株式会社コーセーのプレスリリース
(※1) Maison KOSÉ 美容トピックス内「マスク着用時の正しい日やけ対策を徹底解説!マスクだけでは紫外線から肌をまもれない?」 https://maison.kose.co.jp/article/g/gskincare-20200807/
- 額と頬の色の明るさと紫外線曝露量の比較について
今回、311名を対象に額と頬の色(L*値)を比較したところ、額は頬と比較して色が暗い傾向にあることが分かりました。その一因として、太陽の方角を向いた際の紫外線曝露量が、肌に蓄積的なダメージを与えるUVA、短時間で肌への作用が強いUVBともに、頬と比較して額の方が多いことが分かりました。
- 額の色の違いによる顔全体の印象について
標準顔のAと、Aの額の肌の色のみを暗く処理したBを用意しました。印象評価の結果、変化させた部位は額だけにも関わらず、Bの方が「疲れて見える」、Aの方が「若々しく見える」などの回答が得られ、額の色が顔全体の印象を左右し、額が暗いことでネガティブな印象を与えることが分かりました。
- マスクや前髪で顔を覆った場合の日やけのリスクについて
当社ではすでに、紫外線で紫に変わる塗料を塗ったマネキンに不織布マスクを着用させ、太陽光線に含まれる紫外線に見立てた紫外線ランプを一定時間当て、不織布マスク着用時の日やけの仕方を可視化する模擬実験を行っており、その「ムラやけ」、「スキマやけ」のリスクについて、オンラインサイト「Maison KOSÉ」にて情報を発信しています(※1)。
(※1) Maison KOSÉ 美容トピックス内「マスク着用時の正しい日やけ対策を徹底解説!マスクだけでは紫外線から肌をまもれない?」 https://maison.kose.co.jp/article/g/gskincare-20200807/
これに加えて、前髪を下した髪型の場合でも、額の紫外線をカットすることができず、「前髪越しやけ」の恐れがあることも、今回新たに検証しました。
- マスク着用生活におけるUVケアの重要性
今回新たに、額の日やけにおける知見が加わったことで、コロナ禍のマスク生活では、例年よりも素肌の“日やけギャップ”が生まれやすいことが分かりました。“日やけギャップ”を生まないためには、例年以上に、顔全体にしっかりと日やけ止めを塗り、紫外線から肌を守ることが大切です。
〈日やけ止め効果的な塗り方〉
①適量を手のひらにとります。
②両頬、額、鼻、あごの5箇所に置きます。
③顔全体にムラなく、丁寧に伸ばします。
※詳細は各商品をご覧ください。
額や鼻などの紫外線が当たりやすい箇所、また頬やあごなどのマスクとの擦れでとれやすい箇所には、重ねづけすることをおすすめします。
また、効果をたもつために、こまめに塗り直すことをおすすめします。
■Maison KOSÉ 「美容トピックス」: https://maison.kose.co.jp/article/c/c10/
・マスク着用時の正しい日やけ対策を徹底解説!マスクだけでは紫外線から肌をまもれない?
https://maison.kose.co.jp/article/g/gskincare-20200807/
・額の日やけでネガティブ印象に!?前髪があっても、室内でも、ぬかりない紫外線対策を!
https://maison.kose.co.jp/article/g/gskincare-20210721/
■当社の紫外線情報サイト: https://www.kose.co.jp/jp/ja/kirei/uv-care/