株式会社カネボウ化粧品のプレスリリース
KATEは、1997年のブランド誕生以来、「NO MORE RULES.」のスローガンのもと、“ルールに縛られないメイク”を提案しています。今では、人々の生き方や、美の捉え方・価値観は多様化し、「自己表現・自分らしさ」が重視される一方で、SNSが当たり前になったことで、ソーシャル・プレッシャーによる同調圧力や、「私の肌の色にはこれが似合うはず」「私にはこれは似合わない」といった自己暗示、こうあるべきという固定観念など様々な目に見えないルールに縛られ、「自分らしく生きたいけど、自分らしさがわからない」といった声も上がっています。
KATEは「自分らしさ」に悩む世代に向けて、メイクを通じて「自分らしさ」を知り、新たな自己表現の可能性を広げるきっかけづくりの場として、「KATE SCHOOL」を開講いたしました。「KATE SCHOOL」はメイクの仕方を学ぶ授業ではありません。メイクを自由に楽しんでいただくことで、新しい自分の一面に気づき、自分らしさを表現することの楽しさを感じてもらいたいと考えています。
KATEには、それぞれに欲名がついた「ザ アイカラー」という単色アイシャドウがあります。参加生徒の皆様には参加前に100以上ある欲名の中から、自身が気になる4つを選んでもらい、当日、その4色のパレットをお渡しし、初めて見る特別なパレットを使って授業を展開しました。授業の中では、メイクの仕方を学ぶことに力点を置くのではなく、「なぜ100以上ある欲名の中から、それを選んだのか」など、自身の思いや考えを探求し言語化していくことで、生徒自身の「自分らしさ」とは何かを深堀りをし、さらに、自身が選んだパレットを使い自由にメイクをすることで、新たな自分の一面に気づき、自分らしさを表現するという体験をしてもらいました。
当日参加した生徒からは「自分には似合わないと思い込んでいた色も、チャレンジしてみたら意外と違和感なく使えた」「新しいことにチャレンジしてみることはすごく楽しいし、いいことだなと感じた」などのコメントが寄せられました。
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「KATE SCHOOL」開催概要
□名 称: 「KATE SCHOOL」
□初回実施校:学校法人 嘉悦学園 かえつ有明中・高等学校 (〒135-8711 東京都江東区東雲2-16-1)
□実施 日時 :2023年6月21日(水)13:10~15:30
(5時限目、6時限目の授業時間を活用して実施)
□当日の授業内容:
①授業趣旨説明・個々の生徒が事前に選んだ欲名で作ったアイシャドウパレットを配布
②【自分らしさを知る】
選んだ欲名の理由について、2人1組でディスカッション
③【自分らしさの表現】
4色のパレットの中から直感的に気に入った色を使い、自由な塗り方でメイクシート上にメイクを実施
~10分休憩~
④【自分らしさの表現と発見】
自身の顔やメイクシートに、自由な塗り方で実際にメイクをしていく
⑤【発見した自分らしさの記録】
希望者にはメイクスタッフが「ザ アイカラー」以外のメイクアドバイスもしながら、
自分らしい表現で施したメイクした姿を撮影
⑥【自分らしい自己紹介】
授業を通して、発見したあるいは再認識した「自分らしさ」を踏まえながら、「自分らしい自己紹介」を作成
グループであらためて自己紹介をしながら、どんな発見があったかディスカッション
⑦授業総括
□学校法人 嘉悦学園 かえつ有明中・高等学校
第2年学年 学年主任 篠原 敬司郎氏 コメント:
本校では、生徒の対話と主体性を重視する「プロジェクト」というオリジナル授業を設けており、高校1年生では「自分の価値観や内面を知る」、高校2年生では「自分のボーダーを超えていく、チャレンジをする」をテーマに取り組みを行っています。今回、メイクを通して「自分をクリエイトする」ことを学ぶことで、今持っている自身の殻をやぶり、挑戦をし、自分の人生を創造していく力になればとの思いから、「KATE SCHOOL」の内容や目的、趣旨に共感し、高校2年で「KATE SCHOOL」を実施させていただきました。参加した生徒を見ていると、「あれをやってみよう」「あれをやってみたい」という一歩を踏み出すエネルギーがスムーズに出ていたのも印象的でした。今回の授業参加を通して、生徒の自己肯定感や自尊心が高まり、個性や可能性が広がるきっかけとなればと感じています。
第2年学年 B組担任 小宮 直樹氏 コメント:
今回男女ともに参加をさせていただいて、男子生徒も含めてすごく積極的に楽しく授業に取り組んでいたことが印象的でした。また、普段はあまり発言の多くない生徒や、普段マスクを着用していてあまり表情の見えない生徒も、たくさんの発言をしていたり、明るくさまざまな表情を授業の中でみせていたりしたのも印象的でした。また、メイクという手段を使ってさまざまな表現方法で生徒それぞれが自身の内面を表現していた様子も素晴らしかったと思います。今後もこういった取り組みは、続けていければと思います。
□KATEブランドマネージャー 岩田 有弘 コメント:
メイクを通じて自分らしさを知り、新たな自己表現の可能性を広げるきっかけづくりの場として「KATE SCHOOL」を開講しました。授業では、自由にメイクをすることで、自分らしさを表現することの楽しさを感じていただけいる様子が生徒の皆様の表情からもわかりました。メイクに自分を縛るルールはありません。自分を表現する一つとして、これからもぜひ自由にメイクを楽しんでもらいたいです。