理美容業界の未来の為に「サロン版DX」を推進

タカラベルモント株式会社のプレスリリース

理美容や医療の業務設備機器および化粧品などを製造・販売するタカラベルモント株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役会長兼社長:吉川 秀隆)は、2023年4月5日(水)、2023年全国有力代理店会議をリーガロイヤルホテル大阪にて開催しました。
当日は、事前の抗原検査や感染防止対策へのご協力のもと、全国から86社124名の代理店代表者の方々に出席いただきました。

タカラベルモント株式会社 会長兼社長・SCB本部長

 

 

会議では、会長兼社長 吉川秀隆がタカラベルモントグループ全体方針、及び、理美容機器・化粧品の事業方針を、動画や、今秋発売予定のスマートデバイスミラー「ECILA(エシラ)」の実演も交えながら発表しました。
 

その後、同会場で優秀代理店の表彰式を行い、吉川より各代理店代表の皆様にトロフィーが手渡されました。

 

 

 

 

<会議後には、別途設けられた展示会場にて、設備機器や各化粧品ブランドの新製品とともに、SDGsへの取り組みも紹介>

 

 

2023年度グループ全体方針・事業方針 要旨

吉川秀隆

(タカラベルモント株式会社 会長兼社長・SCB(サロン&コスメティクスビジネス)本部長)

 

新型コロナウィルスの流行は3年を経過しましたが、ようやく3月からマスク着用義務が緩和され、5月8日からはインフルエンザと同等の5類への移行の方針が示されました。

このような変化と共に、様々な国際的なスポーツイベントも予定されており、来年7月にはフランス、パリでオリンピック・パラリンピックが開催されます。当社社員のホッケー女子日本代表、及川 栞(おいかわ しほり)選手もパリ・オリンピックに向けて日々練習に励んでおります。皆さまも是非応援をお願いします。

スポーツイベントなど、人の動きが活発になる事で、経済も今まで以上に活性化されることと思いますが、先行き不透明な今の時代には、変化を予測するより、いかにスピーディに変化に対応できるかが求められると考えています。

 

■業績報告

速報ベースですが、タカラベルモントグループの連結売上高は、国内マーケットが552億円、海外マーケットが214億円、グループ全社売上は2021年度実績比6.7%アップとなりました。

国内理美容機器では、頭浸浴メニュー用機器「YUME HEADBATH(ユメ ヘッドバス)」や、美容ライト脱毛器「SHAVENON 5(シェブノン ファイブ)」の伸長、及び主力製品であるシャンプー機器「YUMEシリーズ」の販売が堅調に伸長していることに加え、給湯機の供給が追い付いてきたことが全体業績の主な要因です。

自動シャンプー機器「AQUA FORTE plus(アクアフォルテ プラス)」は世界的な部材の供給不足により新規受注を停止しておりましたが、2月より受注受付を再開しました。まだ一部製品では、部材の供給が不安定な状況にありますが、全社をあげて部材の調達に取り組んでまいります。

化粧品では、ルベルのヘアカラー「edol(エドル)」がリニューアル及び新色が追加発売され、大きく業績に貢献しました。また、ヘアケア製品ではルベル「LebeL ONE(ルベル ワン)」が「YUME HEADBATH」とともに導入され、伸長しました。

 

■TWBC2022開催について

昨年11月に開催したTWBC2022では、様々なコンセプト提案や、DXを連動させたシステム、働き方改革のための新たなビジネスコンテンツを提示しました。AIを搭載したスマートデバイスミラー「ECILA」を初公開し、ミラーがこれまでの概念を変えるコミュニケーションツールとして生まれ変わることの具体的な提案や、全長8mのトレーラー型サロンで、場所を選ばずどこにでも移動できる新しいサロン経営スタイルの提案、五感に働きかけ、異次元の気持ちよさを体験できる極上ヘッドスパの提案など、未来の多様なサロンビジネスの可能性を広げる提案を行い、2日間で延べ15,000人のお客様にご来場いただきました。

 

■2023年度の大きな潮流・課題

●SDGs

2019年から取り組んでいる「SDGs」について、より一層力強く推進します。中でも「環境保全」「働きがいも経済成長も」というテーマに、重点的に取り組みます。
昨年度も、3月8日の「国際女性デー」にあわせたイベントの開催や、当社社員が企画運営した子供向け職業体験イベントを行いました。2023年度は、さらにサロン技術者のキャリア支援や復職支援への取組みも、検討をすすめていきます。

 

●デジタル化・AI活用

金融、物流、製造、インフラなど、どの分野でもデジタル技術やAIを活用し、DXに取り組むことが必須となっています。

サロン業界においても、サロンならではの人の手で触れるぬくもりやクリエイティビティを、デジタル技術と融合させてDXに取り組むことによって、消費者満足、従業員満足、サロン経営面の満足という異なる課題をトータルに解決する事が可能になります。

 

■2023年度のアクション

●「ロイヤルカスタマー型サロンづくり」を推進するアイテムを強化

理美容用品(ツール類)

ロイヤルカスタマー型のサロンは、当社のPOSデータからも、様々な環境の変化に対して安定的な経営と持続的な成長が可能であることが実証されており、個室や半個室を採用するサロンは増加傾向にあります。

 

ロイヤルカスタマーにとっての居心地の良さと、個室・半個室の空間ならではのメニューを更に広げていくとともに、スタッフの働きやすさ、クリエイティブが発揮しやすい空間、機器、化粧品の在り方を提案して参ります。

 

 また、当社の関係会社である「タカラ・ビューティメイト株式会社」の用品事業、化粧品事業、エステティック事業を、4月1日より、タカラベルモント株式会社に事業継承しました。事業継承した理美容用品(ツール類)や化粧品は、タカラベルモントの事業基盤と総合力を活かし、個室や半個室でのメニュー作りや店販ビジネスの活性化にも活かしていく予定です。

 

MINIMAL SALON UNIT ONE

SALON DESIGN FURNITURE SERIES

●スマートデバイスミラー「ECILA」の正式発売
スマートデバイスミラー「ECILA」を10月から正式発売します。
本体価格は 月々18,300円(保守契約込みの特別リース販売)、サービス利用料は、常に新しいサービスを提供できるよう内容を検討しておりますので、改めてお伝えします。

 

 

<ECILAの展示では、サロンでの活用シーンとともに家庭での活用イメージもプレゼンテーション>

 

●サロン版DXの推進

サロンビジネスに、「ECILA」やサロン専用POSシステム「SALON POS(サロン ポス)」、サロン専売品を購入できる会員制オンラインストア「BEAUTY CITY(ビューティシティ)」などのデジタル製品・サービスをプラスし連携させていくことで、消費者と、サロンで働く方々やサロン経営面の満足度を、同時に、より一層高めていきます。また、ECサイト、教育システム、さらには他業界のサービスとも連携させていく事で、サロン業界の可能性を広げ、新たなサロンビジネスの在り方も提案していきます。業界の未来の為にも、このような「サロン版DX」を積極的に推進していきます。

 

■未来に向けて

当社は、2年後に開催される大阪・関西万国博覧会 大阪パビリオンへの出展参加が正式決定しています。

大阪・関西万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」は、当社のパーパス「美しい人生を、かなえよう。」とも関連のあるテーマです。今回の出展では、心身豊かで、快適に暮らしやすい未来社会の実現と、主力事業である理美容と医療を融合した「未来のヘルスケアサロン」の展示を目指します。

我々の業界がさらに成長するように、ひいては人々がいつまでも健康で美しくいられるような社会になる事を目標にコンセプトを作っていきます。是非ご期待ください。

 

 

■タカラベルモント株式会社 会社概要

商 号  :タカラベルモント株式会社

代表者  :代表取締役会長 兼 社長 吉川 秀隆

所在地  :大阪本社(本店) 大阪市中央区東心斎橋2-1-1

      東京本社 東京都港区赤坂7-1-19

創 業  :1921年10月5日

資本金  :3億円
従業員数:1,594名(2022年3月31日現在)

事業内容:理美容・化粧品事業・デンタル・メディカル事業

URL :https://www.takarabelmont.co.jp/
公式SNS:インスタグラム @takarabelmont_japan

 

タカラベルモントは、2021年10月5日に創業100周年を迎えました。

次の100 年に向けて、パーパス「美しい人生を、かなえよう。」を新たに制定。

パーパスを軸にした経営を進めていくとともに、持続可能な社会を目指し、「美と健康をかなえる」プロフェッショナルのみなさまとともに、進化し続けます。

 

タカラベルモントは、大阪・関西万博「大阪ヘルスケアパビリオン」のプレミアムパートナーです。

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