大学生の運動習慣に関する実態調査<ガクセイ協賛>

株式会社ガロアのプレスリリース

株式会社ガロア (GALOIS Inc.、本社:東京都港区、代表取締役CEO:浅井亮祐、以下当社)は、日本全国の学生を対象に運動習慣に対する意見の調査を行いました。調査の背景、調査結果の概要および詳細は以下の通りです。

■背景
当社は、2014年にサービスを開始した大学生専門の協賛プラットフォーム「ガクセイ協賛」事業を皮切りに、人材・不動産・エンターテイメント・医療など 10カテゴリの事業領域でインターネットを活用した送客プラットフォーム事業を展開しております。
「ガクセイ協賛」の導入団体は現在では600大学5500団体を超えており、当社は、多くの学生の声を直接集めることができる強みを生かし、現代の学生の実態を通して新しい視点をご提案することを目的に調査事業を行っております。

■調査概要
調査期間:2022年04月21日(木)~2022年04月23日(土)
調査対象:全国、ガクセイ協賛に登録する約600の学校の学生
調査方法:インターネット調査
対象者数:4年制・短期大学・専門学校を含む学生490名

■質問項目
Q1.健康に対する興味はありますか?
Q2.運動は好きですか?
Q3.好き、または、どちらかといえば好きと答えた理由を教えてください。
Q4.どちらかといえば嫌い、または、嫌いと答えた理由を教えてください。
Q5.体づくりに興味はありますか?
Q6.1週間あたり150分以上の軽い運動(歩行)、または75分以上の運動(ジョギング以上)ができていますか?
Q7.運動ができていない理由を教えてください。
Q8.現在、運動系の部活、サークル・同好会、学外組織に加入していますか?
Q9.普段、運動を行う頻度を教えてください。
Q10.普段どんな運動を行っていますか?
Q11.普段運動を行っている場所を教えてください。
Q12.現在の自分の運動日数についてどう思いますか?
Q13.今後運動を増やしていくつもりはありますか?
Q14.コロナ禍において、運動への意欲は変わりましたか?
Q15.以前より積極的になった理由を教えてください。
Q16.以前より運動に消極的になった理由を教えてください。

■大学生の健康に対する興味関心

「Q1.健康に対する興味はありますか?」(n=490)と質問したところ、「ある」が70%、「どちらかといえばある」が24%、「どちらともいえない」が1%、「どちらかといえばない」が3%、「ない」が1%となった。

現代の若者(大学生)の健康に対する意識は高く、全体の94%が「ある」と回答している。

「Q2.運動は好きですか?」(n=490)と質問したところ、「好き」と回答した方が77%
「どちらともいえない」と回答した方が9%、「嫌い」と回答した方が14%となった。

健康志向は高く、興味があると回答した方が94%であったのに対して、健康に直結した運動が好きと回答した方は、やや少なく全体の77%となった。

「Q5.体づくりに興味はありますか?」(n=490)と質問したところ、79%
が「ある」と回答し、「10%」がないと回答した。

昨今の筋トレブームも影響してか、体作りに対する興味関心も非常に高く見受けられた。

■運動が好きな理由

運動が好きと回答した方に対して、「Q3.好き、または、どちらかといえば好きと答えた理由を教えてください。 」(n=380)と質問したところ、「気分転換のため」や「体を動かすのが得意」という回答が多く集まった。

そのほか、「健康やダイエットのため」や「上達したいスポーツがある」、「友人とのコミュニケーションになるから」といった回答も集まった。

大学生の多くはリフレッシュ目的で運動を好んでいるようだ。

■運動が嫌いな理由

反対に、運動が嫌いと回答した方に対して、「Q4.どちらかといえば嫌い、または、嫌いと答えた理由を教えてください。」(n=68)と質問したところ、「体を動かすのが苦手」という回答が圧倒的に多く集まった。

運動が嫌いな人の大半が、運動に対する苦手意識を持っている。

また、一部ではあるが年齢が低く健康状態に異常が全くないため、「必要性を感じない」という回答も集まっている。

■大学生の運動習慣の実態調査

本調査では、世界保健機関(WHO)が過去に行った調査を参考に、週に150分の緩い運動、もしくは75分の激しい運動をしない人を、運動不足と定義している。

「Q6.1週間あたり150分以上の軽い運動(歩行)、または75分以上の運動(ジョギング以上)ができていますか?」(n=490)と質問したところ、できていると回答した人は全体の57%となった。

健康に対する興味がある大学生は94%、運動が好きな大学生は77%、実際に運動ができている大学生は57%となり、高い健康志向とは裏腹に、実際に運動に取り組めている方は少ない実情が確認できた。

■運動習慣がない理由

より詳しく運動不足の原因を調査するために、「Q7.運動ができていない理由を教えてください。」(n=209)と質問したところ、「時間がない」という回答が圧倒的に多く集まった。

大学生は勉強、アルバイト、サークルと忙しく、運動に費やすことができる時間が少ないことがわかる。

■運動の頻度

具体的な運動の頻度を知るために、「Q9.普段、運動を行う頻度を教えてください。」(n=490)と質問してみた。結果は、「毎日」が7%、「週5−6日」が11%、「週2-4日」が36%、「週1日」が24%、「週0日」が22%となった。

■運動の種類

Q6で「運動ができている」と回答した人に対して、「Q10.普段どんな運動を行っていますか?」(n=381)と質問したところ、多く集まった回答が「筋トレ」「ランニング・ジョギング」「ヨガ・ストレッチ」「ダンス」であった。

流行性のある「筋トレ」「ダンス」、また手軽に取り組める「ランニング・ジョギング」「ヨガ・ストレッチ」が人気が高いようだ。

■運動する場所

同様に、Q6で「運動ができている」と回答した人に対して、「Q11.普段運動を行っている場所を教えてください。 」(n=381)と質問した。結果は「大学・学校(55%)」が圧倒的に多く、次に「家(37%)」が多かった。

■大学生の運動習慣に対する危機感

本調査では、WHOが定義する「運動不足(週間あたり150分以上の軽い運動(歩行)、または75分以上の運動(ジョギング以上)ができていない人)」に該当する大学生が、42%と非常に高くなった。

WHOの調査(年齢を問わない)では約3割程度となっており、若者に限定した方が運動不足の割合は高くなっている。
参考:https://www.bbc.com/japanese/45417015#:~:text=%E8%AA%BF%E6%9F%BB%E3%81%AF%E9%80%B1%E3%81%AB150,%E5%89%B2%E5%90%88%E3%81%AF%E5%A2%97%E3%81%88%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%9F%E3%80%82

このような状況を踏まえて、「Q12.現在の自分の運動日数についてどう思いますか?」(n=490)と質問したところ、「少ない」と回答する方が過半数を超える結果となった。

やはり、自分の運動不足に対して、課題を感じている学生は多いようだ。

■運動に対する意識の変化

Q12で「少ない」と回答した方に対して、「Q13.今後運動を増やしていくつもりはありますか?」(n=251)と質問したところ、「増やす予定」と回答した方は36%、「検討中」と回答した方は44%となった。

自分の運動習慣に課題を感じており、実際に運動量を増やしたいと考える学生は多くいる。
問題は運動に一歩踏み込めない理由である。

運動するに至れない理由を解決できるサービスや商品は今後、需要が高くなるのではないだろうか。「時間効率の良い運動」や「運動ができるコミュニティ」などQ7(運動ができていない理由を教えてください)の回答結果を参考となるだろう。

■コロナ禍における運動への意識の変化

最後に「Q14.コロナ禍において、運動への意欲は変わりましたか?」(n=490)と質問したところ、意外にも消極的になったという回答は少なく、「積極的になった」が31%、「変化なし」が56%となった。
 

コロナ以降の生活で、「運動不足」や「生活リズムの乱れ」、「体重増加」、「ストレス」などの問題が発生し、それに対する解決策として運動が注目されたことが、運動への意識がプラスに変化した理由だろう。

もちろん、「施設が利用しづらい」「やる気の低下」「運動が億劫になった」などの理由で、運動への意識が低下してしまっている大学生も確認できている。

運動に対して消極的になってしまっている人が、どのように自分から意識を改善していくのか、また運動サービスに携わる事業者たちがどのようにアプローチしていけるのかが、今後の運動不足解消、ひいては健康促進の課題となるだろう。

【今回の調査について】
ガクセイ協賛では、学生や協賛に関する記事やアンケート調査などについて、発信しております。
「【就職活動における企業選びのポイント、優先順位を徹底解説」のより詳しい記事はこちらから確認できます。
https://www.gakuseikyosan.com/media?p=1874

【株式会社ガロアについて】
所在地:東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー17F
創立:2014年4月1日
代表者:代表取締役CEO 浅井 亮祐
事業内容:インターネットを活用した送客プラットフォーム事業
プライバシーマーク登録番号:21001310(02)
企業サイトURL:https://www.galoisjapan.com/

【ガクセイ協賛とは】
大学生がいつでもどこでもアプリで協賛金を集められる大学生専門の資金調達アプリです。
導入団体数600大学5500団体突破し、大学研究室・部活サークルなどの団体だけではなく個人利用としてもご利用可能です!
学生にピンポイントでアプローチが可能で、協賛・プロモーション・アンケート調査など学生ターゲットの様々な施策を行うことができます。
下記より、学生集客や学生への協賛などお気軽にご相談くださいませ。
ガクセイ協賛 法人ご相談窓口:https://www.gakuseikyosan.com/sponsorship/?acd=GK&gcd=PRTimes

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