ファーメンステーションのアップサイクル原料「ヒエヌカオイル」がアクティブオーガニックブランド「Be」の新商品オーガニックヘアオイルに採用

株式会社ファーメンステーションのプレスリリース

 独自の発酵技術で未利用資源を再生・循環させる社会を構築する研究開発型スタートアップの株式会社ファーメンステーション(本社:東京都、代表取締役:酒井 里奈)は、未利用資源をアップサイクル(※)したオリジナル原料「ヒエヌカオイル」が、株式会社Be(本社:東京都、代表取締役:稲垣 大輔)が展開するアクティブオーガニックブランド「Be」の新商品オーガニックヘアオイルに採用され、2022年5月23日より発売開始されることをお知らせいたします。
 本商品は天然成分100%の商品として、国内・国外のオーガニック認証であるJOCAおよびエコサートCOSMOSのW認証を取得しており、ヒエヌカオイルもオーガニック認証の取得を目指す商品で活用できる原料として登録されております。

(※)アップサイクルとは
リユース(再利用)、リサイクル(再循環)と異なり、廃棄物や副産物など、従来、不要と考えられたり有効活用されていないものを、様々なアイデアや手法でさらに価値の高いプロダクトに転換すること。

■アップサイクル原料:ヒエヌカオイル
 ヒエヌカオイルは、ファーメンステーションが岩手県のJA関連会社や研究機関とともに独自の圧搾・精製方法で開発した稀少なオイルです。
 岩手県が日本一の生産を誇る雑穀「ヒエ」は、近年まで実施されていた減反政策に伴い、転作作物として栽培されてきました。「ヒエ」は健康食品として注目を集める一方、精製の過程の副産物である『ヒエヌカ』は畑の肥料や家畜飼料に混ぜる以外は用途がない未利用資源でした。
 このヒエヌカを活用し、オイルやエキスを抽出することで、新たな化粧品原料が誕生します。ヒエヌカオイルはルテイン、ゼアキサンチン、ビタミンE、リノール酸といった美容成分を含む天然素材です。詳細は下記よりご確認いただけます。
 本原料は、国際的なオーガニック認証であるエコサートCOSMOS認証の登録原料として、認証取得商品において活用可能な原料となります。

【リリース】岩手県産ヒエのヌカを世界で初めて化粧品原料化、サステナブル原料として「ヒエヌカオイル」「ヒエヌカエキス」の取扱を開始
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000019.000051332.html

 

写真:ヒエ(上段)、ヒエを精製する過程で出る大量のヌカ(中段)、ヒエヌカを圧搾・精製して抽出するヒエヌカオイル(下段)

■ファーメンステーションの開発するオーガニック発酵原料
 ファーメンステーションでは、有機JAS認証のオーガニック米から、独自の発酵・蒸留技術をもとに、USDAオーガニック認証およびエコサートCOSMOS認証を取得済みのオーガニックライス・エタノールおよびオーガニック米もろみ粕(蒸留粕)をオーガニック原料として製造してまいりました。国産原料をもとに国内製造したエタノールで、国内でUSDAオーガニック認証を取得しているのはファーメンステーションのエタノールのみとなります。化粧品・日用品・雑貨などにおいてもサステナビリティやトレーサビリティが求められる中で、国産のオーガニック認証のエタノールや原料には大きな期待がされています。

 アクティブオーガニックブランド「Be」との取り組みにおいては、オリジナル発酵原料として「(アスペルギルス/サッカロミセス)/(マグワ果実/コメ)発酵粕エキス」を開発し、スキンケア・ヘア&ボディケアシリーズに全面採用されております。本原料は、国産のマグワ果実(マルベリー)と有機米を発酵し抽出される発酵粕をもとに、世界で初めてエキス化したエコサートCOSMOS認証のオーガニック認証エキスです。アミノ酸を豊富に含み、整肌成分を有する機能性のある原料となります。

【リリース】ファーメンステーションが開発したオーガニックオリジナル発酵原料がアクティブオーガニックブランド「Be」のスキンケア・ヘア&ボディケアシリーズに全面採用
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000031.000051332.html

 ファーメンステーションでは、他にも天然由来100%の発酵エキスや外部パートナーとオリジナル発酵原料製造なども手掛けており、発酵技術を活用し素材本来の機能性を引き出した原料化や、規格外の農産物など未利用資源をアップサイクルした原料などの開発も行っております。

■アップサイクル原料「ヒエヌカオイル」が採用された「Be」のオーガニックヘアオイル
 アクティブオーガニックブランドの「Be」は、スキンケア、ヘア&ボディケア、インナーケアを展開し、仕事もプライベートも充実したいアクティブワーカーの内外美容をサポートする、肌にも地球環境にもやさしい国産オーガニックブランドです。

 今回「ヒエヌカオイル」が採用され発売される「Be」のオーガニックヘアオイルは、毛髪の乾燥や切れ毛・枝毛を防ぎ、ハリ・コシを与え、うるおいに満ちた頭皮と毛髪へ導く、植物由来100%のヘアオイルです。
 仕事にプライベートに、毎日を駆け抜ける20代30代を中心としたアクティブワーカー達へ。カラーリングやパーマ等でダメージが気になる方、頭皮環境によって髪質の変化を感じている方など、「時間を極力省きながら美しさをかなえたい」と考える人におすすめです。
 「ヒエヌカオイル」のほか、国産有機原料のツバキオイルをはじめ、有機精製オリーブオイル、有機ゴールデンホホバオイルをベースにし、天然由来100%のJOCA・エコサートコスモスのW認証も取得。成分にこだわり、髪だけでなく、フェイス、ハンド、ボディと、全身にもお使いいただけます。さらに、シャンプー前の頭皮マッサージ、毛髪ダメージケア、仕上げのスタイリングなどに使えることも魅力です。
 外出先や旅行に携帯できるミニサイズの25mLと通常サイズの50mLの2サイズで展開します。

【ファーメンステーションについて】
 ファーメンステーションは「Fermenting a Renewable Society(発酵で楽しい社会を!)」をパーパスに、未利用資源を再生・循環させる社会を構築する研究開発型スタートアップです。岩手県奥州市に研究開発拠点兼自社工場(奥州ラボ)を持ち、独自の発酵・蒸留技術でエタノールやサステナブルな化粧品原料などを開発・製造しています。これらのサステナブル原料を化粧品・ライフスタイル製品の原料として化粧品メーカー・原料卸に販売する原料事業のほか、自社ブランドによるオーガニック化粧品事業、原料提案から製品開発まで一貫して引き受けられる化粧品・ライフスタイル製品等のODM/OEM事業を行っております。また、食品・飲料工場の製造過程等で出る副産物・食品残さなどの様々な未利用資源を活用しアップサイクルすることで、新たな高付加価値の商品を生み出す事業開発を大企業との共創を通じて取り組んでおります。

 また、エタノールの製造過程で生成される発酵粕は、化粧品原料や地域の鶏や牛の飼料として利用し、さらに鶏糞は水田や畑の肥料にするなど、廃棄物ゼロの循環型モデルを構築し、地域循環型社会の形成にも取り組んでおります。

会社名                  : 株式会社ファーメンステーション
代表者                  : 代表取締役 酒井 里奈
所在地                  : 〒130-0003 東京都墨田区横川1-16-3 センターオブガレージ Room04
設立                     : 2009年7月7日
事業内容               : アルコール等の化粧品・雑貨・食品向け原料提供/開発、化粧品・雑貨OEM/ODM、未利用資源を活用した事業共創、自社オーガニックブランド事業
自社サイト            : https://fermenstation.co.jp/
オンラインショップ: http://www.fermenstation.jp/
共同開発商品紹介 : https://fermenstation.co.jp/collabo/#products
OEM/ODMご案内 :  https://fermenstation.co.jp/oem/

このニュースに関するお問い合わせは、下記までお願いいたします。
株式会社ファーメンステーション 北畠 Tel:03-6206-9485  E-mail:info@fermenstation.jp

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