犬とのふれあいで、社員のストレス値が56%低下

株式会社Buddiesのプレスリリース

2023年5月16日、保護犬の犬材派遣会社の株式会社Buddiesは、都内にオフィスを構える企業へ4匹の保護犬を派遣し、社員間コミュニケーションの活性化だけでなく、犬とふれあった社員において平均56%(最大95%)のストレス値低下を確認しました。

  • 保護犬の犬材派遣の背景

 「保護犬に新しい生き方を、あなたにカラフルな毎日を」がコンセプトの保護犬の犬材派遣会社、株式会社Buddies(東京都文京区、代表取締役社長:寺田かなえ 以下Buddies)は、都内にオフィスを構える企業へ「保護犬とのふれあいイベント」として里親募集中の犬を含む4匹の保護犬を派遣。オフィスにおける保護犬たちの人にもたらす効果を測定しました。

【イベント概要】

■ 日時:2023年5月16日11時〜15時

■ 参加者:保護犬とのふれあいを希望する派遣先企業の社員

■ イベント内容:参加者は通常通り業務を行い、自身の休憩時間やオフィス内での移動の途中でイベントスペースに立ち寄り、自由に保護犬たちとふれあう。

参加にあたっては、事前に保護犬とのふれあい方についてのテキスト(弊社獣医師監修)を読んで理解すること、重篤な犬アレルギーがないかなどの確認、サービス利用同意書への記入が必要。また、状況に応じて待機している弊社スタッフが犬とのふれあい方をレクチャー。

  • 最大95%のストレス値低下を確認

 イベント参加者のうち11名に対して、保護犬の派遣活動を行う直前(犬が見えない状態)と、保護犬と十分にふれあった後で、唾液アミラーゼ測定によるストレス値の変化を比較したところ、平均で56%、最大で95%のストレス値低下が確認できました。

 また、年代や部署の垣根を超えた社員間のコミュニケーションが活性化したとの声もいただきました。

■ 実施期間:2023年5月16日

■ 人数:11名(男性:5名、女性:6名)

■ 被験者:保護犬のふれあいイベントに参加し、かつストレス値の計測をふれあいの前後で希望した社員

■ 使用計測器:ニプロ社製唾液アミラーゼモニター

  • 現代人を取り巻く課題

 昨今では、新型コロナウイルスの流行による外出自粛やリモートワーク推奨モードから、アフターコロナにおける出勤再開など、勤務環境や社会情勢の変化が激しく、ストレスや疲労感が増したと感じるワーカーも増加したと言われています。(*1)

 世界では、生産性の向上やストレス低減などといったアニマルセラピー効果が認められていることから、Amazonでは犬との同伴出勤を推奨していたり、Uberは譲渡対象の保護犬たちを近隣のオフィスに届けるサービス「Uber Puppies」を展開するなど、犬と一緒に働くことができる企業や取り組みが増加しています。(*2)

 一方、国内では「犬と働ける場所」は言うまでもなく、日常的に「犬とふれあえる場所」も多くは存在していません。犬好きの人のおよそ7割は、住環境や仕事、年齢などの問題で犬を飼うことを断念していると回答しており、犬を飼いたくても飼えない人たちが、犬とふれあうことで癒しやメンタルケアの効果を得る機会が著しく不足していると考えられます。(*3)

 そこでBuddiesは、ストレスフルな毎日を過ごすワーカーの方々に、保護犬とのふれあいを介したリラックス効果や生産性の向上を提供するため、犬材派遣サービスを開始いたしました。幸いなことに、過去の犬材派遣活動時に行なった検査では、利用者のストレス値はもちろんのこと、保護犬のストレス値もふれあい後におよそ半減することが確認されています。(*4)

  • 保護犬を取り巻く問題

 欧米諸国では犬猫の生体販売が禁止されたり、保護動物に関する支援事業を行う企業も増加しています。
国内でも動物愛護法が改変されるなど、動物福祉向上の機運は高まっていますが、保護動物の認知度やイメージは、海外におけるそれらの基準より大きく下回っています(*5)。
 さらに、保護犬との日常的なふれあいの機会をより多くの人に提供することで、人々の保護動物に対する認知度やイメージが同時に改善されることも期待されます。(*6)

  • 新しい「人と動物の関係性」の構築へ

 Buddiesは、犬材派遣やポーワーキングサービス、イベントなどを通じて、保護犬の認知度やイメージの向上とストレスの低減を、犬好きの人には保護犬とのふれあいを通したセラピー効果や新しいワークスタイルを提供することで、人と動物のwin-winな関係性の構築を目指します。

 1人でも多くの犬好きの方に、保護犬とのふれあいを通して健康的に毎日を楽しんでいただきながら、保護犬支援にも気軽に参画いただけることを願っています。
 

  • 「犬材派遣」Webサイト

・個人利用者向け「ポーワーキング」予約ページ
https://www.buddies.life/book-online
・企業向け「犬材派遣」案内ページ
https://www.buddies.life/buisiness-dispatching

  • 株式会社Buddiesについて

 「保護犬に新しい生き方を、犬好きの人にカラフルな毎日を。」をミッションに、アニマルセラピーサービスを提供する獣医師発のスタートアップ。行き場のない保護犬を引き取り、獣医師の元でしっかりとケアを行なった上で、施設やオフィスをはじめとした、犬好きの人の元へと派遣を行います(※施設派遣前には事前面談等を行います。)
 犬を飼いたくても飼えないという方に、獣医師フォローの元で安心して楽しみながら、保護犬を支援することができる新たな機会を提供しています。
 また、登録された保護犬には、日常的に獣医師の管理の元、良質な食事、毎日のお散歩、休日のお出かけや定期的な健康診断など、一般家庭と変わらない生活を提供しており、譲渡成立の有無に関わらず、生涯を通した保護犬たちのQOLを向上させています。

 【会社概要】
社名:株式会社Buddies
本社所在地:東京都文京区西片2-14-15
代表取締役:寺田かなえ(獣医師)
事業内容: 犬の派遣、イベント企画•運営、ペット事業コンサルティング
設立: 2020年12月
Webサイト:https://buddies.life
動物取扱業登録:20東京都貸•展第007016/R3.3.26-R8.3.25

  • 各種データ

(*1)https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000683.000024101.html

(*2)Amazon; https://www.aboutamazon.com/news/workplace/how-much-does-amazon-love-dogs-just-ask-one-of-the-7-000-pups-that-work-here

Uber; https://www.uber.com/blog/chicago/go-mutts-uberpuppies-are-here/

(*3)2019年弊社調べ(オンラインアンケート)
(*4)2020年弊社調べ(血中コルチゾール値)

(*5)下部のグラフを参照。

https://humanepro.org/page/pets-by-the-numbers

https://petfood.or.jp/data/chart2020/9.pdf

(*6)2021年弊社調べ(利用者アンケート)下部のグラフを参照。

(*5)

(*6) 

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