渡文株式会社のプレスリリース
渡文株式会社(京都市・上京区、代表取締役社長:渡邉隆夫/以下、渡文)と、合同会社from TR(東京・台東区、代表:佳⼭林倭⼰、棚原政幸/以下、from TR)は、クラウドファンディングサービスMakuakeにて国産キビソを使用したボディタオル「キビソ肌友だち輪奈りっち」の先行予約を受付開始いたしました。(プロジェクトURL:https://www.makuake.com/project/bodytowel/preview/)
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国産の天然新素材「キビソ」に着目した、スキンケアを目指したボディタオル
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編み方にこだわった、毎日のお手入れに使ってほしい肌が喜ぶ洗い心地
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100年の歴史を持つ京都西陣織の伝統と、国内養蚕業の次の100年を創る挑戦です!
◾️「キビソ肌友だち輪奈りっち」とは
京都西陣織という伝統工芸の新しい挑戦として、伝統を残し後世に受け継いでいくために生まれた新商品、それが「キビソ肌友だち輪奈りっち」です。
西陣織で培ったシルクの知見を活かし、キビソという新素材に着目。
キビソには、人のお肌とよく似た構造の絹たんぱく質「セリシン」が多く含まれているため、肌との親和性がとても高くなっています。
また、セリシンが持つ保湿効果で、しっとりとした生地の触り心地を実現。
まさに、スキンケアを目指したボディタオルが誕生いたしました。
◾️「キビソ肌友だち輪奈りっち」の魅力1
国産キビソ素材の活用
「キビソ」は、蚕が最初に吐き出す糸のことです。この「キビソ」は、繭を外敵や環境の変化から守る重要な役割を担っていますが、1つの繭からわずか約4%しか取れません。
荒削りで不安定なうえに染色も難しく、なにより織ることも難しいため、通常は生糸を製造する精練(せいれん) と呼ばれる工程で処分されてしまいます。
海外でも生糸を大量に製造してはいますが、加工に手間がかかるキビソは処分してシルクの製品を作る方がビジネスとしては合理的なため、日本国内だけでなく世界からキビソ自体がなくなりつつあります。
【キビソの魅力】
「キビソ」には、水溶性のシルク成分(タンパク質)「セリシン」がたっぷり含まれています。
また「セリシン」は、グラフのように、人のお肌とよく似た構造をしているため、肌との親和性がとても高く、肌に負担を与えることなく自然に馴染んでくれるのです。
◾️「キビソ肌友だち輪奈りっち」の魅力2
こだわりの編み地構造
「きびそ肌友だち輪奈りっち」は、ボディタオル1枚に対し繭を2000個以上も使用。
また、洗い心地にこだわり、編み方の研究も日々続けてまいりました。
特に今回は、国産キビソに合った編み方を探求し、何十もの編み方を試行錯誤して、ようやく納得のいく仕上がりとなりました。
「きびそ肌友だち輪奈りっち」は、ゆったりとしたループ状に編むことで、心地よい肌ざわりと泡立ちの良さを目指しています。
キビソ糸をたっぷり使用しており、効率の良いセリシンの供給と、心地よいピーリング効果が期待できます。
強いこすり洗いは不要。肌に馴染む洗い心地をお楽しみください。
また、「セリシン」は、お湯とせっけんのアルカリに反応して溶け出すため、溶け出したヌメリをすくい取って、洗顔などにもお使いいただけます。
こだわり抜いた編み地による泡立ちや洗い心地、絹タンパク「セリシン」のしっとりした質感をたくさんの方に体験していただきたいです。
◾️本取組への想い
弊社は、西陣織を通じて100年以上シルクに携わってまいりました。この伝統を残し後世に受け継いでいくために、まずはシルクをもっと身近な存在にしたいと考えています。
その取り組みの第1弾として、「国産キビソを活用したボディタオルFirst Silk」を作成いたしました。
現在、多くの方にとって西陣織は馴染みのないものかもしれません。
今回はキビソに含まれるセリシンに着目したスキンケアを目指したボディタオルを作成いたしました。
本取り組みを通じて、少しずつシルクが生活の一部になっていく将来を描いています。そして少しずつでも、国内の養蚕業が昔のように元気を取りもどせるべく邁進してまいります。
■プロジェクト概要
プロジェクト開始日:2023年8月19日(土)
プロジェクト期間:2023年8月19日(土)〜2023年9月29日(金)
発送予定:2023年12月 発送予定
予約方法:クラウドファンディングサービス「Makuake」
受注生産価格:5,700円〜(送料&税込)
製造国:日本
プロジェクトURL:https://www.makuake.com/project/bodytowel/
会社概要
会社名 : 渡文株式会社
代表者 : 渡邉隆夫
所在地 : 京都市上京区浄福寺通上立売上ル大黒町693
事業内容: 西陣織製品の製造販売
【本取り組みに関するお問い合わせ先】
渡文株式会社
E-Mail: watabun@fromtr.jp