【近畿大学×大阪の老舗ゴムメーカー】複数のゼミで若手社員と学生の価値創造力を鍛える取り組み活発に

経営学部生とともに化粧の不便さを解消する化粧用指型シリコーンパフ「ゆびパフ」第二弾を開発

錦城護謨株式会社のプレスリリース

家電製品のゴム部品製造において業界で高いシェアを誇る錦城護謨(きんじょうごむ)株式会社(本社:日本 大阪府八尾市、代表取締役社長:太⽥泰造、以下「錦城護謨」)は産学連携プロジェクトとして、近畿大学経営学部 松本研究室の学生とともに、サスティナブルな化粧用指型シリコーンパフ「ゆびパフ」第二弾の開発・サポートを行なった。
ホームページ https://www.makuake.com/project/yubipuff02/

画像説明:近畿大学経営学部 松本研究室学生との打ち合わせ風景と化粧用指型シリコーンパフ「ゆびパフ」にて手にクリームを塗っている様子画像説明:近畿大学経営学部 松本研究室学生との打ち合わせ風景と化粧用指型シリコーンパフ「ゆびパフ」にて手にクリームを塗っている様子

  • 学生の感性を生かしたものづくりをサポート

画像説明:第二弾ゆびパフでは透明に加えて、ピンク、水色、黒色の3色を追加した画像説明:第二弾ゆびパフでは透明に加えて、ピンク、水色、黒色の3色を追加した

同プロジェクトは、学生自らマーケット調査や商品企画、サンプル品の検証、販促まで実学で行う、近畿大学経営学部 松本研究室の取り組みとして2020年から行われている。
第一弾製品開発時には、学生自ら大学生170人を対象に行ったアンケート調査を実施し、46.3%の学生が化粧をする際にファンデーションやアイシャドウのラメで手指が汚れてしまうことをストレスに感じていることがわかった。また、新型コロナウイルスの影響で余儀なくされているマスク生活により、ニキビや肌荒れをストレスに感じていることも判明した。

以上のお悩みを解決するため、指にはめる形状のメイク用パフ「指パフ」を開発。人差し指にはめて使用することで、ファンデーションやアイシャドウのラメが手につくことなく、メイクアップや化粧直しを行うことができる。さらに、ニキビに直接触れることなくスキンケア商品や塗り薬を塗布する用途としても使える製品となった。

画像説明:指の大きさに合わせやすい形状に改良した第二弾ゆびパフをはめた写真画像説明:指の大きさに合わせやすい形状に改良した第二弾ゆびパフをはめた写真

現在公開中の第二弾プロジェクトでは、第一弾でのお客様からの声をもとに、指の大きさに合わせやすい形状に改良し、接触面の拡大、質感の向上、使い分けをイメージしたカラー展開を加えた。

  • サステナブルで使い心地のよい製品づくりを技術面からサポート

材質には従来の使い捨てパフとは異なり、何度も洗って使い続けることができるようにエコフレンドリーな素材であるシリコーンゴムを採用し、環境に配慮した仕様となった。さらに、硬さや表面状態が異なるシリコーンゴムを数種類作成し、その中から「肌当たりの良さ・化粧持ちの良さ・匂い・速乾性」という点で最適なものを選定し、老舗ゴム企業のモノづくり技術を活かした製品となった。

新しいものや体験の応援導入サービス「Makuake(マクアケ)」にて行われている第二弾プロジェクトは、3月30日(土)まで実施中。

https://www.makuake.com/project/yubipuff02/

画像説明:左からアイシャドウパレットとゆびパフが置かれた写真とゆびパフをつけた指でクリームを塗っている様子画像説明:左からアイシャドウパレットとゆびパフが置かれた写真とゆびパフをつけた指でクリームを塗っている様子

  • 「共創」をテーマに、ものづくり技術を発展させていく

画像説明:近畿大学経営学部 松本研究室学生との打ち合わせ風景画像説明:近畿大学経営学部 松本研究室学生との打ち合わせ風景

現在、錦城護謨では経営やデザインの切り口にて、近畿大学の複数のゼミとさまざまな取り組みが実施されている。近年ではインターンシップ制度を導入する企業が多いなか、ゼミ単位でプロジェクトを実現させていくプロセスは、製造開発コストや時間も要するなか、学生だけでなく若手社員のチャレンジする姿勢にも影響しているという。

錦城護謨株式会社 代表取締役社長 太田泰造錦城護謨株式会社 代表取締役社長 太田泰造

同社代表取締役の太田は「本来ものすごくハードルが高いものづくり。学生や若手社員がものづくりを企画から試作、販売まで一気通貫で実際にやってもらう事でその楽しさや大変さ、出来上がった時の喜びをを味わってもらうのがこのプロジェクトです。1回目の応援購入で頂いたたくさんの方からの生の声を反映し、みんなで一つずつ考えてブラッシュアップしました。是非、メンバーの頑張りや工夫を知ってもらいたいですし、何より更なる生の声を頂けると嬉しいです。今後も業界の垣根を超えた取り組みや、産学連携プロジェクトの推進など「共創」をテーマとした【ものづくりチャレンジラボ】を通じて、社内外でチャレンジし続けられる仕組みをつくっていきます。」と述べている。

  • 会社概要

今年で創業88年を迎える錦城護謨は家電製品のゴム部品製造において業界で高い国内シェアを誇り、土木事業においては2025年開催の大阪・関西万博の会場地 夢洲の地盤改良工事にも携わっている。

創業以来培ってきた「技術力」をもとに、自動車、スポーツ用品、食品関係、医療機器など、実は様々な場面で活 大手メーカーのパートナーとして人々の暮らしを支えている。近年では、屋内専用のゴム製視覚障害者用歩行誘導マット「歩導くんガイドウェイ」を主力製品とした福祉事業や、ガラスのように繊細なのにけっして割れないゴムのグラスとしてメディアでも話題の自社ブランド「KINJO JAPAN」での新製品開発をきっかけに、世界展開にもチャレンジしている。

企業名 :錦城護謨(きんじょうごむ)株式会社

代表者 :代表取締役社⻑ 太⽥泰造

創業 :昭和11年5⽉

事業内容:⼯業⽤ゴム部品の⽣産・販売、軟弱地盤改良⼯事(設計・施⼯・管理)、視覚障害者歩⾏誘導マットの製造販売・施⼯、自社ブランド「KINJO JAPAN」での新製品開発事業など

Webサイト:https://www.kinjogomu.jp

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