「K-1 WORLD GP」7.17(月・祝)両国国技館大会 第2弾対戦決定カード発表記者会見で軍司泰斗・KANA対戦相手他、注目の日本人対決3試合が決定!

K-1実行委員会のプレスリリース

5月25日(木)都内にて、7月17日(月・祝)東京・両国国技館「K-1 WORLD GP 2023」の第2弾対戦カード発表記者会見が行われた。(https://www.k-1.co.jp/schedule/16603#sec02

  • 軍司泰斗が再びムエタイの強豪ダウサヤームと対戦!「自分の真価が問われる試合。世界のトップと戦ってきた経験を今回の試合で出す」(軍司)

フェザー級スーパーファイトとして、K-1フェザー級王者・軍司泰斗vs元ラジャダムナンスタジアム認定スーパー・フライ級6位 ダウサヤーム・ウォーワンチャイの一戦が決まった。

現K-1フェザー級王者の軍司は「K-1 AWARDS 2022」のMVPに輝き、3月「K’FESTA.6」ではムエタイのトップ・オブ・トップの技巧派ヴュー・ペッコウーソンと対戦し、判定勝利でタイトル初防衛を果たした。今回は2試合連続でvsムエタイとの戦いに臨む。

そのダウサヤームは2017年から日本の大会に参戦。軽量級のトップ選手たちを次々と撃破し、日本人キラーとして名を馳せた。2020年には、3月「K’FESTA.6」でのK-1×RISE対抗戦でK-1・斗麗に勝利したRISE・安本晴翔とも対戦。敗れはしたものの、判定1-2の大接戦を演じて安本を苦しめた。現在はK-1でも活躍する石井一成と練習を積み、K-1ルールでの戦いに向けて準備を続けている。

会見で軍司は「この試合は自分の真価が問われる試合だと思っています」と挨拶。蹴りを得意とするダウサヤームを「前回と同じで僕が苦手だと思われているタイプの選手」と評価しつつ「こういう相手に勝ってこそがスター。僕が前回やったヴュー選手もこの階級のトップ選手だと思っているので、そういう相手とやってきた経験を今回の試合で出す」と語る。

またK-1勢とも因縁のある安本を追い込んでいるダウサヤームが相手だけに「RISEや他の団体にも日本人でやっていない選手がいるし、いずれそういう相手とやりたいと思っているので、この試合に勝って、次の日本人対決に挑みたい」「安本選手を超える結果をしないとチャンピオンとしてどうなんだ?と思われる。分かりやすい形で決着をつけたい」と完全勝利を誓った。

軍司泰斗
「この試合は自分の真価が問われる試合だと思っています。こないだの(K-1×RISEの)対抗戦に(フェザー級の選手が)みんな出ていましたけど、僕は出ていなくて。RISEや他の団体にも日本人でやっていない選手がいるし、いずれそういう相手とやりたいと思っているので、そのためにも今回の試合はKOで勝って、次の日本人対決に挑みたいです。

(対戦相手の印象は?)前回と同じで僕が苦手だと思われているタイプの選手だと思います。でもそういいう相手に勝ってこそがスターだと思っているので、それができるように練習しようと思います。(RISEの安本が判定勝ちした相手だが)次のRISEでも発表されていましたけど、僕と戦ってもいい選手たちがそれぞれ対戦することになっていて、ダウサヤーム選手は安本選手に判定負けしているけど、スプリット判定だったんで、それを超える結果をしないとチャンピオンとしてどうなんだ?と思われるので、分かりやすい形で決着をつけたいです。

(安本はダウサヤームについて『蹴りが強くて中に入れなかった』とコメントしていたが)右のミドルやハイキックが一発一発重い選手だと思うんですけど、打たれ強さもあるのかなと思います。僕も色んな選手、前回試合をしたヴュー選手も世界のトップ選手だと思っているので、そういう相手とやってきた経験を今回の試合で出せればいいなと思います。

(ヴュー戦を振り返って)いい感じで来ていると思っていたら、2・3Rはタイ人特有の相手を飲む・相手の動きを理解して戦うところに苦戦しました。だから1Rが勝負かなと思っています、(ずばり1RKOを狙う?)もちろんKOを狙わないといけないと思うし、そのなかでもいち早く倒さなければいけないと思います」

ダウサヤーム・ウォーワンチャイ
「K-1初参戦でこういう機会が来て本当にうれしく思います。(対戦相手の印象は?)すごく強い選手の一人だと思いますし、パンチに重さとスピードを両方兼ね備えていると思います。チャンピオンと戦えてうれしいですし、勝敗がどうなるかは分からないけどベストを尽くすだけです」
 

  • KANAがスコットランドの強豪エイミー・パー二ーと3度目の防衛戦「エイミー世界的に名前があって、過去最高のテクニシャン。その相手をKOして今年中にアニッサ戦を実現させたい」

K-1女子フライ級王者・KANAが3度目の防衛戦でスコットランドのエイミー・パーニーを迎え撃つ。KANAは昨年6月のK-1初の女子大会「K-1 RING OF VENUS」でスーリ・マンフレディにKO勝ちして初防衛を果たすと、12月にはスーパーファイトでオロール・ドス・サントスをKOで撃破。今年3月「K’FESTA.6」ではフンダ・アルカイエスをカーフキックで戦闘不能に追い込み、2度目の防衛に成功した。

挑戦者のパー二ーはISKAムエタイ世界女子フライ級王座、Lion Fight女子スーパー・フライ級王座、Enfusion女子ストロー級王座、WBCムエタイ・インターナショナル女子フライ級王座と4本のベルトを巻く強豪。KANAと2度対戦したヨセフィン・ノットソン、ONE Championshipでタイトル戦も経験したララ・フェルナンデスからも勝利している。

会見でKANAは「エイミーは自分のキャリアのなかで過去最高のテクニシャン。ベルトをかけて戦う価値のある選手だと思ったので、自分の価値を上げるためにも防衛戦にしてもらいました」と挨拶。「エイミーは世界的に名前があって、アメリカで練習をしていてもみんな名前を知っているような選手です。そういう相手をKOして、今年中にアニッサ・メクセン戦を実現させたい」と熱望するアニッサ・メクセンとの対戦を目標に掲げた。

KANA
「エイミーは過去に対戦するかもしれないという候補に挙がっていた選手で、お互いに知っている選手です。キャリアの中で過去最高のテクニシャンかなと思います。ヨセフィン、ララにも勝っているし、めちゃくちゃテクニックがあるので、ムエタイスタイルではあるけどK-1ルールにどういうスタイルで合わせてくるのかなというのも分析するところの一つです。ベルトをかけて戦う価値のある選手だと思ったので、自分の価値を上げるためにも防衛戦にしてもらいました。

(対戦相手の印象は?)ムエタイのトップで戦っているので、蹴りのタイミングだったり、間合いだったり、試合の雰囲気の作り方だったり…そういう技術が一つ抜けていると思います。蹴り合いのなかで作る空間さえ勝負だと思うので、ハイレベルな試合になると思います。(対戦を熱望するアニッサ戦へ向けて)エイミーは世界的に名前があって、アメリカで練習をしていてもみんな名前を知っているような選手です。そういう相手をKOして、今年中にアニッサ戦を実現させたい。まず目の前を倒して自分とベルトの価値をあげて次の試合に臨みたいです。

(SNSで伊藤紗弥や熊谷麻理奈とスパーリングしている投稿をしていたが)伊藤選手は日本人で一番ムエタイが上手いと思うので、蹴りだけのスパーリングだったり、いろいろと通して6Rくらいやりました。熊谷選手は前から一緒に練習していて、身長が173cm、体重も10kgちょっと重いので、フルパワーでできる相手が熊谷選手だけなんで。そういう意味でやらせてもらっています。

(今回もアメリカ合宿にいくそうだが?)前回同様、試合直前までスパーリング中心の練習をしにいきます。その感覚のまま試合をしたいですし、相手がムエタイスタイルなので、アメリカのムエタイジムでスパーリングをこなそうと思います。(相手はテクニシャンタイプで試合がかみ合わない可能性もあるが?)正直それも視野に入っていて、面白くない試合になる可能性もあると思うんですけど、自分が倒して勝てば面白くない時間も短くなる。最後はKOで勝つことを想定して練習するので、そこは特に意識していないです」

 

  • 注目の日本人対決3試合が決定!篠原悠人vs龍華・晃貴vs岩尾力・☆SAHO☆vs鈴木万李弥

第1弾カードで発表された6試合はすべて国際戦だったが、第2弾カードでは注目の日本人対決3試合が発表された。

まず女子フライ級ワンマッチで、☆SAHO☆vs鈴木万李弥の注目カードが決定。☆SAHO☆はキック・ムエタイルールでは4本のベルトを巻き、K-1のリングへ。2022年6月のK-1初の女子大会「K-1 RING OF VENUS」に出場し、オーストラリアの強豪ジェシンタ・オースティンと大会ベストバウトの激戦を展開するも判定負け。今年4月、Krush初の女子大会「Krush RING OF VENUS」ではメインイベンターを務め、韓国イ・ドギョンから勝利を収めて、改めて実力をアピールした。

対する鈴木は2022年からK-1 GROUPに参戦。真優と櫻井梨華子に連勝し、今年から上京してクロスポイント吉祥寺に所属。K-1中村拓己プロデューサーは「女子フライ級のトップにいる選手同士の試合。激しい、レベルの高い試合になることはもちろん、この試合の勝者がKANA選手の持つベルト、タイトル戦線にどう近づくかというのも注目のカード」と見どころをコメントした。

そしてスーパー・バンタム級では晃貴vs岩尾力の試合が決定した。晃貴は元Krushバンタム級王者で2020年から本格的にスーパー・バンタム級へ転向。2022年3月に小倉尚也に勝利し、怪我でブランクがあったものの、再起戦となった今年3月の一航戦ではKO勝利を収めて2連勝を飾っている。

対する岩尾は今回がK-1初参戦。名門POWER OF DREAMに所属し、2014年7月にKrushデビュー。Bigbangなど様々な大会でキャリアを積むが、バイク事故に遭い、一時は医者から現役不可能と告げられる。しかし懸命のリハビリの末、2022年8月のKrushで約4年半ぶりの復帰。小倉尚也を1RKOで下すと、2023年4月のKrushでは愛瑠斗を1RでKOし、2連続KO勝利を収める。その類まれな格闘技センスは、あの武居由樹が“天才”と認めるほどだ。

ともにスーパー・バンタム級とは思えない攻撃力を誇るハードヒッター対決であり、中村Pは「スーパー・バンタム級は金子(晃大)選手と玖村(将史)選手が抜けているので、そこに誰が食い込んでいくのか。そういったテーマのある試合にもなる」と話した。

そしてライト級ワンマッチでは篠原悠人vs龍華も発表された。篠原は元K-1甲子園・Krush王者で現在はK-1ライト級トップ戦線で活躍。昨年8月のK-1福岡大会では与座優貴にKO負けを喫したものの、5年連続出場となった12月のK-1大阪大会では弘輝に判定勝利を収めている。

対する龍華は2019年・2020年とK-1甲子園を連覇。プロでデビュー後は連勝街道を突き進み、弘輝や蓮實光にKO勝ち。2022年2月のK-1東京体育館大会では里見柚己に延長判定で敗れ、デビュー戦以来の黒星を喫し、今回が約1年5カ月ぶりの復帰戦となる。

中村P「実績・実力十分な選手なので、この2人がどちらが勝って、上の選手やベルトに絡む試合につなげるのか。生き残りをかけた試合になった」と話し、まさにサバイバルマッチと呼ぶにふさわしいマッチアップとなった。各選手のコメントは以下リンクの通り。
https://www.k-1.co.jp/news/38513

 

  • K-1 WORLD GP 2023 7月17日(月・祝)東京・両国国技館 決定対戦カード(2023年5月25日発表)

[K-1女子フライ級タイトルマッチ/3分3R・延長1R]
(王者/日本/ K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)KANA vsエイミー・パーニー(挑戦者/スコットランド/Inferno Gym)

[スーパーファイト/K-1フェザー級/3分3R・延長1R]
(日本/K-1ジム総本部チームペガサス)軍司泰斗vsダウサヤーム・ウォーワンチャイ(タイ/ウォーワンチャイプロモーション)

[K-1スーパー・バンタム級ワンマッチ/3分3R・延長1R]
(日本/K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)晃貴vs岩尾力(日本/POWER OF DREAM)

[K-1ライト級ワンマッチ/3分3R・延長1R]
(日本/DURGA)篠原悠人vs龍華(日本/ザウルスプロモーション)

[K-1女子フライ級ワンマッチ/3分3R・延長1R]
(日本/闘神塾)☆SAHO☆vs鈴木万李弥(日本/クロスポイント吉祥寺)
 

  • 既報済み対戦カード(2023年5月11日発表)

[K-1 WORLD GPスーパー・ウェルター級タイトルマッチ/3分3R・延長1R]
(王者/日本/月心会チーム侍)和島大海vsジョーダン・ピケオー(挑戦者/オランダ/Mike’s Gym)

[スーパーファイト/K-1女子アトム級/3分3R・延長1R]
(タイ/Ayothaya Fight Gym)パヤーフォン・アユタヤファイトジムvs松谷綺(日本/ALONZA ABLAZE)

[K-1フェザー級ワンマッチ/3分3R・延長1R]
(日本/WIZARDキックボクシングジム)斗麗vsヴュー・ペッコウーソン(タイ/Petchkoson Gym)

[K-1スーパー・ライト級ワンマッチ/3分3R・延長1R]
(日本/クロスポイント吉祥寺)不可思vsジン・シジュン(韓国/チームサイコピットブルス)

[K-1スーパー・ライト級ワンマッチ/3分3R・延長1R]
(日本/K-1ジム五反田チームキングス)鈴木勇人vsデンサヤーム・アユタヤファイトジム(タイ/ Ayothaya Fight Gym)

[K-1ウェルター級ワンマッチ/3分3R・延長1R]
(タイ/ストライカージム)ジョムトーン・ストライカージムvs寧仁太・アリ(ガーナ/K-1ジム総本部チームペガサス) 

※2023年5月25日現在/出場選手はケガ等により変更となる場合があります。

 

  • 2023年7月17日(月・祝)K-1 WORLD GP 2023大会概要

◆日時 2023年7月17日(月・祝)11:00開場/11:30プレリミナリー開始/12:30本戦開始
◆会場 両国国技館
◆主催・著作 K-1実行委員会
◆企画・制作㈱ M-1スポーツメディア
◆運営 ㈱グッドルーザー
◆入場料金
ロイヤルシート (特典付き)100,000円 (当日100,500円)
アリーナSRS席 60,000円 (当日60,500円)
アリーナRS席 35,000円 (当日35,500円)
アリーナS席 18,000円(当日18,500円)
枡席(2名掛け) 30,000円 (当日31,000円)※チケット2枚付き
枡席(1名掛け) 15,000円 (当日15,500円)※2名分の料金
スタンドA席 10,000円 (当日10,500円)
スタンドB席 7,000円 (当日7,500円)
※消費税込/全席指定/小学生からチケットが必要となります。
※出場選手は予告なく変更になる場合があります。
※ご購入いただきましたチケットの交換、キャンセルは承れません。
◆チケット販売サイト https://k-1.shop/collections/ticket
◆大会公式サイト https://www.k-1.co.jp/
 

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