メダリストが考案した特許技術「RiCAM」が足裏から疲れを軽減、骨盤のゆがみを防止する効果を確認!誰もが100歳まで歩ける社会を目指します。

IRERUDAKE株式会社のプレスリリース

IRERUDAK株式会社(本社:茨城県笠間市 代表取締役:大木卓也 以下 IRERUDAKE)は、足底三点指示式インソール「RiCAM」の立位および歩行に与える影響を、東京電機大学 工学部機械工学科・准教授 井上淳氏と共同検証し、「RiCAM」を使用した際に、立位時の左右の足圧中心が平行になることから、左右で癖の異なる立ち方が改善されることが確認できました。これにより、短期的には疲れの軽減などの効果を生み、長期的には骨盤のゆがみや膝の変形予防、改善といったことが期待できることがわかりました。
今後はこの「RiCAM」の技術を使い、スニーカーやサンダルといった商品を展開し、歩行困難者はもちろん、世界中の人の歩くをサポートしてまいります。

「RiCAM」の期待効果
「RiCAM」の由来は、Re(再び)Come(来る)です。「足をしっかり使えるようにすることで本来の立つ・歩くなどの動作に戻し、100歳になっても健康で歩き続けられるようになってもらいたい」という思いを込めて命名しました。また、弊社独特の強みを活かし、認知してもらえるよう、「世界中の多くの人が地球にしっかりと立てていないと考え、RiCAM を使うことでしっかり地球に立てる」ようにするという意味を込めています。

「RiCAM」の3点突起は、体重を支える足裏のアーチに作用し、快適な歩行を手助けします。それによってカラダの軸が整い、ブレや不安定さを軽減し、力強く体幹をサポートしてくれるため、 美しい姿勢になることはもちろん、快適な歩行や骨盤まわりの悩みにもアプローチします。また体の重心バランスが整うということは、怪我をされた方やご年配の方の歩行も安定し、楽になります。

 

「RiCAM」ニュートラルポジション理論
RiCAM ニュートラルバランス理論とは、足裏に3つの突起の技術を使い、中足部中央に身体の重心点を誘導することで、片足28個からなる骨を使えるようにすることで身体をニュートラルなポジションに戻すことです。
例えば、子供時代に、竹ぼうきなど棒状の物(以下棒)を手のひらに乗せてバランスをとりながら遊んだことはありませんか? バランスをとるためには、棒を手のひら中央で受け止め、手のひらが微動調整をしながら棒の重心をうまく保持することが大切です。
そこで手のひら全体をきつくテープやサポーター等で固定したり、手のひら中央以外で棒を支えるとどうなるでしょうか。
きっと手のひら全体で微動調整できず、棒は重心バランスを失い倒れてしまいます。バランス遊びに必須な条件は、棒の重心保持の位置と手の微動調整であり、27個からなる手の骨が上手く使うことで、重心を微動調整しながら、上手くバランスを保つことができます。同様に、足でも立つ・歩く・走る際、片足28個の足の骨を微動調整させることで身体の重心バランスを保持させることが理想だと考えます
棒と人の違いは、人は骨・筋肉・腱・関節等の組織で構成されていることです。 仮に、足の骨全体で上手く微動調整できなくても、筋肉などを拮抗させ重心バランスを保持することで立つ・歩く・走るを可能とさせていますが、身体に大きな負担がかかると考えます。
現在、国籍問わず多くの人々の重心バランスが踵付近にあることで足が上手く使われておらず、身体に大きな負担(特に軟組織)がかかっていると考えます。

「RiCAM」開発の経緯

大木 卓也 (オオキ タクヤ) 茨城県笠間市出身 つくば市在住

2004年アテネパラリンピック、視覚障害者自転車競技スプリント銀メダリスト(視覚障害者の先導として二人乗り自転車 の前乗りとして出場、日本では2人目の健常者パラメダリスト) 現役時代より、競技・練習中に落車をしたことで、首や鎖 骨などに骨折してきたことが引き金となり不定愁訴(突発性頭痛や嘔吐・眩暈など)が頻発するようになった。 歯科医師 である妻と、噛み合わせ調整の研究会にて人が2足歩行をするためには、頭位と骨盤の2カ所の重心バランスが重要と いうことを知る。研究会の技術をとりいれた治療を受けた結果、長年患っていた不定愁訴の症状が改善された。重心バ ランスを整えるためには足裏のどこに重心があるかが重要であることを知り、インソールを研究する。 試行錯誤の結 果、オーダーメイドの技術を応用した製品で、身体の重心バランスの位置を変える RiCAM を搭載した I R E R U D A K E を完成させる。

「RiCAM」の検証方法
インソールの有無の2条件を対象として、立位時の足底圧中心、平地歩行時の足底圧中心軌跡移動量・重心 の左右動揺量を計測した。実験条件は以下のとおりである。被験者は20代健常男性8名、20代健常女性2名 である。選定条件として、直近3年間で本格的なスポーツ経験のある者は除外した。また、下肢の障害や直近3年間の足部の重大な怪我、その他通常歩行に影響を及ぼすと考えられる病気がある者を除外した。足底圧中 心の計測にはニッタ社製の足底圧分布計である F-SCANIIを用いた。重心左右動揺量の計測には Natural Point社製 三次元運動解析システムOPTITRACKを用い、骨盤中央後方につけたマーカーを用いて、重心を計算した。

「RiCAM」の検証結果(検証報告書抜粋)
立位時足底圧中心
立位時の足底圧中心を計測し、図1に示すような左右足の進行方向(X 軸方向)の差を計算した。 

(図1)

図2に被験者ごとのインソール使用による軽減割合を示す。インソール有りの場合、インソール無しの場合と比較して、足底圧中心の左右足での X 軸方向の差が平均71.2%軽減したことから、一般的には左右でばらつきが出てしまう足底圧分布が、インソールを使用することで左右足が同様の足底圧分布に修正できることがわかった。
 

図2

①平地歩行時足底圧中心
歩行時の左右足の足底圧中心を計測し、立脚期中移動軌跡のX軸方向移動量とY軸方向移動量を計算  した。右足の結果を図3に示すように、10名中7名で、 X方向移動量が増加した。

図3

また、図4に示すように 10名中全員が、Y方向移動量が減少した。左足についても同様の傾向が見られた。 このことから、インソールを使用することで歩行時に踵からつま先までを使った歩行ができるようになることと、足底圧中心の横揺れが少なくなることにより横方向への転倒の可能性を減じ、安定した歩行が可能となることがわかった。

図4

②歩行時重心左右動揺量
歩行時の骨盤後部中央に取り付けたリジッドベース上の3つのマーカーの3次元座標位置を計測し、それらの値から骨盤中心を算出した。その後、一歩ごとの重心位置の移動量を計算した。開発中のインソール を用いることで、10名中9名が重心の左右動揺量が、減少した。 これは歩行中に重心が歩行の中心軸から離れないことを意味しており、歩行時足底圧中心の左右移動量が、減少していることと関連していることから、バランスの良い歩行ができていることを裏付けている。

図5

RiCAMニュートラルポジション理論を活用した商品

・商品名:IRERUDAKE (インソール)
・サイズ:21.0cm〜29.0cm
・価格:9,900円(税込)

足裏は「健康は足裏から」「足裏は第2の心臓」と言われるほど身体にとって極めて重要な場所と言われています。 足裏からの重心バランスが崩れてしまうと身体に様々な悪影響を及ぼしてしまうことがあります。IRERUDAKEは、しっかりと足裏から身体を支え歩行やスポーツ時の全身をサポートするインソールです。

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