オーティコン補聴器のプレスリリース
110余年の歴史を持つ補聴器メーカー、オーティコン補聴器(本社:神奈川県川崎市、プレジデント:木下聡、以下 オーティコン)は、難聴への理解を深めるコンサート「オーティコンみみともチャリティーコンサート2022」を2022年11月4日(金)19時より、王子ホール(東京・銀座)にて開催します。演奏者に、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団前コンサートマスター、ダニエル・ゲーデ氏率いる「ウィーン・ピアノ五重奏団」を迎え、子供から大人まで、そして難聴者と健聴者が共に極上の音楽を楽しむことができる無料のコンサートです。会場へのご招待の応募受付は、本日より2022年10月17日(月)まで「みみともチャリティーコンサート2022」特設サイト内にて受け付けます。また、より多くの方にコンサートをお楽しみいただくために、本コンサート開催後にはオンライン配信を予定しています。
みみともチャリティーコンサート2022特設サイト:https://www.oticon.co.jp/event/concert
- オーティコンみみともチャリティーコンサートとは
オーティコンでは2014年以降「みみともコンサート」と題したクラシックコンサートを毎年開催し、難聴者と健聴者が共に最高の音楽を楽しむ場を提供しています。補聴器ユーザーにコンサート会場で音楽を「気兼ねなく」楽しんで欲しいという想いから、「みみともコンサート」は始まりました。補聴器は構造上、音の入口と出口が非常に近く、ハウリング(音漏れ)が起こることがあります。最近の補聴器はハウリングを抑制する機能が進化しており、以前より少なくなっているものの、周囲への影響を懸念して、コンサートへ足を運ぶことをためらう人も多くいます。本コンサートでは、コンサート中のハウリング発生を許容しており、開演前に補聴器の電源を切るよう促すアナウンスはなく、補聴器ユーザーも周囲に気兼ねをすることなく、音楽を楽しんでいただけます。また、クラシック音楽ファンが聞こえや難聴、補聴器について理解を深めることができる啓発の場となっています。2014年に始まった「みみともコンサート」は、2020年より聴覚障害者団体への募金を募る「チャリティーコンサート」へと進化を遂げました。今年も会場には募金箱を設置し、オンラインではnoteを活用した募金システムを用意し、趣旨にご賛同いただける方からの寄付を募ります。
- 難聴者へ配慮したオーティコンみみともチャリティーコンサート
本コンサート会場では難聴者に音楽を楽しんでいただくために、情報保障として「磁気ループシステム(テレコイル)」、および話し手の内容を要約して字幕で伝える「要約筆記」を導入しています。また、会場内には筆談対応可能なスタッフを配置し、筆談具も多数用意しています。オンライン配信には情報保障として、「字幕」を付けてお届けします。
オーティコン製品(オーティコンモア、ジルコン)をお使いの方であれば、音楽プログラム機能「Oticon MyMusic」を利用することで、会場での生演奏・オンライン配信どちらも音楽の微妙なニュアンスを捉えた臨場感あふれる音を楽しめます。(ご利用には事前の設定が必要です)
- 「オーティコン みみともチャリティーコンサート2022」開催概要
<開催趣旨>
本コンサートは、子供から大人まで、難聴者と健聴者が共に極上の音楽を楽しむコンサートです。外出を控える人々にも音楽を楽しんでいただけるよう、本コンサート開催後にはオンライン配信も実施します。多くの方にご視聴いただき、趣旨にご賛同いただける方からは寄付を募り、聴覚障害者団体へ寄付を行います。
<開催日>
2022年11月4日(金) 開演19:00 (1時間程度)
<参加・視聴方法>
コンサートへの参加・視聴方法は2種類あります
1)コンサート会場(東京・銀座の王子ホール)への招待を受ける
2)コンサート開催後のオンライン配信を自宅などから楽しむ
<参加費>
無料 ※いずれの視聴方法も無料ですが、参加には事前のお申込みが必要です
<出演>
「ウィーン・ピアノ五重奏団」
ピアノ:マクシミリアン・フリーダー(ウィーン音楽大学講師)
ヴァイオリン:ダニエル・ゲーデ(ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団前コンサートマスター)
ヴァイオリン:クレメンツ・フリーダー(ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団準団員)
ヴィオラ:セバスティアン・エイブ(チューリッヒ歌劇場首席ヴィオラ奏者、バイロイト祝祭管弦楽団団員)
チェロ:グスタフ・リヴィニウス(1990年チャイコフスキー国際コンクール優勝者)
<会場>
王子ホール(東京都中央区銀座4丁目7-5)
完全招待制(応募者の中から抽選でご招待いたします)
<感染症拡大予防対策>
一般社団法人日本クラシック音楽事業協会の「クラシック音楽公演における新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン」に沿った対策のもと、公演を行ってまいります。
※新型コロナウイルスの感染拡大状況によりオンライン配信のみに変更となる場合があります
<応募・申し込み>
「オーティコンみみともチャリティーコンサート2022」特設サイトからお申し込みください
https://www.oticon.co.jp/event/concert
<会場へのご招待応募期間>
2022年9月21日(水)~2022年10月17日(月)まで
<オンライン配信>
事前のお申込みでオンライン配信を無料でご視聴いただけます。
オンライン配信は11月中旬から12月25日(日)までを予定しています。
詳しくは特設サイトをご確認ください。
<募金方法>
コンサート会場には募金箱を設置します。オンライン配信の場合は、視聴後にご案内が流れます。オンライン配信期間中は募金を受け付けます。※募金は強制ではございません
2021年の募金実績:募金総額¥105,000(会場¥91,500、オンライン¥13,500 )
聴覚関連の当事者団体7つにそれぞれ15,000円ずつ分配し、難聴者の為に有意義にご活用いただきました。
<主催>
オーティコン補聴器
<協力>
特定非営利活動法人 フレンドシップ・コンサート
<お問合せ先>
オーティコン みみともチャリティーコンサート2022事務局
〒156-0043 東京都世田谷区松原3-40-7-4F ヴォートルチケットセンター内
会場へのご招待に関するお問い合わせ先: TEL 03-5355-1280
(電話でのお問い合わせは、11月4日コンサート当日までの平日12:00~17:00)
- ウィーン・ピアノ五重奏団について-巨匠と若手の融合-
ウィーン・ピアノ五重奏団はウィーン・フィル前コンサートマスター、ダニエル・ゲーデの発案により、従来から定評あるフリーダー父子によるウィーン三重奏団をさらに発展させ、室内楽としては最も多様性のある五重奏団にしたものです。すでに2018年にギュンター・ザイフェルトをヴィオラ奏者に迎えた日本ツアーでは高い評価を得ました。2022年はこのウィーン・ピアノ五重奏団に、チェロの巨匠1990年チャイコフスキー国際コンクール優勝者のグスタフ・リヴィニウスと、バイロイト祝祭管弦楽団団員であり、チューリッヒ歌劇場及びフィルハーモニア・チューリッヒの首席ヴィオラ奏者、セバスティアン・エイブを招聘します。ピアニストにはずば抜けた抒情性を誇るマクシミリアン・フリーダー、第2ヴァイオリンにはウィーン・フィルやバイロイト祝祭管弦楽団で活躍するクレメンツ・フリーダー、そして新たにヴィオラにセバスティアン・エイブの3名のウィーン生まれ、ウィーン育ちの若手奏者をダニエル・ゲーデとグスタフ・リヴィニウスの両巨匠が支えます。
- 「オーティコン補聴器」プレジデント 木下 聡のコメント
2014年から毎年開催している“みみともコンサート”も今年で9回目を迎え、趣旨にご賛同いただき、毎年楽しみにして下さる方が多数いらっしゃることを大変嬉しく思います。オーティコンみみともコンサートは、2020年よりチャリティーコンサートとして開催し、集まった寄付金は全て聴覚障害者団体へ寄付しています。今年度は、会場とオンライン配信にて開催いたします。当コンサートがより多くの方に、難聴や聴覚ケアについての理解を深めていただくきっかけとなれば幸いです。オンラインでお楽しみいただく方も、会場でお楽しみいただく方も、一同に素晴らしい極上の音楽を楽しみましょう。
▼本リリース掲載サイト
https://www.oticon.co.jp/about/press/center/press-releases/2022/20220921
▼みみともチャリティーコンサート2022」特設サイト
https://www.oticon.co.jp/event/concert
▼2021年オーティコンみみともチャリティーコンサート報告ページ
https://www.oticon.co.jp/hearing-aid-users/blog/2022/20220119
▼オーティコン製品に関する資料請求・お問い合わせ
フリーダイヤル:0120-113321 営業時間9:30~17:30(土、日、祝日を除く)
◆その他、詳細は当社ホームページhttps://www.oticon.co.jp/ をご覧ください。
【オーティコン補聴器について】
オーティコン(Oticon)は、1904年にデンマークで創設された補聴器業界におけるパイオニアです。企業理念として「Life-changing technology(ライフチェンジング テクノロジー)」を掲げ、難聴による制限のない世界の実現を目指し、製品開発と聴覚ケアの普及に取り組んでいます。オーティコンは補聴器業界で唯一、聞こえと脳に関する基礎研究所を擁するメーカーであり、そこに在籍する聴覚学、脳神経科学、電子工学など様々な分野の研究者と、13,000人以上のテストユーザーによって、常に先進的で革新的な補聴器テクノロジーが生み出されています。オーティコン製品の最大の特徴は、脳から聞こえを考える「BrainHearing™(ブレインヒアリング)」というアプローチです。「耳に音をどう届けるか」だけではなく、「脳が理解しやすい音を届けるにはどうするか」に着目した製品群は、第三者機関による確かなエビデンスに支えられ、世界100ヵ国以上で使用されています。日本でも1973年より補聴器の製造・販売を行っています。
【デマントグループについて】
デマントは、1904年にデンマークのオーデンセで補聴器の輸入商から始まり、のちに補聴器の製造や診断機器、人工内耳事業へと参入していきました。現在、世界130か国以上でビジネスを展開しています。デマントは2つの点で世界唯一の企業です。第一に聴覚ヘルスケアにおける全ての分野をカバーしていること、第二に慈善財団(ウィリアム・デマント財団)が所有する聴覚ヘルスケア企業であることです。全デマントグループ18,000人強の従業員とともに、聴覚ヘルスケアや聞こえの改善の研究、製品開発を行っています。