トラウマセンシティブ・マインドフルネス・プロフェッショナル週末集中講座 3日間(2025年1月31日~2月2日)in チェンマイ・タイ

David Treleaven博士より対面で直接学ぶ、”耐性の窓”の実践。自分自身と他者をサポートするためのプロフェッショナルトレーニング。

Kuu株式会社のプレスリリース

もしかしたら、マインドフルネスや、瞑想、ヨーガを取り入れているクラスの中にトラウマを抱えて困っている人がいるかもしれません。

その際、「耐性の窓」は、私たちがストレスやトラウマにどのように対処するかを理解する上で極めて重要な概念となります。「耐性の窓」は、私たちの意図的な注意が最も効果的に機能し、困難と安心のバランスを保ちながら経験を受け入れていく上で最適な覚醒ゾーンを示す考え方です。この領域から外れると、私たちは圧倒されたり(過覚醒)、断絶されたり(低覚醒)します。トラウマに配慮したマインドフルネス(トラウマセンシティブ・マインドフルネス)のプラクティスは、自分自身の状態を認識し、調整するためのツールを提供します。それが、レジリエンスを保ち、今ここに留まることのサポートになります。このワークショップでは、自分自身の内側で起こる様々な変化に上手に対応し、他の人たちにより安全で、よりサポーティブな空間を促進するためのより多くのツールを学びます。


ワークショップの特徴

  • 双方向的なクラス:トラウマセンシティブ・マインドフルネスの基本原則、トラウマが心と身体にどのような影響を与えるか、感情の調節と回復力を育む上で「耐性の窓」が果たす重要な役割について理解を深める。

  • 練習セッション:マインドフルネスのガイド付きプラクティスに参加し、自分の許容範囲を広げる。自分自身や他の人が、トラウマという試練を優雅かつ効果的に乗り越えていくのをサポートするための高度なテクニックを学びます。

  • ダイナミックなQ&Aセッション:Davidと直接行う質疑セッションです。豊富な経験と知識から、仕事や私生活での実践方法を明確に理解することができます。


このワークショップは誰のためのものか?

このワークショップは、マインドフルネスの実践や指導に携わっている人、また業務において意図的な気づき、注意を用いたワークなどを行う方に向けてデザインされています。このワークショップは、次のような方々を対象としています:

  • マインドフルネスやヨーガの実践者と講師:このワークショップでは、マインドフルネスやヨーガを始めたばかりの方、長い指導の経験のある方、いずれも、トラウマセンシティブなマインドフルネスの実践、指導についての理解を深めるサポートになるでしょう。

  • 教育関係者:マインドフルネスや、内的な集中力を教育に取り入れようとしている教育関係者にとって、トラウマの体験持つ生徒を含むすべての生徒をサポートする環境を作る方法について、重要な洞察を提供します。

  • セラピストとコーチ:内省的プロセスや治療的プロセスを通してクライアントを導く仕事をしている場合、クライアントが困難に遭遇したときに自分の経験を安全に探求し、管理できるようにするため、支援者として必要なツールを得ることができます。

  • メンタルヘルス専門家:精神科医、心理士、ソーシャルワーカー、その他のメンタルヘルス専門家は、トラウマに配慮したマインドフルネスを臨床に取り入れ、治療効果とクライアントの回復力を高めるための戦略を見出すヒントが得られるでしょう。

  • 医療従事者:看護師、医師、その他の医療従事者は、これらの実践からセルフケア能力を向上させ、患者に対していたわりの気持ちを維持する能力を高めることができるでしょう。

  • リーダーとマネージャー:マインドフルな職場文化の育成に関心のあるビジネス・プロフェッショナルは、特にプレッシャーのかかる環境において、チームの幸福とメンタルヘルスをサポートする実践的なアプローチを見つけることができる。

  • 緊急対応者(消防士、警察官、救急隊員等)、救援活動者:災害現場の最前線で働く人々にとって、トラウマセンシティブ・マインドフルネスを学ぶことは、仕事上のストレスを処理し、精神的なしなやかさを築く方法を提供します。

このワークショップは、人生の経験に対してマインドフルで、バランスの取れた、思いやりのあるアプローチを培うために、自分自身や他の人をサポートする方法を学びたい人のためのものです。自身の練習を豊かにするだけでなく、クライアントたちをよりよくサポートするためのトレーニングです。

トレーニング概要

日程

開始: 2025年1月31日(金曜日)13:00

終了: 2025年2月1日(日曜日)17:00

※このワークショップはDavid Treleaven、宮本賢也、井上清子の講師3名でリードし、DavidがTSM専門ワークショップを、宮本が初日のメディテーションを担当します。

※スケジュールは、一部変更になることがあります。

言語:

英語(日本語のサポートを希望される方はあらかじめお知らせください)

参加費用:

受講料: ¥184,800

※含まれないもの:交通費、宿泊費

持ち物:

ヨガマット、瞑想クッション(必要な場合)

得られるもの

トラウマセンシティブ・マインドフルネス(集中トレーニング)修了証

トラウマセンシティブ・マインドフルネスの手法

なぜ参加するのか?

このワークショップは単なる学習の機会ではなく、自分自身の実践を深め、豊かにし、感受性と洞察力をもって他者をサポートする力をつけるスキルを身につける場になるでしょう。マインドフルネスの実践者であれ、セラピストであれ、教育者であれ、あるいは単にトラウマ・センシティブ・マインドフルネスへの理解を深めようとしているのであれ、このリトリートは自らをいたわり、インスピレーションを得る体験となることでしょう。

人生の試練に立ち向かうレジリエンス(回復力)、思いやり、マインドフルネスを育むことを意図している、アジア全域の人々のコミュニティに参加しませんか。

ワークショップに参加することで期待できること

  • ご自身の「耐性の窓」をサポートする:ストレスやトラウマに直面したとき、私たちがどのように今ここに留まり、対応を選択することができるかを理解するための枠組みについて学びます。

  • 感情調整スキルを高める:困難な状況に対する自動反応を理解し、自分自身を最適なゾーン(耐性の窓)に保つためのツールとテクニックを身につける。

  • マインドフルネスでレジリエンスを高める:逆境から立ち直る力を強め、人生の試練に直面しても幸福を維持するための実践法を探る。

  • トラウマセンシティブ・マインドフルネスを実践する:マインドフルネス・アプローチにおける安全性とサポートを確保しながら、トラウマを経験した人々のニーズを尊重し、それに対応するガイド付きプラクティスに取り組む。

  • トラウマの影響について理解を深める:トラウマが脳と身体にどのような影響を与えるのか、また、癒しと統合を促進するためにマインドフルネスをどのように適応させることができるのかを学ぶ。

  • 他の人をサポートするために自分自身のちからを養う:介護者、セラピスト、教育者としての自身の役割を強化し、あなたが関わる人々が自身のトラウマやストレスに対処するのをより効果的にサポートするためのスキルと洞察力を身につけます。

  • 多様性の中でコミュニティとつながる:マインドフルネスとトラウマセンシティブの交差点を探求する実践者や学習者のコミュニティに参加しましょう。

リトリート講師・トレーナー

David Treleaven博士

『トラウマセンシティブ・マインドフルネス』の著者で、最新の実証的研究を元に、マインドフルネスやそれを用いた支援者のためのツール、態度としてのトラウマセンシティブ・マインドフルねネスを提唱し、サポートを行なっている。その革新的なアプローチは、UCLAのマインドフル・アウェアネス・リサーチ・センターや英国のバンガー大学のマインドフルネス修士課程など、世界的に有名なマインドフルネス教師養成プログラムに織り込まれている。ブラウン大学の客員研究員であるデイビッドの活動は、Googleで開発されたサーチ・インサイド・ユアセルフ・リーダーシップ・インスティテュートや、カリフォルニア大学サンディエゴ校マインドフルネス・センター、オックスフォード大学マインドフルネスファンデーションなど、多くの組織で重要なテーマとして扱われている

宮本賢也

大学卒業後、製造業、エンジニアリング会社、シンクタンク等での職務経験を経て、現在マインドフルネスを学び、教えながら(MBSR, MBCT, MBCL, MBPM等)、国内におけるMBSR講師トレーニング実施、海外の講師を招いてのウェビナーを実施する業務をおこなっています。同時に、現在、英Bangor大学の大学院に在学し、マインドフルネスの実践、理論的背景を学びながら、マインドフルネスが個人の枠に留まらず、社会へ広がっていく点についても取り組んでいます。各種トレーニングにおけるカリキュラム上の学びに加え、MBSR講師養成トレーニングの実施、各種ウェビナーのアレンジにおける海外の経験豊かな先生方との交流、対話を通じ、マインドフルネスが多くの方の力になるための方向性を日々探っています。
David Treleaven博士の1年間のメンターシップを経て、現在、トラマセンシティブ・マインドフルネス13ヶ月コースのファシリテーター。

井上清子

Mindfulness Network(イギリス)、the Institute of Mindfulness Based Approaches (ドイツ、IMA)にてマインドフルネスマインドフルネス低減法(の所定のトレーニングを修了しました。また、Oxford Mindfulness CenterやCalifornia大学San Diego Mindfulness Center (UCSD)、Mindfulness Netwowork(イギリス)にて、マインドフルネス認知療法のトレーニングを修了し、コンパッショントレーニングであるMBCL(Mindfulness Based Compassionate Living マインドフルネスに基づくコンパッションのトレーニング)を初めて日本へ導入しました。

国内で2021年より開始しているMBSR講師養成トレーニングでは、ヨガモジュールのトレーナーおよび、スーパービジョンを担当しています。

David Treleaven博士の1年間のメンターシップを経て、トラウマセンシティブ・マインドフルネス・ジャパン代表。

場所:

resort hoshihana リゾートホシハナ(バーンロムサイ)
246 Moo 3 T.Namprae, A.Hangdong, Chiangmai 50230 Thailand
HPを見る ※チェンマイ空港からタクシーかGrabで30-40分。

バーンロムサイは、1999年、HIVに母子感染した孤児たちのホームとして設立。そして、隣接するところに子どもたちのためにプールができたことから、ホシハナがスタートし、宿泊施設として発展してきました。手工芸品を販売し、ホシハナの宿泊の収益は子どもたちの生活費、18歳になりバーンロムサイを卒園していく子どもたちの職業訓練、就労の場として自立支援として活用されています。ホシハナは、小林聡美主演の映画『プール』の舞台にもなりました。

キャンセル&返金ポリシー(リトリート)

2024年7月末日まで:キャンセル料50%

2024年8月1日以降:キャンセル料100%

申し込み方法:

以下よりお申し込みください。

https://www.mindfulness-japan.org/retreat-training-nov2024/#apply

お問い合わせ

International Mindfulness Center JAPAN

担当:宮本賢也

Web:https://www.mindfulness-japan.org/

Email:info@mindfulness-japan.org

Line:https://lin.ee/rLlDvvC


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