高知県北川村の中学生が、東京銀座で村をPR 「ユトワ 洗顔石けん」PRイベントに、1時間で100人来場!

株式会社ウテナのプレスリリース

株式会社ウテナと高知県北川村立北川中学校の3年生は、2022年11月5日(土)に、「ユトワ 洗顔石けん」のPRイベントを東京銀座で実施いたしました。
北川村から5時間かけて日帰りでやってきた生徒さんたちは、初めての東京にドキドキしながらも一生懸命に商品をPR。1時間のイベントで100名以上の方にご来場いただきました。

 

  • 「大好きな北川村を全国の人に知ってほしい!」ご来場者100名に、特産品のゆずを使った洗顔石けんをプレゼント

東京銀座にある高知県のアンテナショップ「まるごと高知」で実施したPRイベントでは、生徒さんたちが出題する北川村クイズにご参加いただいた方に、新商品「ユトワ 洗顔石けん」をプレゼントしました。当商品は「北川村の良質なゆずを全国の人に知ってもらいたい」という北川中学校の生徒さんの想いを受け、化粧品メーカーのウテナとドラッグストアのウエルシアが北川中学校と共同開発した商品です。

生徒さんたちは、村の観光地や特産品のゆずにまつわるクイズを自分たちで考え、ご来場いただいたお客さまに出題しました。そして、北川村の魅力や、自分たちが共同開発したゆずを使った洗顔石けんの特長を説明し、「ぜひ北川村のゆずを知ってください!」と、商品をお渡ししました。

今回、生徒さんたちの上京は日帰りで、イベント時間はたった1時間しかありませんでしたが、100名以上の方にご来場いただき、終了予定時刻より早く商品がなくなってしまうほど、大盛況のうちにイベントが終了しました。

「ゆずを使った石けんをプレゼント中です!」 勇気を出して大きな声で呼び込み。「ゆずを使った石けんをプレゼント中です!」 勇気を出して大きな声で呼び込み。

「北川村の観光地は、モネの庭、ゴッホの庭 どちらだと思いますか?」来場者にクイズを出題。「北川村の観光地は、モネの庭、ゴッホの庭 どちらだと思いますか?」来場者にクイズを出題。

「石けんのいい香りをかいでみてください!」 と石けんを泡立てて紹介。「石けんのいい香りをかいでみてください!」 と石けんを泡立てて紹介。

 

商品をプレゼント。 「是非いろんな人にも勧めてください!」商品をプレゼント。 「是非いろんな人にも勧めてください!」

 

  • <生徒さんのコメント>

イベントには想像以上にたくさんの人が来てくださって、びっくりしました。はじめはとても緊張しましたが、お客さまが、「北川村ってどこにあるの?」とか、「どんな石けんなの?」と聞いてくださって、興味を持ってもらえたことが嬉しかったです。用意した商品をすべて配り切ったときはとても達成感がありました。
店頭に並べることができる商品をつくるなんて、その専門の仕事をしている人にしかできないと思っていたけど、企業や村などいろんな人に協力してもらえば、中学生の自分たちにもできるんだとわかりました。どうせできないだろうと諦めるのではなく、チャレンジしてみること、また人に頼ってみる事も大切なんだと感じました。
 

  • <先生のコメント>

東京で一生懸命にPRしている姿からは、生徒たちの2年間の心の変容が見て取れ感動しました。「ゆず石けんプロジェクト」の約2年間においても、はじめは「どうせ村から出るし…」などの声もありました。しかし、地道に、地域の人々(企業、村、農家)の声を聞き、北川村の知名度の低さや、コロナ禍によるゆずの注文減など、村のゆず産業が抱える課題を少しずつ理解しました。そして、自分たちが勝手にやりたいことをやるのではなく、どんな地域の課題に挑戦しようとしているのかを適宜振り返り、粘り強く取り組んできました。

北川学のカリキュラムは、ウテナさんなどの企業と何度も練り直し、生徒たちのモチベーションを高く保てるように構築してきました。生徒自身が決定する場面を取り入れ、課題解決に取り組むことで、「自分の力で解決することができた」「自分が学習したことが地域の役に立った」「これからも地域づくりに参画したい」など、自信や自尊感情を育むことができたと思います。東京でのイベントにおいて、ゆず産業の課題解決のために働く大人や、協力してくれた企業の皆さんの真剣な取り組みや生き様に接したことで、「自己の生き方」を考えられたことは大きな成果だと感じています。生徒一人一人が、このような経験を積めたことに感謝し、他者と協働し合い、積極的に社会に参画しようとする大人に成長していくことを期待しています。
 

  • <ウテナ・ウエルシアのコメント>

2年越しの共同開発プロジェクトの集大成となるイベントでしたが、生徒さんたちが積極的にお客さまに声をかけたり、商品を説明する姿を見て、大きな成長を感じました。この共同開発を通して、ウテナやウエルシアの社員と一緒に商品開発や店頭販促に取り組み、商品の発売まで達成できたことで、生徒さんたちに商品づくりや販売の楽しさを知ってもらえたのではないかと思っています。

この共同開発は、ゆず農家、北川村役場、北川中学校の先生、ウテナ、ウエルシアグループなど、「北川村の大切な財産であるゆずを守りたい」という皆の想いが、中学生の発案をきっかけにして一つになり、総合力で実現できたものです。
この1回で終わらせず、今後も商品開発や子ども達への教育などを通して、北川村の「村おこし」が安定して自走できるよう継続してサポートしていきます。
 

  • 「ユトワ 洗顔石けん」の誕生ストーリー 村の中学3年生9人の想いから始まったプロジェクト

人口1,221人(2022年8月時点)の小さな村、高知県北川村。ゆず農家の高齢化や後継者問題などを抱えながらも、村はゆず産業の活性化に取り組んでいます。そんな中、新型コロナ感染拡大により外食産業が落ち込み、食用としてのゆずの需要も減少してしまいました。

2021年、北川中学校の2年生(当時)たちは、「自分たちにできることはないか?」を話し合うようになりました。村のゆずについて「北川学※」で学んできた生徒たちは、村のゆずに強い誇りを持っています。たくさんのアイデアの中で決まったのが、男女問わず毎日使え、香りも楽しめる、「ゆずを使った石けん」の開発でした。

北川村と包括連携協定を結んでいるパートナー企業のウテナとウエルシアが、このアイデアの実現に協力。発売に向けて中学生にマーケティングや販促などの授業を実施し、ウテナが商品開発を、ウエルシアが販売サポートをすることで、今回の「ユトワ 洗顔石けん」の発売となりました。

本プロジェクトは、「村の誇りであるゆずをたくさんの人に知ってほしい!」という生徒たちの熱い想いを受け、村と企業が連携して実現したものです。自走できる「村おこし」を目指し、ウテナとウエルシアは、今後も商品開発や教育を通して北川村の産業振興をサポートしていきます。
※「北川学」:北川村が村の小中学生に向けて行っている地域資源を題材とした探究的な総合学習
 

  • 本来、捨てられるはずだったゆずの種をアップサイクル!うるおいを守りながら、汚れをすっきり落とす「ユトワ 洗顔石けん」

 

<商品特長>
1.洗顔後のスキンケアまで考えた洗い上がり
うるおい成分として北川村ゆずオイル(ゆず種子油・ゆず果皮油)を配合。うるおいを守りながら洗い上げ、化粧水の肌なじみがよい、なめらか肌にととのえます。爽やかなゆずの香りです。

2.毛穴の黒ずみ汚れ、角質、ザラつきをすっきり落とす!
洗浄補助成分としてホワイトクレイ※1を配合。ワントーン明るいクリアな素肌※2へ。
※1 カオリン
※2 毛穴の黒ずみ・角質を落とすことによる透明感

3.ゆずの種をアップサイクル
本来、捨てられるはずだった”ゆずの種”からオイルを抽出。素材を有効活用しています。

 

<商品概要>
名称   :ユトワ 洗顔石けん
発売日  :2022年11月1日
価格   :767円(税込参考価格)
容量   :標準重量80g
商品説明 :うるおい成分として北川村ゆずオイル(ゆず種子油・ゆず果皮油)を配合。うるおいを守りながら、毛穴の黒ずみ汚れや角質をすっきり落とす洗顔石けん。爽やかなゆずの香り。

●販売は全国のウエルシアグループ店舗にて
●お取扱店についてのお問い合わせ
お問い合わせフォーム:https://www.utena.co.jp/contact/

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