化粧品事業向け高度精製技術を UltimoPure™ Technologyに一新します

クローダジャパン株式会社のプレスリリース

スマートサイエンスを活用して、生活を向上させるハイパフォーマンスのサービス、ソリューションを創造する企業 クローダジャパン株式会社(以下、クローダジャパン)は、2022年7月1日より化粧品事業向けの油脂精製技術を新名称アルティモピュア(UltimoPure™)テクノロジーとして一新することを発表します。

クローダの油脂精製技術は、クローダジャパン滋賀事業所のコア技術として、化粧品及び医薬品の分野の両方でSuper Refined™ テクノロジーとして親しまれてきた、40年以上の歴史と実績があります。このほど医薬品向けにはSuper Refined™テクノロジー、化粧品向けにはアルティモピュアテクノロジーという名称にリニューアルし、ブランドへの転換を図ります。
 

アルティモピュア(UltimoPure™)は「究極の」を意味するUltimateと「クリーン」「きれいな」「混じりけがなく純粋な」を意味するPureを組み合わせたできた単語です。クリーンビューティーなどが流行する化粧品業界に向けて、クローダの高品質な製品の特長をお客様に伝えやすくなるように名付けました。

アルティモピュアテクノロジーは油脂類に含まれる微量の極性不純物を除去することにより、油脂の色・臭い・感触・酸化安定性を向上する技術です。この技術は植物油脂のクロピュアシリーズ(Cropure®)をはじめ、エステル油のアルティモピュア クロダモルシリーズ(Crodamol®)、ラノリン誘導体などに応用されています。
アルティモピュアテクノロジーにより、皮膚への安全性の向上や、処方に配合した際の経時安定性の向上、使用感の向上などが可能です。この技術を用いることにより、植物油などを安心して処方に配合することができるようになった経緯があります。日本の高品質の化粧品産業を支える技術の1つであると自負しています。

図1:アルティモピュアテクノロジーによる精製イメージ

クローダジャパンではアルティモピュアテクノロジーによる油脂製品を化粧品研究者や化粧品企画開発に携わる方々、さらには化粧品の成分に対する意識の高い消費者の皆様にも伝えていくことで、日本の高品質な化粧品開発に貢献することを目指しています。

※7月1日より順次サイト内で変更対応を開始いたします。

 Croda(クローダ)  https://www.croda.com/en-gb
1925年に設立されたクローダは、世界中で成功を収めた複数のブランドを支える、持続可能性ならびに高性能原料と技術を持った企業です。あらゆる産業と消費者に信頼されており、スペシャリティ化学原料を製造・販売しています。
クローダはFTSE100企業であり、6,100人を超える情熱的で革新的な従業員を擁した会社です。「Smart science to improve lives™」(スマートサイエンスで生活を豊かにする)という目的を共有しながら、世界中の製造拠点やオフィスで働いています。 この目的の一環として、有機原料の約3分の2以上がすでにバイオベース原料に置き換わっています。2030年までに「気候、土地、人」の3つのポジティブ(資源を用いて生み出す付加価値がポジティブ=プラスになるように改善)を達成し、革新的な原材料を提供する最も持続可能性の高いサプライヤーになることを約束します。

Croda Personal Care (クローダパーソナルケア) https://www.crodapersonalcare.com/ja-jp
クローダパーソナルケアは、持続可能なパーム油やその他の再生可能原料を使用するなど持続可能性と社会的責任へのコミットメントを維持しながら、進化する消費者のニーズを満たすためにお客様と協力して取り組んでいます。また、当社は製剤開発、実証実験、市場分析、規制対応などの専門知識を有しており、製品開発を成功させるために必要なサービスを提供しています。グローバルビジネスとして、クローダパーソナルケアは、Crodarom・Alban Mullerの天然植物成分、Sedermaのスキンケア・ヘアケアのアクティブ原料など、広範囲で多様な製品ポートフォリオを展開しています。

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