態改善効果の検討

 DHCは今まで以上に効果を実感できる商品を作りたいとの思いから、成分の選定にこだわり、研究開発に取り組んでおります。今回の皮膚由来細胞を用いた試験では、既知の美容成分であるコラーゲンペプチドやビタミンCにMelissa officinalis抽出物(レモンバームエキス)をさらに組み合わせることで、単独よりも高い美容効果がもたらされることが確認されました。また、全7項目におけるヒト臨床試験において、これらの成分を配合したドリンクを経口摂取したところ、摂取前後でコラーゲン密度(【図2】参照)、肌の水分量等4項目に「有意差あり」、2項目に「改善傾向あり」の結果がみられ、肌状態を全般的に改善する傾向があることが確認されました。

【図2:ドリンク摂取前後におけるコラーゲン密度の変化】

図2では摂取前に比べて、摂取2週間後、4週間後と経時的にコラーゲン密度が上がっていることを示しています。

今回の知見は既にDHCの製品に応用されております。
■葉酸および知覧茶由来カテキンの技術を応用したDHC商品はこちら
【知覧茶パワー 30日分】
https://top.dhc.co.jp/contents/corporation/furusato/minamikyushu/#tab3
■コラーゲンペプチド、ビタミンCおよびMelissa officinalis抽出物の技術を応用したDHC商品はこちら
【コラーゲンビューティ 9000プラス】
https://www.dhc.co.jp/goods/goodsdetail.jsp?gCode=70026

DHCはお客様に安全かつ確かな効果を感じられる商品を提供できるよう、より高度な科学的根拠に基づいた研究開発に日々取り組んでいます。お客様の快適な毎日をサポートするため、今後もさらなる研究を続け、機能性を有した付加価値の高い製品の開発に努めてまいります。
 

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