【特許取得】人間関係、ストレス、社会参加等の認知的な問題からくる課題に適用可能な「認知能力改善支援システム」を開発

株式会社スタートラインのプレスリリース

株式会社スタートライン (本社:東京都三鷹市、代表取締役:西村賢治)は、人間の認知能力を必要とする社会のあらゆる局面における認知的問題の解決に適用可能な「認知能力改善支援システム」を開発し、その特許を取得したことをお知らせします。

当社は、人の言語や認知行動を形成する重要な基盤と考えられている関係フレームスキルについて研究を行うことにより、例えば、人間関係を良くしたい、ストレスから解放されたい、社会参加を果たしたいなど、認知的な問題からくる課題の解決を試みてきました。

言語及び認知能力のアセスメントと訓練を行うための”PEAK”と呼ばれる数百種類の課題からなる訓練パッケージは存在し、訓練前アセスメントの結果を利用して、対象者に適切な段階の訓練課題を提供することが可能でしたが、その訓練を実施するには支援者に負担がかかっていました。

具体的には、
・実施順序や操作が複雑なため、実施のための練習が必要になる
・道具の準備が大変であることで、実施する支援者への負担が大きい
・訓練の精度や効果は、支援者の技能レベルに影響をうける

など、問題解決には相当な時間と労力を必要としていました。

今回、当社は上記の課題を解決すべく、web上で簡単に実施できる訓練プログラムの開発に成功し、効果的で、且つ効率的な支援が行える「認知能力改善支援システム」の特許を取得しました。

特許を取得した「認知能力改善支援システム」は、社会で生じる様々な認知の諸問題の解決を支援するシステムを提供するものです。
これまで対症療法に陥りがちであった認知の問題の訓練を、理論に基づいて実施することが可能となり、より効果的、確実に、根拠を持って行うことができます。従って、障害のあるなしに関わらず、人間の認知能力を必要とする社会のあらゆる局面における認知的問題の解決に適用可能であり、それによって個人の活力、ひいては組織の活力を高めることに繋がります。

【特許概要】

特許番号 :第7219377号
特許登録日:2023年1月31日
発明の名称:認知能力改善支援システム
特許権者 :株式会社スタートライン

■スタートラインとは
ABA(応用行動分析)と第三世代の認知行動療法に基づいた効果的で専門的な支援で、障害者雇用の新しい「場」づくりから定着支援までワンストップで実現する日本で唯一の会社です。
「自分をおもいやり、人をおもいやり、その先をおもいやる。」の企業理念のもと、2009年創業以来、障害者雇用支援の領域において障害者の「採用」と「定着」に重きを置き、サテライトオフィスサービスを運営。障害者雇用に関する総合コンサルティングを軸に、屋内農園型障害者雇用支援サービス「IBUKI」、ロースタリー型障害者雇用支援サービス 「BYSN」、企業/障害当事者向けカスタマイズ研修、在宅雇用支援、障害者採用支援などサービスメニューを拡充しています。一つでも多くの選択肢をつくり、多様な人々の可能性を拡張することで、誰もが自分らしく生きる社会を目指しています。

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