米国の不整脈学会主催の年次総会“Heart Rhythm 2024” 協賛

オムロンヘルスケアのプレスリリース

オムロン ヘルスケア株式会社(本社所在地:京都府向日市、代表取締役社長:岡田 歩、以下当社)は、2024年5月17日(金)~19日(日)(現地時間)に米国のボストンで開催される“Heart Rhythm 2024”に協賛します。“Heart Rhythm 2024” では、心電計付き上腕式血圧計や家庭で簡便に測れる血圧計シリーズなどを展示し、ブレックファーストシンポジウムに協賛します。シンポジウムでは、心原性脳塞栓症の要因ともいわれる不整脈「心房細動」の早期発見の重要性、家庭での心電図記録や新技術の活用による早期発見の可能性に関する研究内容が発表されます。なお、今回発表される研究には、当社の心電計付き血圧計が採用されています。
 
“Heart Rhythm 2024”は、米国の不整脈学会(Heart Rhythm Society、以下 HRS)が主催する年次総会であり、心疾患に関する臨床研究や疾病啓発活動を通じて最適な治療法の提言や医療制度の整備に取り組んでいます。今回協賛するシンポジウムでは、ニューヨークのマウントサイナイ病院で心臓不整脈サービス責任者であるVivek Reddy教授が座長となり、「心房細動検出と血圧管理の最先端技術」をテーマに、高血圧患者の心房細動リスクや、最先端技術の活用による早期発見の臨床的意義について講演とパネルディスカッションが実施されます。
 
当社は、循環器事業のビジョンとして「脳・心血管疾患の発症ゼロ(ゼロイベント)」を掲げ心房細動の早期発見に取り組んでいます。心房細動は早期発見により重症化を防げますが、患者の約4割は無症状であり症状が発作的に起こることが多いため、早期に発見することが難しいのが課題です。また、高血圧患者の場合、通常の方と比べて未診断の心房細動の検出率が約3倍高いこともわかっています。当社は、2018年より心電計付き上腕式血圧計や携帯型心電計など家庭で継続的に心電図を記録して、いち早く心房細動の可能性に気づけるデバイスやサービスをグローバルで展開しています。さらに、世界各国で開催される学会活動や臨床研究にも積極的に参画することで、医療現場における心房細動の早期発見をサポートしています。今後も新たな技術の開発や革新的デバイスの展開を通じて、世界での「脳・心血管疾患の発症ゼロ(ゼロイベント)」実現に取り組んでいきます。
 
■シンポジウム概要
日程:2024年5月18日(土)
会場:ボストンコンベンション&エキシビションセンター 205ABC
 
アジェンダ
5:30-6:10 開場
6:10-6:15 ご挨拶
(マウントサイナイ病院 心臓不整脈サービス責任者 教授Vivek Reddy)
6:15-6:30 心房細動と高血圧の危険な関係
(シドニー心臓研究所 心臓病学名誉教授 Ben Freedman)
6:30-6:45 進化する血圧測定。AI技術で家庭での心房細動検知を促進
(ウィルミントン ヘルス アソシエイツ 教授Matt Janik)
6:45-7:00 高血圧患者における心房細動検知:日本全国規模の分散型臨床試験
(京都府立医科大学 不整脈先進医療学講座 准教授 妹尾恵太郎)
7:00-7:30 パネルディスカッション、Q&A
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