「がん患者に何もしてあげられない」と無力感に苦しむ家族 「第2の患者」のための「イラストでわかる! がんのつらさや痛みをやわらげる家族ができる12の方法」 4/17に発売!

アイグレー合同会社のプレスリリース

~大阪国際がんセンター 乳腺・内分泌外科主任部長 中山 貴寛先生が監修!~

看護師にタッチング技術を教えるスクール事業を行うアイグレー合同会社(所在地:兵庫県尼崎市、代表:前川 知子)は、がん患者とご家族のための新刊「イラストでわかる!がんのつらさや痛みをやわらげる家族ができる12の方法」を2024年4月17日(水)にジュンク堂、丸善、紀伊国屋書店、三省堂、Amazonで発売します。本書は、がんで母親を亡くした著者が、誰でも簡単にできる、がん患者ケアのタッチング技術「マシュマロ・タッチ」をイラスト付きで紹介しています。

「イラストでわかる!がんのつらさや痛みをやわらげる家族ができる12の方法」
本の詳細: https://aegle-llc.com/book/
Amazon : https://amzn.to/3xuBwIP

本の表紙(帯あり)

【本書の内容】
■がん患者さんとご家族のための本
今は2人に1人が、がんになる時代です。がんは、日本人の死亡原因の第1位、年間約100万人が、がんと診断され、約38万人※1が、がんで亡くなっています。また、がん対策基本法では、「がんとの共生」が分野別目標※2として掲げられ、働きながら、がん治療をする方も増えています。

がん患者家族は第二の患者とも呼ばれ、大切な家族に何もできないことで無力感を抱えています。家族や親しい友人が、がんになったとき、「何もできないのではなく、出来ることがある!」ことを伝えたいと思い、本書を出版しました。

※1 公益財団法人がん研究振興財団 がんの統計2023
https://www.fpcr.or.jp/data_files/view/232/mode:inline
※2 厚生労働省「がん対策推進基本計画」の変更について
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_32248.html

■がん患者のつらさや痛みを減らせるマシュマロ・タッチ
マシュマロ・タッチは、タッチングという看護技術の一つです。看護師が患者さんの痛みやつらさをやわらげるのに使っています。がんになった家族に特別なことをしなくても、患者さんへのさわり方を「マシュマロ・タッチ」に変えるだけで、がんのつらさや痛みをやわらげる方法に変えることができます。

■不安・緊張を軽減するマシュマロ・タッチのエビデンス
やさしく触れることには、様々な効果があると言われています。マシュマロ・タッチの効果は、不安や緊張の軽減、リラックス効果を実験で検証し、論文にも掲載されています。

・不安や緊張、抑うつ感、疲労感の軽減※
・リラックス効果※
・幸せホルモン(オキシトシン、セロトニン、ドーパミン)の分泌を促す
・コミュニケーションの促進し、信頼関係が深まる
・孤独感の軽減
・自律神経を整える

※見谷貴代ら,日本看護技術学会誌.125-130(2018)

■タッチングの5原則
やさしく触れることには、さまざまな効果があります。ただ、単純に触れるだけでは、その効果を出すことはできません。本書では、マシュマロ・タッチで使っている「タッチングの5原則」を紹介しています。「タッチングの5原則」は、気持ちいい触り方の法則です。「タッチングの5原則」を使えば、誰でも、簡単に気持ちいいタッチができるようになります。

■シチュエーション別のタッチング方法を紹介
本書では、がん患者さんによくあるケースをシチュエーション別に紹介しています。不安や不眠、吐き気など、ケース別にがん患者さんへのタッチング方法をイラスト付きで解説しています。

■がん専門医が監修
本書は、大阪国際がんセンター 乳腺・内分泌外科主任部長 中山 貴寛先生の監修を受けています。医師の監修のもと、根拠に基づいた内容になっています。

【中山先生の帯の推薦文】
がん治療に携わる医師として日々医療の限界を感じています。
マシュマロ・タッチは医療の代わりになるものではありませんが、患者さんの様々な苦痛を少しでもやわらげてあげられる一つの手技だと思います。

監修医師 中山 貴寛(なかやま たかひろ)プロフィール
大阪国際がんセンター 乳腺・内分泌外科主任部長
日本外科学会専門医・指導医、日本乳癌学会専門医・指導医

1990年に奈良県立医科大学を卒業後、大阪大学医学部第二外科(現 消化器外科)に入局。大阪大学および米国John Wayne Cancer Instituteにて癌の発生・進展に関する研究に従事。その後米国MD Anderson Cancer Centerで乳癌のチーム医療を学ぶ。大阪大学医学部乳腺・内分泌外科の病院講師を経て2012年に大阪府立成人病センター(現 大阪国際がんセンター)乳腺・内分泌外科副部長、 2016年に主任部長に就任。2020年4月より乳腺センター長も兼任し、乳癌診療におけるチーム医療の推進、新しい薬剤や治療法の開発を目的とした治験や臨床試験の実施、乳癌治療の個別化に向けた研究などを行っている。

【著者メッセージ】
がんの治療では、手術や投薬などつらいことがたくさんあります。通院や治療、病気が治るだろうかという不安や経済的な心配など、患者さんもご家族も強いストレスにさられます。がんの痛みやつらさを訴えるご家族に、何かできないかと思ったとき、マシュマロ・タッチで触ってあげてください。温かくて、やさしいタッチが患者さんを大切に想う気持ちを、言葉を超えて伝えてくれます。

<目次>
第1章 がんの治療をサポートするマシュマロ・タッチ
第2章 感覚センサーに働きかけるマシュマロ・タッチ
第3章 こんなときにマシュマロ・タッチを使ってみよう!
第4章 Q&A マシュマロ・タッチで気をつけること

<書籍概要>
タイトル: イラストでわかる!
      がんのつらさや痛みをやわらげる家族ができる12の方法
      (マシュマロ・タッチのサポートブック)
著者  : 前川 知子
価格  : 1,980円(税込)
発売日 : 4月17日(水)
ページ数: 88ページ
仕様  : A5判、二色刷り
ISBN  : 978-4-86372-130-2
発行元 : 星湖舎
URL   : https://aegle-llc.com/book/
Amazon : https://amzn.asia/d/cOEPItX

■前川 知子[著者]プロフィール
鍼灸師/がん患者家族/アイグレー合同会社代表
がんの母を看取った後、患者ケアのタッチング技術マシュマロ・タッチとメディカル・タッチを開発。2017年にマシュマロ・タッチ普及のためにアイグレー合同会社を見谷 貴代(看護師)と設立。がん患者、患者家族にマシュマロ・タッチを提供する社会貢献活動やタッチングやマッサージを客観的に評価する機器を開発、特許も取得している。

著書:「看護にいかす触れるケア」(中央法規出版)
特許:「肩甲骨位置測定器具および肩甲骨位置測定方法」特許第5967497号
   「タッチング評価装置及びタッチング評価方法」特許第7333677号
   「SCAPULAE POSITION MEASURING DEVICE AND METHOD」US 10,888,252 B2

■会社概要
商号  : アイグレー合同会社
代表者 : 代表社員 前川 知子
所在地 : 〒661-0012 兵庫県尼崎市南塚口町3-1-10-301
設立  : 2017年10月
事業内容: 看護師・介護士対象の講座、研修を行うスクール事業
資本金 : 100万円
URL   : https://aegle-llc.com/

【本書籍に関するお客様からのお問い合わせ先】
アイグレー合同会社
Tel : 06-7710-5843
Mail: info@aegle-llc.com

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