ポーラのプレスリリース
株式会社ポーラ(本社:東京都品川区、社長:及川美紀)は、新型コロナウイルス発生前後(2019年、2020年、2021年)の夏(7~8月)の肌と肌悩みに関して、ポーラのパーソナライズドサービスブランド「APEX(アペックス)」の分析データを集計し、比較しました。
ステイホームにより外出を控えるようになったことや、テレワークの導入で紫外線にあたる機会が減少したことなど、新しい生活様式の中でのライフスタイルの変化が、シミの要因である「メラニン」や、「毛穴の目立ち」の良化に寄与した可能性が考えられます。
最も気になる肌悩みで「毛穴目立ち」が年々増えているのは、肌を見たときに一目で目立ちやすい「シミ・ソバカス」が気にならなくなり、より細部の「毛穴」に目が行くようになったからと考えられます。一方で実際の肌状態は、目立つ毛穴のトータル数が減っているという、悩みの増加とは逆の結果となっており、これは美肌に対する意識の高まりのあらわれとも考えられます。
- 調査詳細
■調査実施日:2022年7月8日
■調査対象期間:2019年、2020年、2021年 7月1日~8月31日
■調査対象の肌分析件数:合計:55,123件(2019年:23,728件 2020年:15,753件 2021年:15,642件)
■調査方法:
アペックスの肌分析項目において、ぞれの期間における「1:悪い~5:良い」の5段階スコアの平均値を比較。また、肌分析時に回答していただいた「肌悩みに関するアンケート」を集計し、それぞれの期間で比較。
- 最も気になる肌悩み(単一回答)ランキング
最も気になる肌悩みのランキングを見ても、「毛穴目立ち」を気にする人が年々増加しており、2021年は、「シミ・ソバカス」を抜いて1位になりました。
― 毛穴情報 ― ■温度27~30度、湿度80~90%の風にあたると、毛穴は2倍に!(毛穴熱風) ポーラと日本気象協会が行った気象と肌の関係の共同研究で、夏の熱い空気を含んだ風(温度27〜30度、湿度80〜90%)に約30分あたるだけで、毛穴の面積が2倍に開くことがわかりました。肌表面のうるおいが奪われ、キメが乱れることで毛穴が広がって見えることが原因と考えられます。毛穴が2倍に広がると、テーブル越しでも他人から毛穴が認識できるという実験データ※1もあります。 ※1: ポーラ調べ (男性n=4、女性n=3の実測値) ■乾燥や紫外線などのストレスで毛穴が開きっぱなしに |
― 毛穴ケア情報 ― ■とにかく保湿!冷たいおしぼりはNG お出かけ前に Point!:メーク前にたっぷりうるおい補給 暑い日は汗でうるおっているように感じますが、冷房などで肌の内部は乾燥していることも。乾燥した肌に風を受けると、キメが乱れてより毛穴が目立ってしまいます。風の強い日の朝は、化粧水と乳液でいつもよりうるおいを与えましょう。うるおいをキープしたいならクリームをプラスしましょう。 Point!:ファンデーションも下地も厚塗りは禁物 Point!:あらゆる方向から毛穴を埋め込むように お出かけ中に お出かけ後に Point!:ぬるめのお湯(38~40℃)につかる Point!:ビタミンB2を含む食材を食べる |