聖心美容クリニックのプレスリリース
聖心美容クリニック(医療法人社団美翔会 所在地:東京都港区六本木他)は、全国の10代~30代の美容整形経験のある男女600名を対象に「美容医療の実態調査」を実施しました。
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【美容医療の経験者 実態調査】主なトピックス
■5人に3人(63%)が美容医療のサービスに不満・不安。 理由の1位は、十分にカウンセリングをしてもらえなかった(30.4%) 2位は、思うような効果を得られなかった(27.2%) 3位は、広告の金額と異なり、高額になった(26.7%) ■医師への不満・不安も多発。 理由の1位は、思うような効果を得られなかった(25.5%) 2位は、医師の態度に問題があった(チャラい、怖いなど)(21.3%) 3位は、説明が難しくてよくわからなかった(17.5%) 自由回答では「契約を無理強いされた(28歳・女性)」というケースも!!! ■ネットやSNSをクリニック選びの参考にされる方が多い一方、 画像加工された症例写真で、過度な期待感を醸成されるケースも? ■医師が技術を学ぶためのトレーニング環境不足も問題の根底に…
■業界内で、関連学会や実力派医師を中心に、問題解決へつながる動きが活発化。 2023年に、日本美容外科学会認定の教育機関立上げ 2022年から実力派医師を中心にクリニック横断の合同勉強会が続く。 ➡聖心美容クリニック統括院長・鎌倉達郎のコメント付きで詳細ご紹介 |
【調査概要】
調査対象 : 全国の美容整形経験者15歳~39歳男女
サンプル数 : 600人(男性300人、女性300人)
調査方法 : インターネットリサーチ
調査期間 : 2023年7月21日~2023年7月24日
※本リリースのデータご使用希望の際は、事前に聖心美容クリニックPR事務局までご連絡ください。
(連絡先は本リリース最終頁をご参照ください)
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5人に3人が美容医療のサービスに不満・不安。
美容医療の経験者に、サービスについて不満・不安に思った経験を質問すると、程度の差はあれ
63%があったと回答。実に5人に3人が美容医療のサービスに不満・不安を感じていることが判明。
Q1.これまで美容医療のサービスで不満や不安に思ったことはありますか。(n=600)
Q2.美容医療のサービスで不満や不安に思ったことがある方にお聞きします。 それはどのようなものでしたか?(n=378/複数回答)
【鎌倉統括院長 コメント】 1位の「十分なカウンセリングをしてもらえなかった」は同じ医師として残念でなりません。当院では簡単な施術でも最低30分はカウンセリングの時間をとっていますが、それでも足りなくて1時間以上、患者様の希望を伺ったり、仕上りイメージをすり合わせたりすることがままあります。2位と4位も、カウンセリングが足りないことに起因する、不名誉なランクインですね。 3位の「広告の金額と異なり、高額となった」。例えば二重埋没法では、まぶた2~3点を糸で縫い留めて二重効果を出すことが多いですが、1点だけ留める(≒安くなる)の金額で集客してカウンセリングで「あなたのまぶたでは4~5点留めなければいけない」と高い金額を提示するケースや、「より良い糸や、痛くない針を使うのは別料金」と高額オプションを進めてくるケースは、昔からよくみられます。 また、「今日契約すると安くなる」と契約を急がされることにも注意が必要です。別の日に手術したからといって技術が落ちるわけではない。なのに急がされる・大幅な割引を提示されるのは“何か裏がある”と警戒が必要です。 |
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医師への不満も少なくない。効果や態度、説明不足が特に不満。
自由回答では、「契約を無理強いされた」との回答も。
Q3.美容整形をしたときに、医師に対して抱いた不安や不満を教えてください。 (n=600/複数回答)
<自由回答(抜粋)>
・契約を無理強いされた(28歳・女性)
・医師歴が浅い(37歳・女性)
・言葉遣いが稚拙で信頼できなかった(32歳・女性)
国民生活センターも警鐘!5年で<約2倍>のトラブル増加 2023年7月はすでに1,845件の相談事例 ※2023年1月~7月31日 【事例1】鼻の施術のカウンセリングに行き、「モニター価格もある」「今やった方がいい」と強く勧められ、その場で契約して施術を受けたが、鼻が腫れてしまった。元に戻してほしい。 (2023年3月受付 20歳代 女性) 【事例2】インターネットで見つけたAGA治療クリニックで「今やらなければ間に合わない」と言われて約190万円のモニター契約をした。不安をあおられて契約したので取り消したい。 (2023年2月受付 30歳代 男性) 【事例3】美肌治療のカウンセリングを予約したがリフトアップのモニター契約を勧められた。顔が少し腫れる程度と聞いて施術を受けたが、ひどく腫れてしまい、支払いに納得できない。 (2023年3月受付 30歳代 女性) 【事例4】駅前で声をかけられ、無料の医療脱毛の施術後にモニター価格で約46万円の契約をした。嘘の収入を書くよう指示されて個別クレジットを申し込んだので、解約したい。 (2023年1月受付 20歳代 女性) ※各事例は、国民生活センター発表資料より抜粋しました。 |
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背景に、医師の技術やモラルの低下!?
ネットやSNSをクリニック選びの参考にされる方が多い一方、
画像加工された症例写真で、過度な期待感を醸成されるケースも!
Q4.美容整形をするにあたりどのような情報を参考にしましたか? (n=600/複数回答)
【鎌倉統括院長 コメント】 ホームページやインスタグラム・Twitterなどへの症例写真投稿は、以前にも増して頻繁に見かけるようになりました。症例写真自体は、私は基本的にはとても有用だと思っています。 患者様との仕上がりイメージのすりあわせに役立ちますし、ダウンタイムや傷跡などのリスク説明時に写真を用いることで、患者様と医師との認識のずれを防げるからです。 ただ一方、加工アプリなどで症例写真を加工して投稿されるケースがあることも事実です。 カウンセリング時に、医師から見て不自然な変化をされている症例写真を「理想の顔」として持参される患者様が増えてきたという実感もあります。 この「過度な期待感と現実の差」が、Q2・Q3で上位にあがった「効果への不満」へとつながっている可能性が高いと考えています。 根底にあるのは「トレーニング環境の不足」もあると思います。医師免許を取得後、2年間の初期研修※だけを終えて、すぐに美容医療業界へと転職し知識や技術が未熟な状態で世に出るドクターは少なくありません。 専攻医研修で形成外科や皮膚科などへ進んだ場合は、各科で技術を深めることが可能ですが、 美容医療は技術を学べる研修機関が国内には無いことから、技術が未熟なまま、それを隠すように症例写真の加工に手を染めているのかもしれません。 ※初期研修とは: 1~数か月単位で精神科など複数の診療科を2年間で回り基本を習得する、一般企業でいう新人研修です。 ➡下記、問題解決への動きをご紹介! |
参考:医師になるまで・なった後の流れ
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業界内で、学会周辺や実力派医師を中心に、「技術力不足」解決につながる動きが活発化。
・業界トップドクター陣が立上げ「AestheticMedicalAcademy(略称:AMA)」
未来の美容医療業界を牽引する次世代ドクターの育成専門機関として2023年に誕生。解剖学をはじめ、注入治療における基礎知識から、皮膚や筋肉・血管走行の知識を深耕する実践的なトレーニングまで行う。医師だけでなく美容医療に携わる方々の教育も実施予定。
日本美容外科学会(JSAS)認定アカデミー。
・実力派医師の合同勉強会「Creation-Lab(略称:クリラボ)」
クリニックの垣根を超え、医師同士が自由に発言や質問ができる実力派医師中心の合同勉強会。
「この患者様には、私の場合はこの施術を行う」
「私は違うアプローチをする」
などの議論を交わす症例検討会などを実施。
これまでの美容医療業界では、各クリニック内部で留めていた知識・技術を、他院医師にも共有し、議論を行なうことが大きな特長。聖心美容クリニック銀座院院長 牧野陽二郎医師ほか2名の医師が主催。
2022年に誕生し、現在は毎月開催。
写真左:ホワイトボードを使い議論/右:自身の得意施術のコツや注意点などを共有(クリラボ提供)
【鎌倉統括院長 コメント】 上記2つの動きは、「このままでは美容医療業界が良くない方向にいってしまう」という危機感を抱いた、心ある医師たちが立上げました。 モラルに欠けるクリニックに共通することに「医師を囲い込み・外部との接触を少なくして孤立させ・思考力や道徳心を麻痺させ・モラルに欠ける行動を肯定させてしまう」ことがあります。 AMAやクリラボで、他院医師と交流し議論する機会を作ることで、技術力とともに心の部分も、強く・しなやかに成長する一助になると考えています。 |
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聖心美容クリニック について
■聖心美容クリニックについて
「とことん真面目に、美容医療。」をスローガンに、美容外科初ISO9001:2015を認証取得。美容外科業界の透明性を高めると共に、美容再生医療を全国に先駆けて導入するなど、日本を代表する美容医療業界のリーディングクリニックとして、患者さまに寄り添った提案・施術を提供しています。
おかげさまで、2023年に開院30周年を迎えます。
・所在地:札幌、六本木、銀座、渋谷(S-Labo)、大宮、横浜、熱海、名古屋、大阪、広島、福岡
・公式サイト(聖心) :https://www.biyougeka.com
■ビデオ会議・電話・メールでの取材も可能です。
聖心美容クリニックおよびS-Laboクリニックでは、医師への取材を積極的にお受けしております。
対面の他、メール・ビデオ会議・お電話等の取材にも柔軟に対応しております。
本リリースのPDF版:
https://prtimes.jp/a/?f=d43191-26-76337279075be234c58b20870999eb10.pdf