開花直前!今年は寒暖差が激しく高血圧の方は要注意~お花見で気をつけたいポイントをご紹介~

株式会社CureAppのプレスリリース

News Letter

報道関係者各位

日本人にとってのビッグイベント。今年も心躍る桜の季節の到来です🌸

今年の開花は例年よりも遅く、開花予想は何度も後ろ倒しになっていますが、今週末にはようやく咲き始めそうですね。満開の桜の下で入学式が迎えられるのではないでしょうか。近年はコロナ渦の影響で飲食を伴うお花見の自粛が続いていましたが、昨年から徐々に解禁され、今年は制限のないお花見を思う存分楽しみたいと心待ちにしている方も多いようです。お花見と言えばお酒がつきものですが、高血圧の方は飲みすぎに注意したいところ。またお酒だけでなく、お花見には高血圧との深い関係性があります。お花見を楽しむためのポイントと注意点をご紹介します。

お花見には血圧を下げる効果が!?

血圧は、普段は正常値でも緊張や我慢をしたり、脳がストレスを感じると自律神経が乱れるために上がりやすくなると言われています。休息や睡眠、運動、食事などによってストレスを発散させ、環境を整えリラックスして過ごすことが大切です。

桜が満開に咲き誇るその様子は、見るだけで心を奪われ、その素晴らしさは言うまでもありませんが、お花見は緊張をほぐしリラックス効果を高める効果が期待できます。一つ目のポイントはその色。桜色と言われる優しいピンクは緊張をほぐし気持ちを和ませリラックスさせる色として有名です。二つ目に香り。桜の葉の香りの成分であるクマリンにはリラックス効果や血圧低下作用などの効能があるとして知られています。さらに、花を観賞することにより、ストレスにより上昇した血圧やストレスホルモンの値が低下することが、心理的、生理的、脳科学的にも実証されています。実際、農研機構の研究では、花の画像を見ることによって、ストレスにより上昇していた血圧が3.4%低下、ホルモンの値は21%低下することが確認されています*¹。ゆっくりと桜を見ながらのお花見ウォーキングは、日頃の運動が不足気味の方にはもちろん、高血圧の方にもおすすめです。

お花見を楽しむために気をつけたいこと

1.寒暖差ゆえの防寒対策

今年の満開予想は3月の下旬〜4月の初旬にかけて。この頃になると、日中は暖かい日が増えてきますが、まだまだ朝晩は冷え込むことが多く、気をつけたいのが寒暖差です。例年の3月下旬ごろの平均気温は、東京で最高15.4℃/最低6.2℃*²、大阪で最高15.6℃/最低7.1℃*³、福岡では最高16.2℃/最低8.4℃*⁴と、10度近くの寒暖差になることが多いので、ライトアップされた美しい夜桜を見に行かれる際などには、十分な防寒対策が必要です。

2.飲酒

日中のお花見であれば、やはり気をつけたいのが飲酒。過度な飲酒は血圧を上昇させ高血圧の原因となります。ノンアルコール飲料なども用いて楽しみましょう。

3.おつまみの選び方

お酒のおつまみは塩分が高いものが多いので特に注意が必要です。減塩のおつまみなどを用いてみましょう。なお、カリウムは塩分の排出に効果的です。緑色野菜、果物、海藻類などに多く含まれます。

桜の開花は2月1日以降の毎日の最高気温の合計が600℃に達すると開花すると言われています。「600度の法則」と言われ、ご自身で毎日の気温を記録しながら桜の開花予想をして楽しむことができます。また、桜に限らず、お花には心身をリラックスさせる効果が期待されています*⁵ので、高血圧対策として花のある暮らしを日常に取り入れてみてはいかがでしょうか。

お花見を楽しむためにも、日頃から血圧コントロールを

高血圧の治療には、薬物療法(薬による治療)と、非薬物療法(生活習慣改善、いわゆる”薬じゃない治療”)があります。高血圧の主な原因として考えられるのは、塩分の摂りすぎや運動不足といった生活習慣の乱れであり、生活習慣を改善することが高血圧治療の第一歩となります。ただ、一人で生活習慣を改善しようと思っても中々続かない方も多いのではないでしょうか。一人で継続することが難しいときは医師と一緒に取り組むことも一つの手です。薬が必要になった時や心配が生じた時も、医師に相談することで最適なアドバイスをもらうことができます。


さらに最近はスマートフォンを使って、医師と一緒に取り組む新しい治療法が広まっています。「高血圧を根本から改善したい」「薬じゃない治療から開始したい」「お薬の数・量を増やしたくない、減らしたい」と思っている方におすすめの治療法です。高血圧について悩みや不安を持っている方はお近くの病院(医療機関)へご相談ください。

「薬じゃない高血圧治療」の情報サイトでは、「薬じゃない高血圧治療、スマート降圧療法を含む『高血圧の生活習慣改善に注力している病院』」もご紹介しています。

■CureApp HT 高血圧治療補助アプリ 情報サイト

 https://cureapp.co.jp/productsite/ht/media/lp/

■CureApp HT 高血圧治療補助アプリを相談できる病院一覧

 https://cureapp.co.jp/productsite/ht/media/list/


*¹農研機構プレスリリース(研究成果) 花の観賞は心身のストレスを緩和する

*²気象庁:東京(東京都) 平年値(旬ごとの値)

*³気象庁:大阪(大阪府) 平年値(旬ごとの値)

*⁴気象庁:福岡(福岡県) 平年値(旬ごとの値)

*⁵福崎実鈴,森博子著愛知淑徳大学論集―人間情報学部篇 第10号 2020年3月,pp.11-17休憩時における花のリラックス効果の検討 https://aska-r.repo.nii.ac.jp/records/8264


【監修医師】

有馬 久富(ありま ひさとみ)先生

福岡大学医学部 衛生・公衆衛生学 主任教授

1993年九州大学医学部卒業。九州大学第二内科へ入局し、久山町研究に従事。

シドニー大学ジョージ国際保健研究所客員研究員、九州大学環境医学分野助教を経て、2008年より再びシドニー大学ジョージ国際保健研究所で講師として2年間、准教授として3年間大規模臨床試験に従事。

2014年より2年間、滋賀医科大学アジア疫学研究センターで特任教授として疫学研究に従事後、2016年4月より現職。専門分野は、高血圧・脳卒中の疫学および臨床研究。

株式会社CureAppについて

2014年に2名の医師により創業した医療系スタートアップで、治療効果が治験にて証明され医療現場で医師が患者に処方する「治療アプリ」を研究開発・製造販売する医療機器メーカー。

2020年、スマートフォンで動作する疾患治療用のソフトウェア医療機器として、禁煙治療領域において世界初*の薬事承認取得および保険適用となった。その後、高血圧症領域においても2022年4月に世界初*の薬事承認取得、同年9月に保険適用。その他、NASH / アルコール依存症 / がん / 慢性心不全 / 慢性腰痛症など複数の疾患に対する治療アプリの開発を進めている。

また、民間法人向けの健康増進サービスであるascureモバイルヘルスプログラムも運営し、「ascure卒煙プログラム(禁煙)」、「ascureDr.受診勧奨(高血圧)」、「ascure 重症化予防(血圧コース)」において、現在360法人(うち健康保険組合が270組合契約)で導入されている。

*自社調べ・調査年月:2020年12月・調査範囲:薬事承認および保険適用を受けたニコチン依存症向け治療アプリ

**自社調べ・調査年月:2022年9月・調査範囲:薬事承認および保険適用を受けた高血圧症向け治療アプリ

CureAppが取り組む事業

ニコチン依存症

2020年8月薬事承認取得、同年12月保険適用・処方開始

高血圧症

2022年4月薬事承認取得、同年9月保険適用・処方開始

NASH(非アルコール性脂肪肝炎)

サワイグループホールディングス株式会社と共同開発中 /治験開始

減酒

独立行政法人国立病院機構久里浜医療センター、

岡山市立総合医療センター 岡山市立市民病院と共同研究

治験を終え、製造販売承認申請中

がん

乳がん患者向け治療アプリを第一三共株式会社と共同開発中

慢性心不全

医療法人社団ゆみのをパートナーに開発中

慢性腰痛症

福島県立医科大学と共同開発中

さらには、日本で生み出したモデルをベースに「日本発のデジタルヘルスソリューション」として、米国を中心にグローバルにおいても展開予定。

株式会社CureApp 会社概要

代表取締役社長

佐竹 晃太

本社所在地

東京都中央区日本橋小伝馬町12-5 小伝馬町YSビル4階

米国支社

CureApp North America, Inc.

事業内容

プログラム医療機器開発、モバイルヘルス関連サービス事業

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