6-ショウガオールを規格化した「ジンジャーエキスパウダーE」で 便通改善効果を確認

池田糖化工業株式会社のプレスリリース

池田糖化工業株式会社(本社:広島県福山市、代表取締役社長:池田 直之)は、6-ショウガオールを規格化した「ジンジャーエキスパウダーE」を用いた臨床試験において、便通改善効果を確認しました。

【背景】
近年、生活習慣の乱れやストレスの増加により、消化器官に何らかの不調(便秘、下痢、腹痛など)を抱えている人が増加しており、日本人の約14%が慢性的な便秘に悩んでいることが報告されています。便秘とは便通異常により大腸に過度の便が溜まっている状態であり、便通を正常化することができれば便秘が改善すると考えられます。
一方、ショウガには様々な機能性があることが知られており、月経痛等の疼痛や吐き気および嘔吐の緩和、めまい感を和らげる作用があるとされています。また、6-ショウガオールの含有量を規格化したジンジャーエキスパウダーEを配合した食品の摂取により、便通の改善がみられたという意見が寄せられています。
そこで今回、便通に問題を感じている健常成人を対象に、ジンジャーエキスパウダーE摂取による便通への影響を評価しました。

【試験内容】
21歳以上75歳以下の健常な男女(合計30名)を被験者として無作為化二重盲検プラセボ対照並行群間比較試験を実施しました。試験食品は、ジンジャーエキスパウダーEを含有するカプセル(被験食品)とプラセボを用意し、摂取期間を4週間に設定しました。摂取前検査の1週間前から摂取前検査の前日までの1週間及び摂取開始日の1週間前から最終検査の前日までの5週間、1週間ごとに排便回数を評価しました。

【試験結果・考察】
摂取4週目(摂取22日目から28日目)における排便回数が、被験食品群でプラセボ群と比較して有意に増加(改善)しました。つまり、被験食品を4週間継続摂取することによって便通が改善することが分かりました。この効果は、6-ショウガオールが腸管上皮細胞に発現しているtransient receptor potential ankyrin 1(TRPA1)と呼ばれるCa2+チャネルを介してアドレノメデュリンの分泌を促進し、腸管血流量や蠕動運動が促進されたことが作用機序と考えられます。
また、本試験条件下で、被験食品の安全性に問題は認められなかったため、ジンジャーエキスパウダーE含有食品は安全な食品であると結論付けられました。

【製品概要】
製品名  :ジンジャーエキスパウダーE
性状   :淡黄色粉末
名称   :ジンジャーエキス粉末
成分規格 :6-ショウガオール 2.0%以上
入目/荷姿:1kg×5袋/ケース
賞味期限 :製造後24ヶ月

ジンジャーエキスパウダーE摂取による排便回数の変化

【会社概要】
商号  : 池田糖化工業株式会社
代表者 : 代表取締役社長 池田 直之
所在地 : 〒720-8638 広島県福山市桜馬場町2番28号
設立  : 1935年6月1日
事業内容: カラメル、調味料、甘味料、乾燥食品、デザート食品、
      その他各種食品加工、食品素材
資本金 : 4億794万円
URL   : https://www.ikedatohka.co.jp/

【本製品に関するお客様からのお問い合わせ先】
池田糖化工業株式会社 食品基盤技術研究室
Tel:084-957-3411

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