【ポンプで始めるSDGs】ロングセラーの大型トリガーポンプ「T型シリーズ」をリニューアル

株式会社三谷バルブのプレスリリース

スプレー製品で使うエアゾールバルブやディスペンサーポンプのメーカーである三谷バルブ(本社:東京都中央区、代表取締役:水口隆夫)は、30年におよぶロングセラー商品のトリガーポンプ「T型シリーズ」を大幅にリニューアルしました。持続可能な開発目標(SDGs)への取り組みとして地球環境や人体の健康に配慮した商品にリニューアルし、7月より販売開始いたします。
◆主な採用商品:フレグランス/ボディースプレー/消臭剤/ヘアスタイリング/忌避剤/涼感剤/工業用スプレー ◆吐出量:T-305/0.30 ml・T-505/0.50 ml・T-705/0.70 ml・T-1005/1.00 ml ◆使用素材:PP / PE / SUS ◆ボトルネジサイズ:φ24mmとφ28mmの二種類から選択※正倒立仕様も選択可能

 

リニューアルに至った背景
1990年に当社が開発した大型トリガーポンプ「T型シリーズ」は、2つの噴射量とネジサイズ24/28mmの計4タイプがあり、累計販売数は約3億個にのぼるロングセラー商品です。当時は工業・DIY向けのイメージの強かった大型トリガーポンプですが、サイズ感やデザインを工夫することでボディケアやヘアケアにも使える大型トリガーを開発しました。洗練されたデザインと高い機能性が包装容器の多様化が芽生えつつあった市場に受け入れられ、30年経った現在でも幅広い製品に採用されています。
しかし、近年では包装容器に対するニーズがさらに多様化するとともに、私たちが生きていく地球環境や人体の健康への配慮が求められるようになりました。当社は、モノづくり企業として環境に配慮した製品づくりに積極的に取り組んでおり、今回発売する大型トリガーポンプ「T型シリーズ」を環境配慮型の商品としてリニューアルすることに成功しました。

大型トリガーポンプ「T型シリーズ」の特徴

人体に優しい商品設計
高強度・高耐久のため、ポンプ部品の材料として使用されていたPOM。しかし、POMに含まれる人体に有害なVOC(揮発性有害物質)が指摘されるようになったことで、当社は「POMフリー」化を行いました。また、一部の内容液によって変質する恐れのあるシリコンオイルがポンプの摺動部に使われていましたが、ポンプ構造の見直しに取り組むことでシリコンオイルの不使用を実現しました。人体に優しい商品設計によって、全ての方に全てのシーンで安全にご使用いただくことを目指しています。

 

2.さまざまな用途に合わせて選べるラインナップ
ボディサイズはそのままに、従来は4タイプだったラインナップを8タイプに増やしました。噴射量は4タイプあり、0.3/0.5mlはボディケアやケアヘア向け、0.7/1.0mlは工業・DIY向けの噴射量です。ネジサイズは、汎用性の高い24/28mmの2タイプを用意。豊富なラインナップの中から、用途に合わせて選んでいただけます。
 

 

3. 環境負荷の少ない設計とモノづくり
強度を落とさずに各部品の見直しを図る独自の「環境対策エコブースト設計」により、性能を落とさないまま8%もの樹脂量を削減しました。また、最新の金型技術と最新のインジェクションマシンで生産することで、生産サイクルの圧縮にも成功しています。生産時のCO2排出量を削減させた環境配慮型製品として、環境負荷の軽減に貢献します。
 

【三谷バルブについて】
私たち三谷バルブは、スプレー製品で使うエアゾールバルブやポンプ、スプレーの開発・製造・販売を行っています。エアゾールバルブを初めて国産で開発することに成功し、今では国内生産ナンバーワンにまで成長しました。私たちの商品は化粧品・医療品・日用品・工業用品としてあらゆる場所で活用されています。
https://mitanijam.com/manufacturing-of-mitani/

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