大和ハウスグループの大和リース株式会社が次世代がんリスク検査「マイシグナル・スキャン」を福利厚生として導入

Craif株式会社のプレスリリース

 Craif株式会社(所在地:東京都文京区、CEO:小野瀨 隆一、以下 Craif)が提供する、次世代(*1)がんリスク検査「マイシグナル・スキャン」を、大和リース株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役社長 北哲弥、以下 大和リース)が、従業員の健康促進を目的に福利厚生として導入したことを発表いたします。
 Craifは今後も、がん治療最適化に向けた新しい取り組みを広く届けることで、当社のミッションである“人々が天寿を全うする社会の実現”に挑戦してまいります。

◾︎導入の目的と主な活用方法

 大和リースでは「健康経営の推進」を従業員の成長と活躍、ひいては社会貢献と事業の持続的な発展には不可欠であると考え、一人ひとりが心身の健康を保持・増進できるよう、さまざまな取り組みを積極的に行っており、がんに関する啓発活動も力を入れている領域の一つです。この度、Craifが提供する「マイシグナル・スキャン」の検査の手軽さや、7種のがんリスクが同時にわかる点などを評価いただきました。2024年5月より全従業員を対象に大和リースの福利厚生プログラムの一つとして一部費用補助いただき、39歳以下は10,000円、40歳以上は20,000円で利用できる運びとなりました。また、当社はがんリスク検査の提供にとどまらず、社員向けセミナーや動画コンテンツ、社内報等を通じて、がんの早期発見や予防につながる啓発活動にも取り組んでまいります。

◾︎大和リース 上席執行役員 人事部長 佐伯佳夫氏からのコメント

日本人の2人に1人が一生のうちにがんと診断される時代。がんによる死亡率を下げるためには、科学的根拠のある検診を、高い受診率で維持することが重要だと思っています。知識としてがんの罹患リスクを分かっていても、特に若い世代においてはがん検診を後回しにしがちです。一方で、乳がんなどは30歳前後から罹患率が高まります。そのような現状を踏まえ、今回の導入に際しては、30代までと40代以降に分け、若い世代が受診しやすいように個人負担額を設定しました。がんのみならず、一人ひとりが自身の健康に関心を持ち、公私共に充実した人生を歩めるよう、今後も環境づくりに取り組んでまいります。

◾︎「マイシグナル・スキャン」選定のポイント

・最大7種類のがんリスクをまとめて検査

がんは早期発見・治療が重要とされる中で、がん種によっては早期がんの検診手法が確立されていないものもあります。「マイシグナル・スキャン」は早期発見が難しいとされるすい臓がんなどのがん種を含む最大7種類のがん種のリスクを、個別に評価することができます。


・がん種ごとにリスクを評価でき、ネクストアクションが明確

対象となる7種類のうち、体のどの部位にがんのリスクがあるかがわかり、その後の具体的なネクストアクションも結果とともに明示されます。万が一 “がんの疑いあり” となった場合も、受診すべき診療科が明確に示されるため、迷うことなく次の行動に移ることができます。


・尿だけで簡単に検査可能

がん検診を受けるネックとして「時間がない」「苦痛が伴う」といったことが挙げられますが、「マイシグナル・スキャン」は尿だけで検査ができるため、受検者の負担を減らすことができます。

■ 「マイシグナル・スキャン」について 

 「マイシグナル・スキャン」は、がんの発症や進行、転移に重要な役割を果たすマイクロRNAに着目したがんリスク検査です。本サービス最大の特長は“痛みがない”という点です。ご自宅または導入医療機関で採尿するだけで、負担なく気軽にがんのリスクチェックを行っていただけます。現在の対応がん種は大腸がん、肺がん、胃がん、乳がん、すい臓がん、食道がん、卵巣がんの7種です。

詳細はWebサイト(https://misignal.jp/)をご覧ください。 

■「マイシグナル・スキャン」の受検方法
 「マイシグナル・スキャン」は、ご自宅で採尿するだけで体に負担なくがんのリスクチェックができるので、病院に行く時間がない方や、病院嫌いの方にも気軽に検査を受けていただくことができます。調べられるがんの種類は男性合計5種類、女性合計7種類。女性に最も多い「乳がん」や男性の死亡者数が最も多い「肺がん」、自覚症状がほとんどなく、早期発見が難しい「膵臓がん」、「卵巣がん」(*2)も調べることができます。

*1.尿に含まれるマイクロRNAをAIで分析するがん検査技術として業界初。

*2.国立がん研究センターがん情報サービス「がん統計」


■ Craifについて

 Craifは、2018年創業の名古屋大学発ベンチャー企業です。尿などの簡単に採取できる体液中から、マイクロRNAをはじめとする病気に関連した生体物質を高い精度で検出する基盤技術「NANO IP®︎(NANO Intelligence Platform)」を有しています。CraifはNANO IP®︎を用いてがんの早期発見や一人ひとりに合わせた医療を実現するための検査の開発に取り組んでいます。


【会社概要】

社名:Craif株式会社(読み:クライフ、英語表記:Craif Inc.)

代表者:代表取締役 小野瀨 隆一

設立:2018年5月

資本金:1億円(2024年3月1日現在)

事業:がん領域を中心とした疾患の早期発見や個別化医療の実現に向けた次世代検査の研究・開発、次世代がんリスク検査「マイシグナル・スキャン」、手軽ながんリスク検査「マイシグナル・ライト」、がんに特化した遺伝子検査「マイシグナル・ナビ」の提供

本社:文京区湯島2-25-7 ITP本郷オフィス5F

URL:https://craif.com/

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