【10月13日緊急開催】機能性表示食品届出セミナー第2弾 

株式会社ウェルネスニュースグループのプレスリリース

 機能性表示食品の試験法はプラセボ対照試験でいいのか? ウェルネスニュースグループ(東京都港区)は10月13日、東京大学名誉教授の唐木英明氏を招き、機能性表示食品の届出セミナー第2弾をオンラインで開催します。

 

 効能効果を表示することができる健康食品としてブームに沸く機能性表示食品の開発において、ガイドラインが推奨するプラセボ対照試験は不適切と指摘する唐木氏。技術系メディア『日経クロステック』による機能性表示食品制度への疑義をきっかけに、同制度における統計誤用が一気に表面化した格好です。

 同制度ではこれまで、多くの届け出資料で無理に有意差を出そうとして統計の誤用問題が多発しています。これは企業の問題でもありますが、真の原因は「食品機能の試験に、本来使用すべきではないプラセボ対照試験を採用したためであり、有意差が出ないのは必然性がある」と唐木氏は指摘します。そして、プラセボ対照試験に代わるものとして「無処置対照試験」の採用を提言しています。

 無処置対照試験とはどういうものか、なぜ必要なのか、採用するにはどうすればよいのか、それで業界はどう変わるのか――について唐木講師が詳しく解説します。

 本セミナーは、9月14日に開催したセミナー(https://bit.ly/3SRkPwi)の第2弾で、無処置対照試験についてさらに深堀りします。セミナーは聴講者との双方向セミナー。講演後、参加者とのディスカッションの時間を30分設けています。質問の準備がある人は、事前にメールやFAXでも受け付けます。

<開催概要>
日 時:10月13日(木)午後4時~5時30分(3時50分から接続開始)
開催方式:Zoomによるオンライン
定 員:先着100人
聴講料:一般5,000円、WNG会員3,000円
講 師:東京大学名誉教授 食の信頼向上をめざす会 代表 唐木 英明 氏
テーマ:「プラセボ対照試験で有意差が出ない原因は?」

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<講師プロフィール>
唐木 英明 氏 

東京大学名誉教授 食の信頼向上をめざす会 代表。
1964年東京大学農学部獣医学科卒。農学博士、獣医師。東京大学農学部助手、同助教授、テキサス大学ダラス医学研究所研究員などを経て東京大学農学部教授、東京大学アイソトープ総合センターセンター長などを歴任。2008~11年日本学術会議副会長。11~13年倉敷芸術科学大学学長。専門は薬理学、毒性学、食品安全、リスクコミュニケーション。
2022年3月17日、(公財)食の安全・安心財団理事長退任。

 

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