株式会社ナガオカトレーディングのプレスリリース
学生の豊かな感性を新規商品開発のヒントに!東京経済大学・小木ゼミと「こんなコスメあったらいいねプロジェクト」を共同で開催
「こんなコスメあったらいいねプロジェクト」とは
小木ゼミは、マーケティング・広告・プロモーションを専門とした、大学を代表する人気ゼミです。「圧倒的な就職力を獲得する」をテーマに、社会で活躍できる実践的な思考や行動力を身につけていくことを重視し、大学の枠を超え地域や企業などとのコラボ企画に数多く取り組んでいることが特徴です。
その一つに「あったらいいねプロジェクト」があります。これまでに「お菓子」をテーマにしたコンテストなども実施され、実際に岐阜県の和菓子メーカーで商品化されました。またJAなどとの連携によって、地元の国分寺をテーマにした商品開発も行っています。
今回は「あったらいいねプロジェクト」のコスメ版として開催しました。ナガオカのこれまでの主業は、レコード針生産を中心とする精密加工分野ですが、近年は「LUSVY(ラスヴィー)」という新ブランドを立ち上げ、若い方向けのライフスタイル商品にも力を入れています。そこで当社の今後の事業の広がりの可能性を探るためにも、今回のプロジェクトに協力させていただくことにしました。
最終プレゼンテーションの様子
東京経済大学 経営学部 小木紀親教授
ゼミ生に投げかけたテーマは「こんなコスメがあったらいいなと思うものを考えてください」とただそれだけでした。ナガオカとの企業コラボとして開催することだけは伝わっているものの、一切の前提条件を付けず、思いつくまま自由に発想してもらおうという企画です。 (ナガオカからは担当者を1名付けて、各チームからの相談を受けさせていただきました)
株式会社ナガオカトレーディング 長岡香江社長
コスメというテーマは、みなさんにとっても非常に身近なものであることから、日常生活の悩みやふとした気づきなどをもとにした、まさに「あったらいいな」のアイデアが次々に発表されました。
驚かされたのは、1チームからいくつもの商品アイデアが発表されたこと。今回のプレゼンでは、5商品を披露されたチームもありましたが、その裏にはまだまだもっと多くのアイデアがあったようです。
ナガオカの事業内容や歴史まで詳しく調べられていたチームがあったのは嬉しかったですし、プレゼン後の質疑の時間では、学生からの質問や感想、アドバイスなどが積極的に交わされていたのも印象的でした。
結果発表
長岡社長の総評とともに、二つの賞の受賞者を発表しました。まずは「NAGAOKAアイデア賞」。受賞したのは第5班(田中班)でした。
選考理由は、たくさんの商品アイデアを出していただき、それぞれに可能性を感じたこと。また、ナガオカらしさを生かしつつ実際に使って楽しいシーンが思い浮かびそうな発想の商品があったことなどが挙げられます。
「あったらいいね賞」を受賞したのは第2班(渡辺班)でした。選考理由は、ナガオカで近年の商品開発テーマに近似している部分があったこと。そして、純粋に「こういうのがあったらいいな」と思えたことにあります。
今回は、受賞した2チームに食事券3万円分を。そして今回の「こんなコスメあったらいいねプロジェクト」の参加チーム全員に、ナガオカのBluetoothイヤホン、そして会場に集まった皆さん全員に、特製のボールペンをご用意しました。
「こんなコスメあったらいいねプロジェクト」を終えて
○受賞者の声から
「今回のプレゼンに臨むなかで、今ある商品やマーケティングの方法をいろいろと調べました。その中で自分たちらしい商品を考えて差別化を図るのは非常に難しかったのですが、多くのフィードバックをいただけて勉強になりました。こんな貴重な機会をいただけて、とてもありがたかったです」(第5班)
「最近の流行のトレンドを調べていくなかで、今回のテーマの中心となる素材に出会いました。私たちはこれをテーマに商品を考えようとしたのですが、自分たちだけではなかなかその先に進めず、貴重なアドバイスをいただき、ブラッシュアップを続けたことが今回の受賞につながったのだと思います」(第2班)
○長岡香江社長から
「このような企画を行うのは初めてでしたが、とても楽しく過ごせました。思った以上に皆さんのレベルが高くて、聞いていて参考になる点も多くて良かったです。実は、小木先生は大学時代の先輩で、非常にお世話になっており、今回こういう形で企画をご一緒できたことにとても感謝しています。今後も当社としては、若い方たちの頑張りを応援しながら、私たちも新しい感性をいただいたり、刺激を受けたりするなど、良い相乗を生み出せればと考えております。また今回、当社のレコード針やプレイヤー、スピーカー、名作を収めたレコードも多数お持ちしてみなさんに聞いていただいたのですが、若い方がレコードに関心を持っていただけたこともとても嬉しかったです。ありがとうございました」