新型コロナ水際対策として設置された厚労省所管の「入国者健康確認センター」の業務支援アプリとして、アルムが「MySOS」を提供

株式会社アルムのプレスリリース

モバイル×クラウドの医療ICTソリューションをグローバルに提供する株式会社アルム(東京都渋谷区、代表取締役社長:坂野哲平、以下 アルム)は、アルムの開発・提供する救命・健康サポートアプリ「MySOS(マイエスオーエス)」が、日本へ入国する方(以下 入国者)へのフォローアップ支援ツールとして、2021年5月12日より厚生労働省・入国者健康確認センター(以下 センター)に採用されたことをお知らせします。

厚生労働省・入国者健康確認センターのホームページ:https://www.hco.mhlw.go.jp

現在、センターは、日本への入国者向けに定める「14日間の待機期間中」のルールに基づき、入国者の入国者の自宅等での管理として、毎日の位置情報および健康状態をフォローアップ管理することで、感染の疑いがある入国者を速やかに特定し、保健所などへ連携、医療機関受診につながることを進めています。センターでは、1日の平均入国者数約2,000人(2021年7月30日時点)を14日間フォローアップするため、全体で1日約28,000人の大規模な管理の実効性を担保するため、デジタル化による業務効率の改善が必要不可欠でした。最近では、感染力が強く重症化のスピードが速いとされている新型コロナウイルス変異株の感染拡大を受けて、さらなる水際対策の強化が求められており、センターの業務負担も増えております。なお、従来入国者は、複数のアプリをダウンロードして使用するなどセンターへの報告が煩雑だったことも課題でした。

それらの課題を解決するために、入国者へ配布するフォローアップツールとして、アルムが開発・提供する救命・健康サポートアプリ「MySOS」が採用されました。MySOSは、既存機能である健康管理機能・位置情報報告機能・ビデオチャット機能に加え、居所確認を支援する新機能として、自動架電し、背景映像や位置情報をもとに室内外を判定する「AI自動架電機能」を追加拡充しました(これら機能は入国者限定で提供できるようになっており、自宅等の待機期間が過ぎると利用できなくなります)。
このMySOSの機能拡充に伴い、入国者フォローアップに使用するアプリやシステムが削減でき、入国者の負担低減も期待できます。また、現時点において、MySOSは1日約3万人の受信者に対して、自動架電できる能力を有しており、増加するセンターの業務負担の軽減に貢献します。

今後は、MySOSの自動架電能力を増強するためのシステム拡張も予定しています。また、AIによる本人自動判定機能などMySOSの更なる機能拡充を進めることで、感染症の水際対策強化と業務効率化の実現を努めてまいります。

■AI自動架電機能について
センターは、全入国者へ自動でAIによるビデオ架電ができます。AIが入国者の背景映像から室内外を判定、同時に位置情報を取得することで、本来居るべき場所にいるのかどうかの居所確認支援が可能になります。

<MySOSが提供している主な機能>

■MySOSについて
アルムが開発・提供する、自身や家族の健康・医療記録を行い、救急時などのいざという時にスムーズな対応をサポートするアプリです。健康診断結果やMRI・CTなどの医用画像をスマホで確認することができるので、PHR(Personal Health Record)としても活用でき日々の健康管理に役立てることができます。
https://www.allm.net/mysos/

■会社概要
株式会社アルムは「すべての医療を支える会社(All Medical)」として、「Shaping Healthcare」をコーポレートメッセージに掲げ、医療・福祉分野におけるモバイルICTソリューションの提供をしています。また、医療関係者間コミュニケーションアプリ「Join」を始めとした医療ICT事業では、グローバル展開に積極的に取り組み、日本発の医療ICT企業として累計28カ国へのソリューション提供を行っています。

○社名:株式会社アルム
○本社:東京都渋谷区渋谷3丁目27番11号祐真ビル新館2F
○代表:坂野 哲平
○設立:2001年4月18日
○資本金:1億円
○ホームページ:https://www.allm.net/

<アプリの使い方に関するお問い合わせ先>
株式会社アルム MySOSサポート
Email:support@mysos.allm-team.net

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