矢野経済研究所のフェムテック研究員と語る、女性ヘルスケア業界の新スタンダード「ジェンダード・イノベーション」〜現状と国内事例〜(矢野経済研究所×ウーマンズ)

【女性ヘルスケア市場専門の企業支援】ウーマンズのプレスリリース

フェムテックに続き、最近聞かれるようになったジェンダード・イノベーション。今年6月に政府が女性活躍・男女共同参画の重点方針2022(女性版骨太の方針2022)の中でジェンダード・イノベーションの重要性に言及した他、お茶の水女子大学がジェンダード・イノベーション研究所を設立するなど、性差に着目した研究・技術・商品開発への社会的関心が、急速に高まっています。あらゆる産業界で求められている視点ですが、特に市場の牽引役として期待されているのが、元来、性差分析を必要とするヘルスケア業界。女性特有の健康課題に着目した「フェムテック」の一大トレンドを築いたことからも、ヘルスケア業界はジェンダード・イノベーションが起きやすいと言われています。
「ジェンダード・イノベーションって何?」「ジェンダード・イノベーション発想をどんなふうに開発に落とし込めばいい?」
2021年9月にフェムテックの市場レポート「フェムケア&フェムテックマーケット2021」を発刊した矢野経済研究所と、女性ヘルスケア市場に特化した業界動向分析を行うウーマンズが、開発やマーケティングに活かせる実践的視点でその解に迫ります。

  • オンラインセミナー概要

フェムテックのブームが2020年に誕生してからこれまでは、「フェムテック=女性だけが持つ臓器や女性特有のライフステージや病気に着目したソリューション」というイメージで認知されてきましたが、世界に目を向けると次のステージに移行しており、男女共通疾患や見過ごされてきた女性の不便や社会課題など、多様な視点で性差分析に取り組むヘルスケア企業の動きが相次いでいます。いわゆるジェンダード・イノベーション発想に基づいた商品開発を指し、IT業界、スポーツ業界、マーケティング業界、教育、政策など、あらゆる場面でも性差視点が盛り込まれるようになってきました。

フェムテックブームの好影響で、性差視点に着目した商品・サービスに対する消費者の受容性が高まっていることも、女性ヘルスケア業界にとっては追い風。今が、ジェンダード・イノベーション発想で開発に取り組む絶好の機会です。

世界的な新潮流としてあらゆる業界でスタンダード化していくと見られる「ジェンダード・イノベーション」とは何なのか?そして、ジェンダード・イノベーション発想で女性ヘルスケアソリューションを開発するにはどのようなステップを踏めばいいのか?日本市場ではどのような可能性があるのか?その解を、フェムテック市場のレポートをまとめた矢野経済研究所の研究員とウーマンズが共同で探っていきます。第1回目では矢野経済研究所の代表取締役社長、水越孝氏も登壇。全産業界を長年に渡りウォッチする同社が、この新潮流をどう見ているのか?をお話しいただきます。

 

 

  • こんな企業様におすすめ

・ジェンダード・イノベーション(GI)の基本概念を知りたい
・フェムテックとGIの違いを知りたい
・ネット上で得る情報以外に、GIに関する深い話を聞きたい
・GIの国内事例を聞きたい
・GI発想を自社開発製品に取り入れたい
・GI発想で女性ヘルスケア業界で差別化を図りたい
・GIの意味がまだ漠然としていて、具体的なビジネス戦略に落とし込めていない
・GIを知らない社内メンバーやチームにも共有できる、現実的な戦略ヒントを得たい
・フェムテック市場をリサーチした矢野経済研究所の研究員の話を聞きたい
・自分の中にあるアンコンシャスバイアス、ジェンダーギャップの解消や、性差視点への理解を深めたい
・ダイバーシティやインクルーシブなどに関わっていて、ジェンダード・イノベーション視点を身に付けたい

 

  • プログラム

1.オープニング
 

2.オープニング講演1(ウーマンズ)
 ジェンダード・イノベーションとは?

3.オープニング講演2(矢野経済研究所 代表取締役社長)
 世界的な新潮流「ジェンダード・イノベーション」をどう見ている?

4.プログラム(矢野経済研究所 研究員)
  (1)フェムテック市場のリサーチでわかった、女性ヘルスケア市場のジェンダード・インベーションの現状
  (2)ジェンダード・イノベーションの国内事例

5.参加者から登壇者へ質問

6.クロージング

※当日のプログラム内容は変更になる場合もあります

 

  • 登壇者

水越孝氏(矢野経済研究所  代表取締役社長)

 

代表取締役社長。1989年、矢野経済研究所入社。流通・消費財分野の事業部長、営業本部長等を経て、2005年、代表取締役社長に就任、2007年、矢野経済信息諮詢(上海)董事長、2013年、一般社団法人中野区産業振興推進機構理事、2021年、一般社団法人地域創生インバウンド協議会監事、現在に至る。大手企業のマーケティング戦略や新規事業の立ち上げに参画するとともに、ベンチャーや中小企業のコンサルティング、M&A支援の実績も豊富。

 

 

清水由起氏(矢野経済研究所  研究員)

ブランディング&イノベーションサービスグループ部長、主席研究員。2001年、矢野経済研究所入社。ジュエリー、アパレル、ギフト分野を中心にファッション関連の消費財分野、複合商業施設などのマーケティングを担当。海外ブランドの出店戦略調査や特定施設の集客力調査、国内ブランドの中国市場進出サポートなどの実績を多数持つ。2021年、自主企画調査資料「フェムケア&フェムテックマーケット2021(消費財・サービス)」を統括。

 

 

矢野初美氏(矢野経済研究所  研究員)
コンシューマー・マーケティングユニット、ブランディング&イノベーションサービスグループ、上級研究員。2008年、矢野経済研究所入社。機能性フィルム、素材を対象にした市場調査に従事。2012年より新規事業開発チームに所属し、採用支援のWebマッチングサービス立ち上げ、また、アイデア発想支援サイトの企画開発、運営に携わる。現在はHR関連のクラウドサービスやフェムケア&フェムテック関連調査を担当。企業の新規事業支援や大学キャリアセンター支援事業にも従事。

 

  • お申し込み

・日時:2022年9月13日(火)13:00〜14:10
・参加費:無料
・利用ツール:zoom
・詳細/お申込みはコチラ
 

 

  • 主催・企画

【主催】

1958年に設立された独立系総合マーケティング調査機関です。全産業分野を対象に年間250テーマ以上の

マーケット・レポートを発刊するとともに600案件を超える受託調査やコンサルティングプロジェクトを受託しています。1995年にソウル、2004年に上海、2007年には台北に事業拠点を開設、現在はアジア全域に調査ネットワークを構築しています。高度な調査能力、豊富なマーケティングデータ、独創的なビジネス構想力をもって

皆様の成長と発展に貢献してまいります。

 

 

【企画】

女性ヘルスケア市場に特化した「生活者分析/業界動向分析/法人ネットワーク」を強みに、女性向けのヘルスケア事業を行う企業の支援を行っています。ジェンダード・イノベーション発想に基づいた女性特有の行動・消費・ニーズの調査分析が基礎業務です(HP)。これまでに健康博覧会(BtoB)、大丸松坂屋百貨店大丸梅田店(BtoC)、蔦屋家電(BtoC)、イオンモール(BtoC)などの企業様と「女性」をテーマに掲げたイベントを企画・開催・運営協力。商業施設やオフィスビルの女性個室トイレに設置されたデジタルサイネージを活用して、

「女性の健康問題を啓発する広告配信事業」を混雑可視化ベンチャー企業の(株)バカンと展開中。

 

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