Craif、市村清新技術財団の「新技術開発助成金」に採択 ~検査の技術革新により赤ちゃんを難病から救う!~

Craif株式会社のプレスリリース

 Craif株式会社(所在地:東京都文京区、CEO:小野瀨 隆一、以下Craif)が市村清新技術財団の第110回(令和4年度 第2次回)の「新技術開発助成金」に採択されました。同助成金は、広く科学技術に関する独創的な研究や新技術を開発し、これを実用化することによって我が国の産業・科学技術の新分野等を醸成開拓し、国民生活の向上に寄与することを目的としています。
 Craifでは、同助成金を活用し、「超迅速診断キット開発による難治性遺伝病新生児のQOL 改善」に役立てる予定です。

  •  「​​市村清新技術財団」の概要

​​市村清新技術財団は、科学技術の研究開発に対する助成、すぐれた科学技術の顕彰および国際交流の促進、科学技術に関する創造性の育成、植物の生育に関わる研究に対する助成などによって科学技術の振興をはかることにより、我が国の経済社会の発展と国民生活の向上に寄与するために活動している財団です。
 

  •  本助成プログラムを通じてCraifが取り組む社会的課題

Craifは、”人々が天寿を全うする社会の実現”というvisionを掲げ、がん早期発見のための検査の開発や新薬開発のためのバイオマーカー探索を行ってきました。 この度、個別化医療に資する新しい検査の開発を目指し、脊髄性筋萎縮症(SMA)という難治遺伝性疾患に着目しました。近年様々な治療薬が開発され、SMA は治る病気になりつつあるものの、治療開始が遅れると治療効果が乏しくなるという問題を抱えています。そのため、可能な限り早い時期でのスクリーニング検査が重要となりますが、残念ながら日本国内ではなかなか導入が進んでおらず、また一部地域で行われている検査も、専門性が高いが故に費用が高く、結果判定まで時間をかなり要するという課題を抱えています。Craifでは、本助成金を用い、経済的、かつ短時間で検査結果を判定できる検査を開発することで SMA患者も健常者と変わらない生活を送ることのできる世界を実現すべく、挑戦して参ります。
 

  •  Craifについて

Craifは、2018年創業の名古屋大学発ベンチャー企業です。尿などの簡単に採取できる体液中から、マイクロRNAをはじめとする病気に関連した生体物質を高い精度で検出する基盤技術「NANO IPTM(NANO Intelligence Platform)」を有しています。CraifではNANO IPTMを用いてがんの早期発見や一人ひとりに合わせた医療を実現するための検査の開発に取り組んでいます。詳細については、https://craif.com/をご覧ください。

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