パパが娘と一緒にお風呂に入るのは、1歳がピーク

株式会社ナリス化粧品のプレスリリース

株式会社ナリス化粧品(代表者:村岡弘義 本社:大阪市福島区)は、2月6日の「お風呂の日」を前に、12歳(小学生)以下の子ども持つ25歳~44歳の男女、約4,500名に、子どもとの入浴に関する調査を行いましたので以下にまとめます。この調査は、子どもが自分の身の回りのことを自身で行えるようになることで、子どもの成長を促すことを目的とし、子ども用のシャンプーや、ボディソープを提供する当社が、入浴を通じて親子のコミュニケーションの重要性を再認識してもらうことを目的として実施したものです。

(実施期間:2022年11月11日~12月16日 調査方法:インターネットによる自社調査)対象:全国25歳~44歳の12歳以下の子どもを持つ男性1,105名女性1,104名 合計2,209名/全国25歳~44歳の12歳以下の子どもを持つ女性2,208名)内容によって回答者数が異なるため、n数は各図表に記入している数字を参照ください。)

調査トピックス】
➀パパが娘と一緒にお風呂に入るのは、1歳がピーク。
 子どもが最も一緒にお風呂に入るのは、「お母さん」で約6割。 性別の異なる両親とお風呂に入らなくなるのは12歳。

 ➁両親の年齢が若い方が、子どもとよく一緒に入浴している。
年齢が高いママよりも、若いパパの方が、子どもとよく一緒に入浴している。

 ③ママよりもパパの方が、子どもとの入浴が好き。
子どもとの入浴が好きなパパは約9割。子どもとの入浴が好きなママは約8割。「とても好き」なのは、パパで約45%、ママで約30%。

 ④ひとりでシャンプーができるようになるのは、男児の方が早い。
女児の方が自分で身体を洗えるようになるのは早いが、髪を自分で洗えるようになるのは、男児の方が早い。

 ⑤子どもとの入浴が好きな理由、上位は「会話ができる」・「スキンシップができる」。
ママは「スキンシップができる」が1位。パパは「子どもと仲良くなれる」「子どもと遊べる」がママより多い。

 【調査結果】
①パパが娘と一緒にお風呂に入るのは、1歳がピーク。  

 全国の25歳~44歳の12歳以下の子どもを持つ女性、2,208名に、自身の子どもが、主に家族の誰と入浴しているかを聞きました。アンケートに答えやすくするために、複数の子どもがいる場合は、末子の場合について答えてもらいました。
 子どもが、もっとも多く一緒に入浴しているのは「お母さん」で56.4%と約6割に迫ります。続いて「お父さん」が19.9%と約2割。「ひとりで入る」と答えたのは、14.4%です。  これを、子どもの年齢と性別に分けて見てみました。n数が少ない場合は(30以下目安)、あくまでも参考値と考えますが、お母さんと一緒にお風呂に入るのは、0歳から5歳までは子どもの性別による差がほとんどないと言えますが、小学生になる6歳以降は、お母さんと一緒にお風呂に入る男児は5割を切っています。女児は小学生以降も、歳を重ねても比較的長くお母さんと一緒に入浴しています。

 お父さんとの入浴で見ると、男児では、8歳くらいまでは一緒に入っている割合があまり変わらず、ほぼ20%~30%台で推移しています。女児でみてみると、お父さんと一緒に入浴するのは、1歳がピークで、31.1%と3割を超えていますが、それ以降は、徐々に減少していきます。5歳までは、男児と女児で差がほとんどないと言えますが、6歳以降はお父さんと一緒に入浴する女児は、男児と比べて少なくなる傾向が見られます。男児・女児ともに小学校に入学する年齢の6歳が、性別の異なる両親との入浴が少なくなる境界のようです。また、小学校を卒業、中学生になる年齢の12歳では、性別の異なる両親との入浴は男児・女児ともに0%です。
 ひとりで入浴するようになるのは、5~6歳から少しずつ始まりますが、全体的に男児の方が女児よりも割合が高いです。7歳では性別を問わず1割を超える子どもがひとりで入浴するようになり、10歳を超える頃には半数以上の子どもが、ひとりで入浴するようになります。12歳では、圧倒的にひとりで入る子どもが多いですが、女児の方が、男児よりもひとりで入浴する割合が低く、お母さんと一緒に入浴する割合が高いです。

 

 

②両親の年齢が若い方が、子どもとよく一緒に入浴している。

 全国の25歳~44歳の12歳以下の子どもを持つ男女2,206名のうち、「子どもと一緒入浴している」と答えたのは、「わからない」1.6%「一緒には入浴しない」9.9%を除く88.5%で、約1割の両親は子どもと一緒に入浴をしていません。(ただし沐浴を除く。)

 子どもと一緒に入浴をしている男女1,774名に、子どもとの入浴頻度を聞きました。男性の20代後半から30代前半のアラサー世代では、毎日一緒に入浴しているのは約3割です。30代後半から40代前半のアラフォー世代になると、最も多いのは週に1~2回程度となり、毎日入っていると答えている割合も、30代後半では22.0%、40代前半では14.2%と年齢を重ねるごとに少なくなることがわかりました。

 

女性も男性と同じ傾向が見られます。20代前半では、51.6%と半数以上の女性が毎日子どもと一緒に入浴していますが、年齢が上がるにつれ一緒に入っている割合が減っていき、40代前半では25.5%と20代後半の51.6%の約半分となります。両親の年齢が若いほど、子どもの年齢も幼い割合が増え、子どもが一人では入浴できないために、一緒に入る場合が多いことや、両親の年齢が高いと、年長の兄弟姉妹がいるために、兄弟姉妹での入浴が増えることも想像できますが、親子の入浴は、子どもの年齢よりも両親の年齢の影響の方が多いようです。全体では、女性の方が子どもと一緒に入浴している割合が高いですが、40代前半の女性では、毎日一緒に入浴しているのは25.5%で、20代後半の男性は28.5%のため、若いパパの方が、子どもと毎日一緒に入浴しています。

③ママよりも、パパの方が子どもとの入浴が好き  

 子どもと一緒に入浴している男女、1,774名に子どもと一緒に入浴することが好きか聞きました。「とても好き」38.0%と「まあまあ好き」46.3%を合わせて84.3%の男女が好きだと答えています。

 これを、男女で見てみると、「とても好き」では、男性が約45%、女性が約30%と開きが生じています。 年齢性別で見てみると、「とても好き」が最も多いのは20代後半の男性で、52.5%と半数以上が「とても好き」と答えています。「とても好き」と「まあまあ好き」を合わせた割合で見てみると、男性はどの世代でも約9割が「好き」と答えており、「好き」と答えたのが最も多いのは、40歳前半で、93.9%です。

 一方、女性は20代後半で「とても好き」と「まあまあ好き」がともに約4割です。年齢を重ねるほど、「好き」と答える割合が少なくなり、40代前半になると約7割に減っています。女性はすべての世代で、「あまり好きではない」と答えている人が、1割以上おり、特に40代前半で見てみると、「あまり好きではない」23.0%と「全く好きではない」2.5%を合わせると、25.5%と約3割に迫ります。男性の方が入浴頻度が少ないものの、子どもとの入浴は好きだと答えている割合が多いことがわかりました。
 

 
④ひとりでシャンプーができるようになるのは、男児の方が早い。  
 
 1歳以上の子どもを持つ男女1,552名に、子どもがひとりで身体や髪を洗えるか否か聞きました。
(9歳以上の年齢は、n数が少ないために参考と捉えています。)年齢性別で見てみると、髪よりも先に身体を洗えるようになる子どもの割合が多いようです。幼稚園や保育所に入る年齢となる3~4歳頃には、髪も身体も自分で洗える子どもが2~3割程度現れ、身体のみ洗える子どもと合わせると半数以上の子どもの「セルフ洗い」が見られます。小学生になる6歳あたりでは、髪も身体も洗える子どもと、身体のみ洗える子どもを合わせると男児では、92%と9割を超える子どもがひとりで洗えるようになりますが、女児は85.5%と男児よりは少ない割合です。身体のみひとりで洗えるようになるのは女児の方が少し早い傾向がありますが、髪も洗えるようになるのは、男児の方が早いようです。子どもの髪は大人の髪よりも細く絡まりやすいことや、女児は男児よりも髪が比較的長いために、洗うことが難しいことが起因している可能性があります。
 また、①の結果から、子どもがひとりで入浴をし始めるのが7歳が多いことからも、まずは5~6歳で自分ひとりで髪や身体を洗えるようになることが、子どものひとりで入浴ができるようになるステップのように思われます。

 

 

⑤子どもとの入浴が好きな理由、上位は「会話ができる」・「スキンシップができる」  

 子どもと一緒に入浴することが好きだと答えた男女1,358名に、好きな理由を聞きました。(複数選択のため、合計が100%にはなりません。)上位は、「子どもと会話ができる」43.5%と「スキンシップができる」43.3%で、ほぼ同率で4割以上の男女が選んでいます。続くのは、「子どもと遊べる」35.6%、「子どもの成長を感じられる」34.0%、「子どもと仲良くなれる」32.5%です。「癒される」も、29.7%と約3割の男女が選んでおり、「リラックスできる」24.9%、「リフレッシュできる」23.9%も2割を超える男女が選んでいます。

 また、これを年齢性別で見てみると、「子どもとの会話ができる」は、男女ともに年齢を重ねるほどに割合が高くなります。年齢を重ねるほどに多くなる理由には、「子どもとの秘密の時間が持てる」・「子どもに教育ができる」もあり、当社の個別の聞き取り調査では、「他の家族も一緒にいる時では話さない内容を話してくれる」や、「他の兄弟の前では強がって謝らないのに、お風呂の中では自然に謝ってくる」、「お風呂の中では、素直に悩み事を自ら打ち明けてくれる」といった意見もあり、会話の中でも特別な時間となっていることが考えられます。「スキンシップができる」では、女性は年齢を問わず4割以上が選んでいますが、男性は年を重ねるほど、割合が高くなっています。男女で差があるのは、「子どもと遊べる」・「子どもと仲良くなれる」・「癒される」で、男性の方が多いです。女性の方が多い理由の中には、「もともとお風呂が好き」・「疲れが取れる」・「清潔になる」など、現実的なものもあり、男女による感じ方の違いもありました。

【全体を通した考察】
 湯船に浸かるのは、日本独自の文化であり習慣ですが、親子での入浴は、健康面だけでなく家族のコミュニケーションや、教育の場としての側面も併せ持つことを再認識できた調査でした。「イクメン」という言葉が生まれ、男女が協力をして育児を行う考え方が浸透してきた昨今ですが、今回の調査でも、子どもとの入浴に積極的に参加している若いパパが多い結果となりました。男性は、子どもとの入浴を遊びの延長線上のように捉え、楽しんでいることがわかりますが、年齢を重ねるほどに入浴の頻度が少なくなっています。女性は、子どもの入浴の頻度が高い分、家事育児の負担にもなり、楽しさを感じられない人も男性より多くいることが、わかりました。男女ともに子どもとの会話や、スキンシップといった精神的なつながりを求めている傾向があるため、ゆっくりとした入浴の時間をとることは、精神的な安定にもつながるのではないかと考えます。男性・女性が同じくらいの頻度で子どもと入浴することで、より女性も子どもとの入浴を好きだと感じられるような気もします。入浴は、大人にとっては、「いつまでも一緒に入りたい」と「面倒なので早くひとりで入れるようになってほしい」に分かれるものだと思いますが、子どもにとっては自分のことを自分でできるようになる成長の証しでもあります。いつまでも毎日一緒に入ることが続かないのが親子の入浴なので、適度な頻度や距離感で一緒に入浴できる期間を楽しんでいただきたいと考えます。当社では、入浴をより楽しめる、親子ともに入浴が好きになる安全性の高い品質の製品を開発し、提供していきたいと考えます。

ナリス化粧品(製造元) 取り扱い製品の紹介
 

 

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