シングルマザーを継続的に支援 「免疫サポート」社会貢献プロジェクト

株式会社ファンケルのプレスリリース

 株式会社ファンケルは8月から、ひとり親で子育てをされている約2,500世帯に、機能性表示食品「免疫サポート」を毎月お届けします。今後、コロナ禍が一定程度、収束するまで継続支援する方針で、当面来年の7月までを予定しています。あわせて、不織布マスクなど生活に欠かせない物資もお送りします。ひとり親支援組織、認定NPO法人しんぐるまざあず・ふぉーらむ(事務局・東京都千代田区、赤石千衣子理事長)を通じてお届けします。当社では今後もSDGs推進室を通じて、同団体とさまざまに連携していきます。

◆コロナ禍でさらに経済的苦境の母子家庭を支援
 日本の母子世帯のお母さんの就業率は82%と、世界的に見て高水準ですが、収入は子供のいる世帯全体の平均年収と比べ半分に満たない状況です。就労形態はパートやアルバイトが全体の44%で、コロナ禍での雇用調整や学校の休校などで経済的苦境がさらに深刻になっています(数字や状況などはしんぐるまざあず・ふぉーらむのHP参照)。
 当社では今年4月に免疫サポートを通じた社会貢献を目指す「免疫サポート社会貢献プロジェクト」を開始。同時に第三者機関として、医師や学識経験者、報道関係者で構成する「免疫サポート社会貢献評議会」を設置しました。これまでの取り組みは別紙にまとめております。
 今回、「免疫サポート社会貢献評議会」からの助言を受け、(メンバーの方の経歴と本件寄贈へのコメントは別紙)ひとり親で子育てをされている約2,500世帯に「免疫サポート」(60粒:約30日分)を、毎月お送りすることとしました。今後、コロナ禍が一定程度、収束するまで継続支援する方針で、当面来年の7月までを予定しています。あわせて、女性用と子供用の不織布マスクをそれぞれ5,000箱お送りします。

◆しんぐるまざあず・ふぉーらむを通じて支援、今後もさまざまに連携
 「免疫サポート」の送付は、年間延べ24,000世帯へ支援を実施してきたひとり親支援組織、認定NPO法人しんぐるまざあず・ふぉーらむを通じて行います。同団体は1980年の設立で、相談や就労支援、食料支援、新入学のお祝い金の給付などさまざまな活動を行っています。当社では今後もSDGs推進室を通じて、同団体とさまざまに連携していきます。

「免疫サポート社会貢献評議会」のメンバーとコメント (敬称略、五十音順)
大谷 泰夫 神奈川県立保健福祉大学理事長
 1953年兵庫県生まれ。76年東京大学法学部卒。同年厚生省入省。医政局長、厚生労働審議官などを経て退官。14年第2次安倍政権において、内閣官房参与を務める。18年4月現職に就任。社会福祉法人日本保育協会理事長なども現任。神奈川県黒岩祐治知事が進める「未病」概念の提唱者。厚生労働省時代には新型インフルエンザ感染防止対策の指揮を担った。
コメント
 新型コロナウイルスは肉体的にも社会的にも、人間や人間社会の脆弱な部分に向けて襲い掛かっています。感染を通じてさまざまな不便や不利益に直面しますので、あらゆる手段を通じてそのリスクを減らすことが大切です。
今回のひとり親世帯への「免疫サポート」継続提供という支援活動が、こうした家庭への心身両面での支えに寄与することを心から期待します。

西澤 真理子 リテラジャパン代表
 1968年東京都生まれ。91年上智大学外国語学部ドイツ語学科卒。英国ランカスター大学で環境政策修士号。インペリアル・カレッジ・ロンドンでリスク政策・リスクコミュニケーション博士号を取得。帰国後、厚生労働省薬事・食品衛生審議会委員などを務める。正確な知識を普及させて飲食の場で新型コロナウイルスの感染を防ぐため、感染症の専門医とともに「夜の街応援!プロジェクト」を実施中。
コメント
 コロナ禍で経済的な打撃を受けているのは、女性、とりわけ非正規雇用の女性です。日本の母子家庭は先進国のスタンダードからすると支援が非常に限られているのが現状です。
ですから、民間企業の支援は非常に大切で、一過性ではなく、継続的支援が必要です。
シングルマザーの方々の希望となり、勇気を与えるような取り組みを今後も粘り強く続けていただきたく思います。

堀江 重郎 医師 前日本抗加齢医学会理事長
 1960年東京都生まれ。85年東京大学医学部卒。日米両国で医師免許を取得。03年帝京大学医学部主任教授に就任。12年より順天堂大学医学部教授。日本初の男性外来、メンズヘルス外来を開設するなど、男性のアンチエイジングの日本における先駆的研究者であり、第一人者。19年から今年6月まで日本抗加齢医学会理事長を務めた。著書やメディアでの論考も多数。
コメント
 「がんばる・おかあさん」は職場・社会から、そしてお子さん、学校から、さまざまな感染のリスクがあります。免疫サポートが「いつも元気な・おかあさん」を護ります!

松井 清人 前文藝春秋代表取締役社長
 1950年東京都生まれ。74年東京教育大学(現:筑波大学)文学部卒。同年4月文藝春秋入社。週刊文春、文藝春秋編集長などを歴任し、14年同社代表取締役社長に就任。18年6月退任。著書にオウム真理教事件や少年A事件などの取材秘話をまとめた「異端者たちが時代をつくる」(プレジデント社刊)。
コメント
 小中高の全国一斉休校、一部保育園の休園、ひいては雇い止めなど、コロナ禍で起きたさまざまな困難は、ひとりで子育てを頑張る皆さまの生活に深刻な影響を与えたことでしょう。毎朝2粒の「免疫サポート」が少しでも日々の不安を解消し、お気持ちの安定に役立つことを願っています。それがお子さまの笑顔につながりますことを。
コロナ禍で苦しむ人たちに、いつも私はこう言います。
「やまない雨はありません。明けない夜もありません。」

森下 竜一 医師 大阪大学大学院寄付講座教授
 1962年岡山県生まれ。87年大阪大学医学部卒、91年スタンフォード大学大学院に留学。帰国後、03年に大阪大学医学部大学院寄付講座教授に就任。99年には大学発のバイオベンチャー企業、アンジェスMGを起業する。13年内閣府規制改革会議委員、内閣官房健康医療戦略本部戦略参与。現在、国産の新型コロナウイルスワクチン、治療薬の開発に先駆的に取り組んでいる。
コメント
 「免疫サポート社会貢献プロジェクト」第二弾として、シングルマザーの方への支援が決まりました。コロナ渦で日々の生活をご苦労されている中でストレスなどによる免疫の低下は深刻な問題です。
免疫システムは、ウイルスなど外的異物を排除する我々の健康に必須な重要なシステムですので、いかに免疫を維持するかが重要な課題です。ワクチン接種も進んできていますが、ワクチンによる抗体価上昇も体内の免疫システムが正常に維持されていることが必要です。
 ヒトでのエビデンスで、体内で最初の異物排除の免疫バリアである自然免疫とワクチンの作用である獲得免疫の両方の司令塔であるpDC細胞を活性化し、免疫を維持する作用が明らかになっているプラズマ乳酸菌を利用してもらいたいと思います。

「免疫サポート」を通じたこれまでの社会貢献の取り組み
1.読売ジャイアンツ・スポーツ健康検査センターに寄贈

 2月22日(月)、読売巨人軍がキャンプ地である沖縄県那覇市に開設した「読売ジャイアンツ・スポーツ健康検査センター」に、「免疫サポート(60粒)」2,000個を寄贈いたしました。同センターは、読売巨人軍など沖縄県内でキャンプを実施する一般社団法人日本プロ野球機構の球団やJリーグのクラブ、報道陣などの方に、定期的にPCR検査を実施する目的で開設されました。寄贈は、PCR検査を受診した巨人軍の選手やスタッフの健康管理に役立てていただくために実施しました。

 

2.湘南鎌倉医療大学の学生への寄贈

 4月9日(金)、神奈川県鎌倉市にある湘南鎌倉医療大学の学生や職員などに「免疫サポート(60粒)」300個などを寄贈いたしました。
 湘南鎌倉医療大学は、2020年に開校した看護師などを養成する大学です。コロナ禍の中、さらに社会のニーズが高まっている看護師の卵である約200人の学生などの健康を維持し、安心して学業に励んでいただくため、同製品を寄贈しました。あわせてグループ会社のアテニアの化粧品300個もお送りしました。

3.神奈川県看護連盟への寄贈

 4月26日(月)、神奈川県横浜市の神奈川県看護連盟を通じ、神奈川県下で新型コロナウイルス患者の看護にあたる8つの病院の看護師など517人に、「免疫サポート(60粒)」517個とハンドケアアソートセット353個を寄贈しました。現場の最前線で働く看護師の方の免疫維持と、手荒れのケアなどを目的に寄贈を行いました。

4.医療従事者への寄贈
 5月28日(金)、共同募金会を通じて、医療現場の最前線で新型コロナウイルス対策に尽力されている医療従事者の方々に「免疫サポート(60粒)」を5,000個寄贈しました。寄贈先は、聖霊病院(愛知県名古屋市)など全国の計44の医療機関です。当社が実施した投稿企画『~広げよう!エールの輪~ みんなで医療従事者の方々に「感謝」&「応援」メッセージを届けよう!』によるものです。本企画にご賛同いただいたお客様からお預かりしたメッセージとともに医療従事者の方々へお届けしました。

5.大阪府の新型コロナ宿泊療養施設に寄贈
 5月24日(月)、大阪府の新型コロナウイルス宿泊療養施設15カ所にそれぞれ200個、計3,000個の「免疫サポート(60粒)」をお送りしました。大阪府からの依頼を受けて、お届けしたもので、6月2日付で寄贈に対してのお礼状をいただきました。
 

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