オリゼが米麹工場を増設。開発力強化および生産能力向上を目指す

米麹生産量が従来の2.5倍に増加

株式会社オリゼのプレスリリース

日本の伝統発酵技術を用いて社会課題解決を目指す株式会社オリゼ(所在地:東京都目黒区、代表取締役:小泉泰英)は、開発力強化と生産能力向上のための米麹生産工場を2024年3月1日より新たに操業しました。新工場は、操業より製品開発・生産における業務提携を実施している有限会社神保栄三久商店(所在地:栃木県日光市、代表取締役:神保和功)との提携工場です。

有限会社 神保栄三久商店

工場概要

操業開始日:3月1日~(テスト稼働)、4月1日(本稼働)

生産品目 :米麹、玄米麹および各種乾燥加工品

増設設備 :製麹室(プログラム制御)、製麹機(製造能力180kg / 2日)×5台、

      通風棚式こうじ乾燥機(処理能力560kg / 日)

面積   :約35㎡(新工場床部)

建屋構造 :鉄骨および木造

工場所在地:栃木県日光市今市1402(既存工場内)

新工場操業の背景

神保栄三久商店は、オリゼ創業当時より主力商品である「オリゼ甘味料(米麹発酵糖分)」の開発や製造において業務提携を行って参りました。現在でも、事業の中核となる開発・生産拠点です。今回の米麹生産工場増設は、米麹関連製品の開発力強化および「フードコスメ ORYZAE」商品の生産能力の向上を目的としています。これにより、米麹生産量は従来の2.5倍となりました。

今後もオリゼでは、従来の米麹製品の常識にとらわれず、食品を中心としたあらゆる米麹製品の開発・生産を行って参ります。これらの事業を通じて米の新たな需要を喚起し、事業成長とともに農業課題を解決するサステナブルな社会を作り出すことに貢献します。

代表者のコメント

株式会社オリゼ
代表取締役 小泉泰英

創業当時より商品開発や量産体制の確立において、あらゆる試行錯誤を一緒に行ってきた神保栄三久商店の敷地内に新たに提携工場を操業することになりました。現在の当社の成長は、神保栄三久商店の多大なる協力がなければ実現しておらず、技術力や創造性は今後の商品開発においても欠かすことができないと考えています。

今後は、食品だけにとどまらない幅広い分野での米麹の活用を模索し、商品・サービスとしてリリースしていく予定です。引き続き連携して新たな米麹の価値創出を目指して参ります。

有限会社神保栄三久商店
代表取締役 神保和功

まだ学生だった小泉社長との出会いは6年前。思い返せば10年20年もの歳月を経たかのように感じる。オリゼの躍進と共に、多くの体験と気づきを重ねる日々。彼は、オリゼはきっとこんな今を、そして100年先の世界を夢ではなく目標としていたのだろう。だからあの時、あの出会いから今日まで私は突き動かされたのかもしれない。

後世に必要とされる美味を守り伝えるという私の小さな夢はいま、オリゼが創造する新たな醸造の世界を見届けるという目標に変わった。たとえ小さな歯車であっても、私は動き続けよう。


会社概要

株式会社オリゼ

代表   :代表取締役 小泉泰英

住所   :東京都目黒区大橋 2丁目6-12 佐藤フラッツ301

企業サイト:https://www.oryzae.site/

メール  :media@oryzae.site

電話番号 :080-9537-6584

有限会社 神保栄三久商店

代表   :代表取締役 神保和功

住所   :栃木県日光市今市1402

企業サイト:https://www.yoimiso.com/

電話番号 :0288‐21‐0237

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