丸善製薬株式会社のプレスリリース
植物を中心とする天然物より、食品、化粧品、医薬品や医薬部外品の原料を製造する丸善製薬株式会社(所在地:広島県尾道市、代表取締役社長:日暮 泰広)が独自に開発した、米ぬか発酵物「アクティボディRB」が、ウェルネスフードアワード2022の食品素材部門で銀賞を受賞しました。
本品は、米ぬか由来のポリフェノールの活性本体の一つである「HMPA」を規格化した食品素材です。
4つの部門があり、食品の機能性向上に向けた素材や原材料が対象となる食品素材部門にて「アクティボディRB」が銀賞に選ばれました。
「アクティボディRB」(写真左側の白い粉末)
「アクティボディRB」とは
腸内環境に左右されずに機能を発揮するポリフェノールの活性本体「コアポリフェノール」をコンセプトとした米ぬか発酵物です。
ポリフェノールには様々な機能がありますが、その効果を体感できているのは5人に1人という調査報告があります。どうすればより多くの人にポリフェノールの効果を実感してもらうことができるか。植物エキスを扱う会社として、長年の課題でした。効果が実感しにくい要因の1つは腸内環境にあることが分かってきました。多くのポリフェノールは腸内で活性本体である「コアポリフェノール」に変換されますが、ポリフェノールを「コアポリフェノール」に変換できない人がいることが分かってきたのです。そのことから、ポリフェノールの活性本体である「コアポリフェノール」を直接摂取すれば、より多くの人がポリフェノールの効果を体感できるのではないかと考えました。そこで注目したのはクルクミン、ɤオリザノール、ヘスペリジン、クロロゲン酸など様々なポリフェノールの「コアポリフェノール」である3‐(4‐ヒドロキシ‐3‐メトキシフェニル)プロピオン酸(HMPA)です。日本伝統の発酵技術を用いてポリフェノールを「HMPA」へと変換させるために100回以上の試作を行い、徹底した条件管理による最先端の発酵技術を確立しました。さらに、「HMPA」の前駆体であるポリフェノールを含む植物(米ぬか)の探索、ポリフェノールを「HMPA」へと効率的、安定的に変換する微生物(オリジナル乳酸菌)の追求を行い、完成した商品が「HMPA」を規格化した「アクティボディRB」です。
「アクティボディRB」の特徴
・腹部の脂肪を減少させる機能、食後に上昇する血糖値を元に戻しやすくする機能が確認されており、
これらをヘルスレームとし、HMPAを機能性関与成分とした機能性表示食品の受理実績があります。
・配合食品の風味や色への影響がほとんどなく、溶解性も良く、光・熱に安定であるため、
サプリメントだけでなく、嗜好性の高い食品の美味しさを損なうことなく手軽に機能性をプラスすることが
可能です。
「アクティボディRB」は「コアポリフェノール」の一つである「HMPA」を規格化した商品である為、様々な機能性が期待できます。この度の賞はさらなる機能性の追求を期待されてのものと考えます。今後も「アクティボディRB」の機能性の研究を進めてまいります。
※「アクティボディ」は丸善製薬㈱の登録商標です。
会社概要
商号 : 丸善製薬株式会社
代表者 : 代表取締役社長 日暮 泰広
所在地 : 広島県尾道市向東町14703-10
設立 : 昭和24年7月13日
事業内容: 医薬品、医薬品用素材抽出物、医薬部外品用素材抽出物、
化粧品用素材抽出物、食品添加物、食品、食品用素材抽出物、
健康食品、健康食品用素材抽出物の製造販売
資本金 : 9,800万円
URL : https://www.maruzenpcy.co.jp