ハラスメントをしてしまっているかも…と強迫観念に怯える人が増加 〜職場で意外にやってしまいがちな、ハラスメント3選〜
株式会社Smart相談室のプレスリリース
株式会社Smart相談室(本社:東京都港区、代表取締役・CEO:藤田 康男)が運営する、法人向けオンライン対人支援サービス「Smart相談室(スマートそうだんしつ)」は、2021年10月のサービス開始から、導入企業は約200社を越え、6000回に上るオンラインカウンセリングを行ってきました。そこで、昨今の傾向として「ハラスメント」に関する相談が全体的に増えてきているなかで、さらに、“自身がハラスメントをしてしまっているのではないか?”と不安に対する相談が発生していきます。
■ハラスメントの相談に関する現状
「Smart相談室」では、従業員のメンタルケアやコーチングなどを目的に、オンライン上で時間や場所を選ばず、社外の様々な有資格者に相談できる対人支援サービスを提供しています。
その中で、ハラスメントに関する相談がこの1年間で増えてきています。特に顕著なのが、「チャットの文章が淡泊で怖い」などの最近話題の「マルハラ」や、「指示する口調がキツイわけじゃないのにドキッとすると言われると、自身の行動がハラスメントになるのか判定してほしい」など、不安に怯えている方や、また、「過去に言い方がキツかったことがあり指導を受けた経験があるが、その過去を持ち出されて社内で攻撃されてしまった」という相談など、ハラスメントの加害に対する心配や不安の悩みです。
近年では、ハラスメントを代表する「セクハラ」「パワハラ」だけではなく、様々なハラスメントワードが誕生しています。そのことによる、世の中のハラスメントに対する危機意識が非常に高まり、被害者の声というものがとても強くなってきていることが見受けられます。危機意識が高まると同時に、“ハラスメントの加害者になりたくない”という強迫観念に怯え出す人が発生してきているという現象も見受けられます。
そこで、4月から新年度を迎えるタイミングで、ハラスメントの加害者にならないようにするために、日常生活でどのような意識を持って行動すれば良いか、「職場で意外にやってしまいがちな、ハラスメント3選」をご紹介します。ぜひ、この機会に自身の日々の行動を振り返る機会としていただければと思います。
■「職場で意外にやってしまいがちな、ハラスメント3選」
①ジェンダーについての無自覚発言をしないよう、価値観のアップデートを図る
同性愛者は普通ではないとの発言を耳にしたら、皆さんはどう思いますか?「女性らしく」や「男性なんだから」等と言われ、不快感を抱いたことはありませんか?どれもジェンダーへの配慮のない発言ですが、言われて良い印象を抱く方は、恐らくいないと思います。
それなのに、こうした発言がなくならない背景には、各々の価値観が影響しています。
多様化する現代社会において、私たちは今、自分自身を大切にし、相手を思いやることが求められています。今まで培ってきた価値観を当たり前にせず、アップデートしていくことは非常に大切です。
②心と時間に余裕がない時こそ、強い語気と態度に注意!
多忙を極めている時に、仕事を依頼した部下や後輩が「締切に間に合いそうにありません!」と言われたとき皆さんなら、どんな風に思い、どう対応しますか?
「えー嘘でしょ…」と思うと、つい大きなため息がもれ、眉間にシワが寄り、口角が下がる等、表情が険しくなることがあります。更に、つい、強い口調や大きな声で「何で間に合わないの?」等と発言したら、言われた側は、自分に非があると理解していても、脳に組み込まれた自己防衛の影響で逃げたくなるのです。
落ち着いて、締切に間に合う策を練ったほうが、事なきを得ることは多くあります。余裕がない時こそ、深呼吸をする、お気に入りの飴を舐める等、自分の気持ちが落ち着くことをしてから行動しましょう。反射的に出てしまいがちな強い語気や態度の抑制に繋がります。
③良かれと思っては、余計なお世話になることがあると理解しておく
「良かれと思って…」「いやいや余計なお世話」といった双方のミスコミュニケーションが、ハラスメントに繋がる可能性があります。相手を理解したいと思う気持ちから、出身校や家庭の事情等を詳しく訊くことに、お相手はしつこいと感じているかもしれません。悪気は毛頭なく、良かれと思って訊いたことでも、不快に思われることがあります。
価値観も考え方も、人それぞれ。「みんな違って、みんないい」ことを心に留めておきましょう。人間関係を築く上でその質問をしなくても差し障りがない時には、質問するのを止めておくことも大切ですね。
■Smart相談室 産業カウンセラー北原由佳(きたはらゆか)によるコメント
ハラスメントへの危機意識の高まりから「部下や後輩への指導・注意ができない、しづらい」との声を聴く一方、指導や注意がない、少なすぎる等の理由で、自身の成長を不安視してから離職に至るケースもあると聞きます。この差を埋めるために必要なことは、社内でハラスメントへの共通理解を深め、風通しの良い職場をつくること。
まず、社内でハラスメントへの共通理解を深める必要があるのは、ハラスメントの加害者・被害者は誰もがなりうる可能性を秘めているからです。パワハラ防止法には、職場から不快感を取り除き、全ての社員が気持ちよく、効率よく働けるようにする目的がありますので、
・業務上必要な注意や指導を行う際に、人格を否定するような発言や行動はしない
・何かにつけてハラスメントと発言することも「ハラスメントハラスメント(ハラハラ)」に繋がる可能性があると心得ておくなど、社内で共通認識も持っておくとよいでしょう。
(参考:「明るい職場応援団」https://www.no-harassment.mhlw.go.jp/)
次に、風通しの良い職場環境をつくることも必要です。業務に追われる中で声を掛けられた時、返事はしたものの、つい手元の仕事を優先し目を合わせなかったなどの悪気ない行動が、話し掛けづらい印象を生み、希薄なコミュニケーションに繋がることがあります。令和2年度に厚生労働省が実施した職場のハラスメントに関する実態調査からも、希薄なコミュニケーションがパワハラの要因として大きなウェイトを占めていることが分かっています。新年度が始まる前に、職場のコミュニケーションを見直してみてはいかがでしょうか。
Smart相談室では、ハラスメントに関するご相談もお受けしています。心配事があれば、一人で抱えず、お話ください。また、風通しの良い職場にするための円滑なコミュニケーションの取り方についても、現状を踏まえながら、どんな改善が図れそうか、カウンセラーと一緒に作戦を練ることも可能です。ぜひご利用ください。
■「Smart相談室」の概要
「Smart相談室」は、働く人の「モヤモヤ」を解消し、「個人の成長」と「組織の成長」を一致させる法人向けオンライン対人支援サービスです。 メンタルケア、コーチング、法令対応を実現するストレスチェック・ハラスメント窓口などの機能を提供することで、企業の健康経営と働く人のWell-beingに寄与します。 一般的に「組織の成長」は経営計画を元に線形の右肩上がり、一方で「個人の成長」は曲線で個々人のライフイベントも加味しながら細かく上下を繰り返します。Smart相談室の対人支援サービスによって個人の成長をサポートし、両者のギャップを埋めることで組織全体の成長を支援します。
「Smart相談室」サービスサイト:https://smart-sou.co.jp/
■「Smart相談室」の機能
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カウンセラー相談
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コーチング
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医師面談
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ハラスメント窓口
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ストレスチェック
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学習コンテンツ
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意見箱
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産業医面談調整
◼ 会社概要
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社名:株式会社Smart相談室
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代表取締役・CEO:藤田 康男
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事業内容:「Smart相談室」の企画・開発・運営・販売
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設立:2021年2月1日
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所在地:東京都港区六本木3-2-1 住友不動産六本木グランドタワー
※掲載されている製品名、会社名、サービス名は各社の商標または登録商標です。
※記載情報は、発表日現在のものです。情報は予告なしに変更されることがありますので、 あらかじめご了承ください。
株式会社Smart相談室
代表取締役・CEO:藤田 康男
事業内容:「Smart相談室」の企画・開発・運営・販売
設立:2021年2月1日
所在地:東京都港区六本木3-2-1 住友不動産六本木グランドタワー
企業URL:https://smart-sou.co.jp/company