コーセー、『雪肌精』の商品をはじめとして CO2の排出量を数値で可視化する取り組みを開始

株式会社コーセーのプレスリリース

 株式会社コーセー(本社:東京都中央区、代表取締役社長:小林 一俊)は、このたび、環境省が実施する「製品・サービスのカーボンフットプリントに係るモデル事業」へ参加(※1)し、当社を代表するスキンケアブランド『雪肌精』の中から「雪肌精 クリアウェルネス」シリーズを対象に、製品のライフサイクルを通じたCO2排出量を数値で可視化する取り組みを開始します。
(※1)環境省 報道発表資料 2022年8月5日発表
 https://www.env.go.jp/press/109886_00001.html

 本事業では、製品・サービスの原材料調達から廃棄・リサイクルに至るまでのCO2排出量である「カーボンフットプリント」(以下、CFP)の、算定および表示・活用に関する先進的なロールモデルを創出することで、CFPの取り組み拡大や、脱炭素に貢献する製品・サービスの選択を促すことを目指しています。当社は、環境省から委託されたボストン コンサルティング グループの支援(※2)のもと、CFP算定を行うとともに、お客さまへの分かりやすい表示などについて検討していきます。
(※2)ボストン コンサルティング グループ リリース
 https://www.bcg.com/ja-jp/press/27september2022-bcg-cfp-kose

 当社グループでは、2030年に向けたサステナビリティ戦略と目標をまとめた「コーセー サステナビリティ プラン(※3)」中で、2040年までにCO2排出量を実質ゼロにするカーボンニュートラル、2030年までにSBT1.5℃目標(※4)に準じたCO2排出量削減目標を掲げ、脱炭素戦略を推進しています。
(※3)コーセー サステナビリティ プラン 
  https://www.kose.co.jp/company/ja/sustainability/plan/
(※4)Science Based Targetsイニシアチブが提唱する、パリ協定が求める水準と整合した目標。世界全体の平均気温の上昇を産業革命以前に比べて1.5℃に抑えるための科学的な根拠に基づき設定。

 『雪肌精』は、2009年より雪肌精「SAVE the BLUE」プロジェクト(※5)を通じて、自然保護活動に寄附する支援活動や、地球の環境保全に対する啓発活動などを継続してきた、当社のサステナビリティ推進活動を牽引するブランドです。また、「雪肌精 クリアウェルネス」は、‟つくり方にも透明感を”というメッセージを掲げ、環境負荷の低いパッケージへの切り替えや、製造方法の見直し検討など地球環境へ配慮した商品設計を行っています。『雪肌精』は、環境保全活動に加えて、バリューチェーン全体で環境負荷を減らすものづくりを推進することで、よりよい環境をつくっていくことを目指しています。
(※5)雪肌精「SAVE the BLUE」プロジェク : https://sekkisei.jp/site/p/savetheblue.aspx
 
 今後も当社グループは、中長期ビジョン「VISION2026」で掲げる「KOSÉ Beauty Partnership(コーセー ビューティ パートナーシップ)(※6)」のもと、当社グループと関わりのある、あらゆるステークホルダーと連携して、脱炭素社会の実現に向けた取り組みをグループ全体で加速させていきます。
(※6)コーセーレポート2022 (統合報告書)P16 
 https://www.kose.co.jp/company/ja/content/uploads/2022/05/report2022-all.pdf

  • 『雪肌精』ブランドについて

 『雪肌精』は、和漢植物エキスを配合することにより、透明感のある肌に導く化粧水として1985年に誕生しました。発売以来、確かな肌効果と使い心地の良さから多くのお客さまに支持され、現在ではカテゴリーの追加や販路の拡大により当社を代表するスキンケアブランドとして成長しています。当社の重点グローバルブランドのひとつとして、海外でも共通のプロモーションを展開しており、国内外、年代問わず、幅広くご愛用いただいています。
 2020年9月にデビューした新シリーズ「雪肌精 クリアウェルネス」では、これまで配合してきた和漢植物にとどまらず、植物・食物・大地など、地球が育んだ自然の力を探求し、商品に配合。商品設計そのものにも随所に地球環境への配慮を取り入れています。
◇『雪肌精』 ブランドサイト:http://www.sekkisei.com/

  • 当社グループのサステナビリティ推進活動について

 当社グループは、1991年より「美しい知恵 人へ、地球へ。」を企業メッセージとして発信し、「人へ」と「地球へ」という2つの側面から広く社会的課題に貢献する独自の活動を推進してきました。2020年4月には、中長期ビジョン「VISION2026」において、3つの基盤戦略のひとつに「バリューチェーン全体にわたるサステナビリティ戦略の推進」を掲げ、これに連動し、グループ全体のサステナビリティに関する取り組みと2030年までの目標をまとめた、「コーセー サステナビリティ プラン」を発表しました。当社グループは、社会的課題への対応は「事業成長」と「持続可能な社会の実現」の両立を図るために、欠かすことのできない重要な経営課題のひとつとして捉え、サステナビリティ活動を推進しています。
■コーセー企業サイト「サステナビリティ」:https://www.kose.co.jp/company/ja/sustainability/

 

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