株式会社キャリアデザインセンターのプレスリリース
株式会社キャリアデザインセンター(本社:東京都港区 代表取締役社長兼会長:多田 弘實)が運営する、女性の転職に特化した転職サイト『女の転職type』にて、女性755名を対象に「メンタル不調による休職」についてアンケートを実施しました。
正社員で長く働きたい女性のための転職サイト『女の転職type』は、女性のリアルな仕事観を調査する【データで知る「女性と仕事」】を定期的に行い、女性の働く環境の実態を公開しています。
▼詳しくはこちらからご覧ください。https://woman-type.jp/academia/discover-career/data/vol-54/
■調査結果抜粋
★約7割が現在もしくは過去、職場にメンタル不調で休職している人がいると回答
★約2割が、自分自身メンタル不調での休職経験あり
★メンタル不調の原因1位は「職場の人間関係」
★症状としては「憂うつ」「不安感」「不眠」が上位
★休職中不安だったことは「金銭面」
★休職明けは約半数が「転職」
★休職明けにあった方がいいのは「時短勤務」「在宅勤務」など柔軟な働き方
【Q.1 職場にメンタル不調で休職している人はいる?】
『女の転職type』会員に職場にメンタル不調で休職している人がいるかどうかを聞いたところ、「現在はいないが過去にいた」が最も多く46.0%でした。「現在いる」は22.3%となっており、約7割の人の職場でメンタル不調で休職した実績があることがわかります。
【Q.2 メンタル不調が原因で休職したことある?】
あなた自身、メンタル不調が原因で休職したことはあるかどうかを尋ねると、「休職も有給休暇も取ったことはない」が1位で51.7%でしたが、「休職はないが有給休暇を取ったことがある」が27.2%、「休職したことがある」も21.2%おり、メンタル不調で有給や休職に至っている人が約半数いました。
【Q.3 どのくらい休職した?】
※「休職したことがある」と回答した人のみ
Q.2で「休職したことがある」と回答した人に、どの程度休んだかを尋ねると、1位「数カ月程度」33.8%、2位「1カ月程度」19.4%、3位「1年程度」15.0%でした。約3割の人が半年以上と休職が長期化していることもわかります。
【Q.4 メンタル不調に陥った原因は?】
※「休職したことがある」「休職はないが有給休暇を取ったことがある」人のみ
※複数回答あり
メンタル不調に陥った原因は、1位「職場の人間関係」58.3%、2位「業務量の過多」41.2%、3位「職場のハラスメント」39.8%となりました。その他の意見としては、「コロナ」「育児との両立」「不妊治療」などがありました。
【Q.5 メンタル不調時の症状は?】
※「休職したことがある」「休職はないが有給休暇を取ったことがある」人のみ
※複数回答あり
メンタル不調時の症状は、1位「憂うつ」70.4%、2位「不安感」67.1%、3位「不眠」58.3%となりました。その他の意見としては、「過呼吸」「頭痛」「めまい」などがありました。
【Q.6 休んでいる間、不安に思ったことは?】
※「休職したことがある」「休職はないが有給休暇を取ったことがある」人のみ
※複数回答あり
休んでいる間、不安に思ったことはどんなことだったかを尋ねると、1位「金銭面」が50.3%となり半数が回答しました。休職経験がある人の約3割が、休職期間が半年以上と長期化しているため、たしかに金銭面が不安になりそうです。
2位以降は「いつ快方に向かうか」44.5%、「職場に迷惑をかけていないか」43.1%、「社会復帰できるか」39.2%が続いています。その他の意見としては、「異動できるか」「転職できるか」などがありました。
【Q.7 メンタル不調を乗り越えるために大切だと思うことは?】
※「休職したことがある」「休職はないが有給休暇を取ったことがある」人のみ
※複数回答あり
メンタル不調を乗り越えるために必要なことは、「十分な休息や睡眠」が82.3%で圧倒的1位でした。次いで「心を許せる人と過ごす」64.1%、「異動や転職」53.3%、「バランスのいい食事」44.2%と続いており、リラックスすることや環境を変えることが大切だと思う人が多いようです。
【Q.8 休職期間終了後はどうした?】
※「休職したことがある」人のみ
休職期間終了後はどうしたかを尋ねてみると、「転職した」が1位で48.8%でした。2位は「元の職場に復帰した」18.8%ですが、「退職したまま働いていない」や「まだ休職中」もそれぞれ10%程度おり、いまだ休職から復帰できていない人もある程度の割合を占める結果となりました。
【Q.9 休職明けにあったらいいと思う制度やサポートは?】
※複数回答あり
休職明けにあったらいいと思う制度やサポートは、1位「時短勤務」65.2%、2位「在宅勤務」61.5%、「業務量の調整」57.4%となっています。メンタル不調に陥った原因でも、「職場の人間関係」や「業務量の過多」が上位だったため、時短などの柔軟な働き方や、職場と距離が取れる在宅勤務などが求められている実態が見て取れました。
▼詳しくはこちらからご覧ください。
https://woman-type.jp/academia/discover-career/data/vol-54/
※調査データ(グラフ)は、小数点第2位以下は四捨五入しているため、合計しても100にならない場合があります。
※本調査データの引用・転載の際は、「出典:女の転職type」と明記の上、該当ページURLをリンクしてご掲載ください。
■調査内容:第54回「メンタル休職について」 / データで知る「女性と仕事」
・調査期間:2022年6月30日~7月11日
・有効回答数:755名
・調査対象:『女の転職type』会員
・調査方法: Web上でのアンケート
■データで知る「女性と仕事」一覧
本件は第54回目のアンケートとなっており、働く女性を取り巻く環境や課題について定期的にアンケートを実施しており、さまざまな調査結果をご覧になれます。
https://woman-type.jp/academia/discover-career/data/
■『女の転職type』とは
正社員で長く働きたい女性のための転職サイトです。未経験から正社員になれる求人、プライベートも充実できる残業が少ない求人、仕事と育児を両立できる求人など、女性に人気の求人を多数掲載。充実したマッチング機能で、自分に合った仕事を見つけることも簡単です。
■株式会社キャリアデザインセンター 会社概要
代表者 :代表取締役社長兼会長 多田 弘實
本社所在地:〒107-0052 東京都港区赤坂 3-21-20 赤坂ロングビーチビル
資本金 :5億5866万円
設立 :1993年7月8日
従業員数 :662名(2021年9月30日現在)
事業内容 :
1.キャリア転職の専門情報サイト『type』『女の転職type』等の運営
2.転職フェアの開催
3.人材紹介事業(厚生労働大臣許可 13-ユ-040429)
4.質の高い就職活動を情報誌、イベント、情報サイト、人材紹介で支援する『type就活』サービス
5.パンフレット、ノベルティー採用・HP作成などのアウトソーシング事業
6.IT業界に特化した人材派遣サービス(厚生労働大臣許可 派13-315344)
7.Webマガジン『エンジニアtype』『Woman type』『20’s type』の企画・編集・運営など、企業の採用活動をサポートする総合的なソリューションサービスを提供