福岡市⺠を対象に⾏った5ヶ⽉間の実証実験で⽣まれた「フレンドナースチャットサポート」のサービスを正式リリース臨床経験20年のフレンドナースがあらゆるお悩みをLINEでサポート

一般財団法人ウェルネスサポートLabのプレスリリース

⼀般財団法⼈ウェルネスサポートLab(所在地:福岡県福岡市、代表理事:笠 淑美、以下:「ウェ
ルサポ」)は、個⼈の⾃⽴と社会のウェルネスを実現するために、経済産業省の協⼒を経て2021年9⽉
から5ヶ⽉間「フレンドナースサポート」の実証実験を⾏って参りました。その結果、利⽤者の声を
受けて2022年8⽉31⽇(⽔)よりフレンドナースチャットサポート( https://www.wellsuppo.or.jp/service )
として利⽤者とご家族の⾝⼼の健康相談をLINEでサポートするサービスを提供を開始いたします。
⾃分らしく健やかに⼈⽣を全うする⼈をサポートし社会的インパクト創出に貢献してまいります。

【「⾝⼼の不調や不安がない」⼈はわずか2%。実証実験の結果】
ウェルサポは経済産業省の「フェムテック等サポートサービス実証事業2021年度」(
https://www.pwc.com/jp/ja/news-room/femtech-public-offer210628.html?fbclid=IwAR1eky4FpF7SDPZ
PkjPD7uUfeKnyksjDzF3mQiIRzklvh8-1ieo2N0Sj3KE )に選出され、 福岡の働く⼥性を対象に、⼥性
のからだ・健康の悩みなどのデリケートな問題について相談できる実証実験を実施しました(※1)。そ
の結果、約500名中「⾝⼼の不調や不安がない」と回答された⽅は、わずか2%に満たない状況とな
り、年齢・職業やライフステージに関わらず、⾮常に多くの⽅が⾝⼼の健康に不調や不安を抱えてい
ることがわかりました。また、800件寄せられた相談の中で最も多い相談は「不定愁訴に関する⾝⼼
の不調・不安」約30%という結果で、「疾病や病院に通うほどではないが、なんとなく調⼦が悪い」
と感じている⽅が圧倒的に多いことがわかります。
(※1)フレンドナースサービス実証実験の結果
https://www.wellsuppo.or.jp/_files/ugd/ccdc5c_7378dd915ea84c31949e4bca058b570d.pdf

【男⼥共に2⼈に1⼈はガンと診断されている現状】
上記は⼥性を対象に⾏った実証実験ですが、ウェルサポでは「⼥性の健康課題は社会全体の課題」
として捉えています。それに加え、⽇本⼈が⼀⽣のうちにガンと診断される確率は男性65.0%⼥性
50.2%(※2)、男⼥共に2⼈に1⼈はガンに罹患するというデータがあるように、⼥性の⾝⼼不調の
みならず、⽇本⼈全体の⾝⼼不調が社会課題となっている現状が伺えます。
また、厚⽣労働⼤⾂の諮問機関である中央社会保険医療協議会の資料では、ガンを含む⽣活習慣病
(※3)は死因別死亡割合の約6割を占めており、さらに⼀般診療医療費の約3割、介護が必要と
なった主な要因の約3割(※4)と、医療費や介護など社会問題へと発展する疾病とされています。
現状の超⾼齢化社会において、健康寿命の延伸と医療費の適正化を図っていくためには、ガンを含む
⽣活習慣病への改善や対策が重要視されています。
(※2)国⽴研究開発法⼈国⽴がん研究センター 最新がん統計2018 https://ganjoho.jp/reg_stat/statistics/stat/summary.html
(※3)⽣活習慣病とは、⽇本⼈の三⼤死因であるガン・脳⾎管疾患・⼼疾患、脳⾎管疾患や⼼疾患の危険因⼦となる動脈硬化症・糖尿病・⾼⾎圧症・脂質異常症などの疾患の総称。⾷事や運動・喫煙・飲酒・ストレスなどの⽣活習慣が深く関与し、発症の原因とされている。
(※4)出典:中央社会保険医療協議会 総会 年代別・世代別の課題(その2)について
https://www.mhlw.go.jp/content/12404000/000528279.pdf

【サービスリニューアルの背景】
このような社会課題へのアプローチの⼀つとして、疾病になる前の不安不調期から、⽣活習慣を⾒直し健康
に対する対策をひとりひとりが実⾏することが⼤切であると私達は考えています。しかし、下記のようなサー
ビス利⽤者の声から、仕事や⼦育て、親の看病・介護などと⾃分のことと家族や周りのことを両⽴することが
多く、その不調は多くの場合は⾒過ごされてしまうことがわかりました。本来はこの時期に専⾨家のアドバイ
スをもらえることが最善策ですが、本⼈に⾃覚がない場合や、優先順位が低く後回しにしてしまうことが懸念
点です。そこで私達は臨床経験が豊富な看護師であればいち早く⾝⼼の変化に気づき症状に合ったサポートが
できると考え、不安や不調について担当のナースにメモ感覚でLINE相談ができるサービスとしてリニューア
ルしました。担当ナースと相談という会話を重ねることで、より⼀層信頼が深まり、「いざ」という時のサ
ポートが効⼒を発揮し、サービスの魅⼒の⼀つとなることを信じています。リニューアルに伴いオンラインか
ら対⾯まで、利⽤者やそのご家族に寄り添ったサポートを提供いたします。

【サービス利⽤者の声】
20〜30代⼥性: 親元を離れ⼀⼈暮らしで頼れる⼈がいないため、何かあった時に気軽に相談できる相⼿がい
ることはとても安⼼。/不安なことがあっても⼦どもや仕事状況によっては病院にいけないことも多い。
/病院に⾏くほどでもないことを相談したかった。/気にしていたこと、あとまわしにしていたことを向きあ
うきっかけ、背中を押してくれた。/不調が通常の状態になっていたことで、改善という概念がなかったが、
改善できることに気づけた
40代〜60代⼥性: 健康な時から使えるサービスだと分かった。不安不調期の⾃覚がもてた。
/若いころからの不調をそのままにしたところ、60代を境にいろんな病気になってしまった。不調が出始め
たころから、⾃分のことを労わってあげればよかった。不調を家族以外に話すことができず悩んでいた。
30代男性: ⽇中病院に⾏けないので、24時間いつでもLINEで相談できるのは⼤変ありがたい。⼀家の⼤ ⿊柱
として、⾃分の健康が家族に⼤きな影響を与えるということを痛感している。

【フレンドナースチャットサポート概要】
価格:⽉額1,650円(税込 )※初⽉無料
概要:
● 利⽤者の⾝⼼の相談はもちろん、⼦育て、ご家族の介護、など利⽤者とご家族の健康に寄り
添った、オンラインのLINEチャットサポート
● 臨床経験20年の看護師がフレンドナースとなり、共にウェルネスに取り組む実践者として、
担当者が1つ1つの相談に親⾝になって回答。匿名のため⼼理的安全性が⾼い。
● 専⾨性が⾼いアドバイザーチーム(認定専⾨看護師、助産師、管理栄養⼠、健康運動指導
⼠、社会福祉⼠、⾔語聴覚⼠など)との連携やご紹介が可能
● オプションサポートメニュー(アテンドサポート、定期訪問サポート、⾒守りサポート、訪
問サポート、終活サポートなど)の対⾯サポートも可能
【代表メッセージ】

⼤学時代に受けた⽗の余命宣告から、約10年間の療養⽣活を家族と共に過ごしてきました。幸い、ナース・ケアマネとなった⼆⼈の妹が最強のサポーターとしてサポートしてくれたおかげで、私⾃⾝は⾃分らしく働き続けることができましたが、「それは全ての⼈に必要なもの」という思いからこの仕組みを考えるに⾄りました。そして当時利⽤者であったご婦⼈の遺贈寄付により、「健やかな未来を次世代へ」との願いを込めて、⼀般財団法⼈として本格的に活動をスタートしました。フレンドナースのいる⼼地よい暮らしを体験していただき、多くの役割と責任、⾝⼼ストレスから少しでも開放されること、またそれがきっかけとなり、誰しもがどんな時でも⾃分らしく健やかに安⼼して、社会参画できる社会づくりを⽬指していきます。 代表理事:笠 淑美

【団体の概要】
団体名:⼀般財団法⼈ウェルネスサポートLab
代表理事:笠 淑美(りゅう よしみ)
住 所 : 〒810-0004 福岡市中央区渡辺通2-9-20-1103
電 話 : 092-231-9762
設 ⽴:2020年1⽉
事業内容:不安不調期・療養期の意思決定⽀援事業、不安不調期・療養期のコーディネート事業、看護ケア事
業、ウェルビーイングに関する地域貢献⼈材育成事業、終活コーディネート事業
H P: https://www.wellsuppo.or.jp/
 

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