3/8は国際女性デー 女性社員の提案が循環型モノづくり第一歩へ 茨城県産業技術イノベーションセンターと6か月検証後の商品発売

株式会社 鈴木ハーブ研究所のプレスリリース

天然ハーブを用いた化粧品開発・販売を行う、株式会社鈴木ハーブ研究所(本社:茨城県東海村/代表取締役社長:鈴木さちよ)は、日本一売れている*¹ムダ毛ケア*²化粧品「パイナップル豆乳シリーズ」から昨年12月1日に『パイナップル豆乳ローションプレミアム』のつめかえパウチを発売しました。この商品は「環境負荷軽減」「安心」「使いやすさ」を求め開発し、つめかえ用パウチの利用で約7割のプラスチックゴミを削減することを実現いたしました。お客様に安心して継続利用していただくために、茨城県産業技術イノベーションセンターと6か月におよび検証実験を行ったことにより販売実現にいたります。
今回は3/8の国際女性デーにちなみ、つめかえ用パウチの開発を提案し担当いたしました当社女性社員をご紹介いたします。

つめかえ用パウチ提案者(家田与志子) 当社ハーブガーデンのミモザの樹の前にてつめかえ用パウチ提案者(家田与志子) 当社ハーブガーデンのミモザの樹の前にて

*¹:「TPCマーケティングリサーチ(株)調べ2020年4月調査」
*²:ムダ毛ケアとは、ムダ毛処理後の肌を整え、お手入れを楽にすることです。
 

  • 【ハーブのお手入れも職務、時短勤務の女性社員がプロジェクトを提案】

つめかえパウチの提案者は4人の子育てをしながら週4回時短勤務をする、当社準社員の家田与志子(いえだよしこ)です。家田の提案からつめかえパウチの開発がはじまりました。

農学部で緑地計画を学び、緑や植物をテーマにした仕事がしたいと思っていたところ、当社の求人を見つけたことが家田の入社きっかけです。社名に惹かれたこと、娘の肌荒れを治したいという創業ストーリーに共感したことから、約3年9か月前に家田は入社しました。入社当時は週2回勤務のパートタイマーでした。
今から約2年前に会社がより良くなるために何かできることはないかと考え、労働時間を増やすとともに、やりたいことを提案。その内容のひとつにハーブの恵みを拠り所とする会社として、地球環境への負担を減らすことがありました。

現在は販促事業部に所属し、つめかえパウチの開発に関わる業務や、オウンドメディアの記事作成などを担当しながら、研究用のハーブなど500種類以上を育てるハーブガーデンのお手入れも週に1度担当しています。

ハーブガーデンは社員一人一人が自然との繋がりを意識し、商品に使われているハーブの生態や効能についての学ぶ場であり、地域貢献、社会貢献の一環として、ハーブの活用法や、植物を育てる喜び・意義を広めるための場でもあります。ハーブガーデンの様子を社員やお客様に発信することも家田の職務です。また、これまで家田の提案により、パッケージやカタログにFSC®森林認証紙を使用することとなりました。

帰宅すれば4児の母。子育てや家事と仕事を両立させるため、無理なく働きやすいペースで働けるよう、リモートワークを行うこともあります。
 

  • 【「ゴミの量を減らすこと」リデュースを選んだ理由】

容器の素材としてよく使われるプラスチックは、必ずしも「環境に悪い」とはいえません。その「軽い」「水を通さない」「分解しにくい」「丈夫で壊れにくい」などの特性により、食品や薬品等の長期保存を可能にし、輸送にかかる燃料の使用量を抑え、資源・エネルギーの削減に役立っている存在でもあります。

当社の製品をお届けする容器としても、中身の品質を保ち、使いやすく、輸送エネルギーを抑えながらお届けできるという意味で、とてもありがたい存在です。

プラスチックを他の素材で代替することや、植物原料やリサイクル原料を使用したプラスチックを使用することも一つの答えなのかもしれません。しかし、環境への負荷を減らす確実な方法は、「なるべく余計な資源を使わないこと」「ゴミになる量を減らすこと」、つまり「リデュース」なのではないかと考えました。そこで、「エコパック」(つめかえ用パウチ)を採用しました。
 

  • 【『パイナップル豆乳ローションプレミアム エコパック』】

パイナップル豆乳ローションプレミアム エコパックは、鈴木ハーブ研究所が目指す「循環型のモノづくり」の一環で発売に至りました。発売したことをゴールとせず、製造過程なども含めてさらに環境負荷軽減に貢献できる商品となるよう、現在も改善に向けて調査を継続しています。

■環境負荷軽減

一度「ボトル」をご購入いただいたお客様に、次回から「エコパック」(つめかえ用パウチ)を購入いただき、つめかえて使っていただくことで、再度ボトルを購入する場合と比較し、プラスチック重量を約7割※削減できます。ボトルに比べて「エコパック」は、充填前、使用後のカサが減りコンパクト(潰された形状)なため、梱包資材も減り輸送エネルギーを削減できるという利点もあります。

※重量比・ローション100mLあたり・ボトルの外装フィルムは計算外
※2023年3月5日現在

■安心
パイナップル豆乳ローションの容器に何度か化粧品をつめかえて使用した場合、品質がきちんと保たれるのか、雑菌の有無などの実証試験を茨城県産業技術イノベーションセンターと約半年間実施いたしました。

6ヶ月後のボトル内に残ったローションの菌検査の結果、汚染の指標となる菌は検出されませんでした。また、モニター48名に中のローションの香りや色などに変化があったかを尋ねた6ヶ月後のアンケートでは、すべてのモニターが「変化なし」と回答しました。

■使いやすさ

パウチの大きさ、キャップの形など、手に取っていただくお客様により使いやすい形状を模索し、社内で検証を続けた結果、斜め口キャップの「つめかえ1回分」を採用いたしました。

 

  • 【『パイナップル豆乳ローションプレミアム エコパック』商品概要】

 
商品名:パイナップル豆乳ローションプレミアム エコパック
内容量:110mL(両腕ひじ下使用で約1ヶ月)
価格:4,180円(税込)
https://s-herb.com/pineapple_soymilk/ecopack

※本体ボトルと同じ価格で、内容量が10%増量となります。

 

  • 【『パイナップル豆乳ローションプレミアム』とは】

パイナップル豆乳ローションプレミアムは、気になる部位に塗るだけでツルスベ肌になれるムダ毛*²ケアローションです。ムダ毛*²ケア成分として高濃度の大豆イソフラボンを配合し、発売から18年10回のリニューアルを続けているロングセラー商品です。1本でムダ毛*²ケアだけでなく、美肌ケア・角質ケアも可能で、肌に優しいので顔やデリケートゾーンに使用することができます。

*²:ムダ毛ケアとは、ムダ毛処理後の肌を整え、お手入れを楽にすることです。

 

  • 【鈴木ハーブ研究所について】

鈴木ハーブ研究所では、自然が育んだハーブの力と人が生み出した科学の力を用い、『肌本来の美しさを目覚めさせるスキンケア』の研究開発・販売を行っております。イメージや外見に頼らない、研究所だからこそ実現可能な成分配合や濃度で、本当に「使って良かった」と実感できる商品をとことん追求しております。科学的にも裏付けられた実感力にこだわり続けています。
当社で研究開発し販売している、ムダ毛ケア*²をしながら美肌に導く≪パイナップル豆乳シリーズ≫は幅広い層に支持されています。中でも2004年に生まれた「パイナップル豆乳ローション」は、“塗るだけのムダ毛ケア*²”として18年以上のロングセラー化粧水です。

パイナップル豆乳シリーズ
https://s-herb.com/pineapple_soymilk

※左の写真の商品以外にも、「美白ライン」が2種ございます。
※写真内のせっけんは旧パッケージのものです。

 

  • 【会社概要】

株式会社鈴木ハーブ研究所
代表取締役社長:鈴木さちよ
本社所在地:〒319-1112 茨城県那珂郡東海村村松2461
URL:https://s-herb.com
設立年:2004年9月
従業員数:45人
事業内容:化粧品の研究開発・販売

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