ニコチンアミドモノヌクレオチド(NMN)の高用量摂取による高齢者の運動能力・聴力改善法の早期確立を目指す

ミライラボバイオサイエンス株式会社のプレスリリース

ミライラボバイオサイエンス株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:田中 めぐみ)は、国立大学法人東京大学(医学部附属病院 糖尿病・代謝内科 山内 敏正 教授、五十嵐 正樹 講師ら)と共同で、高齢者を対象にした高用量ニコチンアミドモノヌクレオチド(NMN)の加齢に与える影響に関する特定臨床研究を開始しました(1)。

これまでに五十嵐講師らは、健常な高齢男性が1日あたり250 mgのNMNを12週間経口摂取することで、歩行速度、握力などの運動機能が改善すること、また聴力の改善傾向がみられることを明らかにしています(2)。

本研究では対象者を女性にも広げ、NMN摂取量を既報の5倍である1日あたり1,250 mgとし、摂取期間も2倍の24週間としました。本研究によって、加齢に伴う運動能力と聴力の低下にNMN経口摂取が与える影響を、より深く検討することが可能になると考えられます。その成果には、加齢性難聴、サルコペニア等の予防・治療法開発の加速による、健康寿命延伸への貢献が期待されます。

当社は、世界に先駆けて広島大学 大学院 医歯薬保健学研究院と臨床研究『ヒトによるNMNの長期摂取による影響の評価』を実施し、2015年に世界で初めてNMNサプリメントの販売を開始しました。今後もNMNのリーディングカンパニーとして、科学的根拠に基づいた「プロダクティブ・エイジング」の世界的な実現を目指し、Quality Of Lifeの向上に寄与すべく取組みを続けて参ります。

(1) 本研究は、厚生労働大臣より認定された認定臨床研究審査委員会である、東京大学臨床研究審査委員会によって承認されています。本研究の詳細は臨床研究実施計画・研究概要公開システム(jRCT)よりご確認ください。
『高齢者に対する高用量ニコチンアミドモノヌクレオチド(NMN)の加齢に与える影響に関する無作為化プラセボ対照二重盲検並行群間比較試験』(jRCTs031220373)
https://jrct.niph.go.jp/latest-detail/jRCTs031220373

(2) Igarashi M, et al. NPJ Aging. 2022 May 1;8(1):5.
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/35927255/

■本件に関するお問合せ
ミライラボバイオサイエンス株式会社
https://www.mirailab-bio.com/contact
 

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